「ふと疑問に思う」や「疑問に感じる」など表現する場合がありますね。
その場合、ネイティブが最も使うのが「wonder」です。
しかし、どのような使い方をするのでしょうか?
またその他にも「doubt」や「question」を使った表現もあります。
目次
「wonder」を使って「疑問に思う」を表現
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ネイティブがよく使う「疑問に思う」は「wonder」です。
「wonder」の発音と発音記号は下記となります。
ニュアンス的には、「ふと疑問に思う」というとっさ的な表現にも使われます。
なので、「驚く」などの場合にも使われることがあります。
- I’m just wondering.
- I just wonder.
上記の例文は、どちらともに「ちょっと疑問に思っただけ」というネイティブとの会話ではよく聞きます。
また、「wonder」の後ろには、接続詞や疑問詞などが使われることも多いです。
「主語 + wonder + 接続詞など + 主語 + 動詞(英文)」の形です。
下記がその例文です。
「不思議に思う」に置き換えることもできます。
- I wonder if you already have been there.:あなたがすでにそこに行ったことがあるか疑問に思う。
- I wonder why he did such a thing.:なぜ彼がそんなことをしたのか疑問に思う。
- I wonder when this happened.:いつこれが起こったか疑問に思う。
- I started to wonder if I can have more time to study.:勉強するためにもっと時間が取れるかどうか疑問に思い始めた。
- I’m wondering who did it.:だ彼がそれをしたのか疑問に思っています。
- I wonder what to do.:何をすべきかふと思う ※自分自身に対して疑問を投げかけているニュアンスです。
しかし、後ろに続く英文が相手も分かっている場合は、「I wonder why.」などと後ろの英文は省略します。
また、小説などの文語的表現の時に、「I wonder」を後ろに持ってきて、「Why did he come here, I wonder.」となる場合が多いです。
フォーマルな使い方ですが、覚えておきましょう!
この「wonder」ですが、『wonderの正しい発音・意味|3つの品詞での使い方を例文で解説!』の記事でも詳しく解説しています。
ビジネスでも使う「doubt」を使って「疑問に思う」を表現
「wonder」より強い言い方で、疑いを持っている「疑問に思う」は「doubt」を使います。
「doubt」の発音と発音記号は下記となります。
「b」は発音しないので要注意です。
ビジネスなど、フォーマルな言い方でも使います。
日常会話でもよく使う表現が「I doubt it.」です。一言で、「それを疑問に思っています(疑っています)」となります。「I’m in doubt.」や「I am doubtful.」も同じ表現です。「doubtful(ダウトフル)」は形容詞となります。
「doubt」は動詞にもなるのでとても便利な表現です。
- I have (my) doubts about your establishments.:あなたの成功・実績を疑問に思っています(疑っています)。
- I doubt that you will come to our party.:あなたがパーティーにくるのか疑問に思っています(疑っています)。
「question」を使って「疑問に思う」を表現
日本語としてもある「question(クエスチョン)」ですが、相手に「疑問に思っていることに対して答えてもらう」時に使えます。
「(疑問に思っているので)質問してもいいですか?」というフレーズがベストです。
下記のような例文となります。
- I have a question. ※「I have a question to ask.」や「I have few questions.」などでもOKです。
- May I ask you a question? ※とても丁寧な言い方になります。
また、ビジネスのシーンなどで、「I’m sorry to bother you.」(大変恐縮ですが・お忙しいところ申し訳ございませんが)の一言を先に言うことで更に丁寧になります。
ビジネスメールでは、「I have an iquiry about ~.」の文を使うことも多いです。『英語で質問|疑問文の作り方・疑問詞の用法やよく使う10以上の例文』の記事も参考にしてみて下さい。
「believe」を使った「疑問に思う」を表現
場面によっては、「半信半疑です」や「完全に信じてはいません」と言い換えることもできますね。
その場合は次のような「believe(ビリーヴ)」を使った英文でOKです。
- I can’t believe 100%. ※口語的ですが、100%信じきれない、疑問に思っているを表現しています。
- I only half believe it. ※半分信じています、つまり「半信半疑」という意味になります。
これからのように、「疑問に思う」と一言で言っても、シチュエーションなどや伝えたいことにより、表現の仕方が多少異なります。使い分けができるようになると英会話の幅が広がりますね。
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