「伝える」に関する様々な表現を英語で言えますか?
ビジネスなども含む日常の様々な場面で、メッセージや情報などを第三者に「伝える」機会がありますよね。
例えば、住所、電話番号、考え、感謝、愛、などなど、挙げたらきりがないくらい多くの場面で使う表現ですね。
よく使う表現だからこそ、様々な言い方を知っておいたほうが良いですね。
目次
「伝える」の基本英語
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一般的に、「伝える」は英語で「tell」表現することが多いですが、その他に「inform」、「report」、「communicate」、「convey」、「express」、「teach」なども「伝える」の英語表現です。
それぞれの英語を見てみましょう。
英語の「tell」で「伝える」を表現
「tell」の発音などは下記となります。
※過去形、過去分詞形は「told」で、不規則変化形です。
基本的な単語で、ネイティブの日常会話や様々な場面で幅広く使える表現です。先ずはこの「tell」をしっかりと押さえましょう!単純に「話す」というシチューエーションでも多く使われます。
英語の「inform」で「伝える」を表現
「inform」の発音を確認してみましょう。
「inform」は「報告する」、「通知する」という意味もあり、フォーマルな言い方です。
ビジネス文書などでは「inform」を使うことが多いです。一般の会話では、堅苦しい感じがするのであまり使いません。
英語の「report」で「伝える」を表現
「report」の発音を確認してみましょう。
「report」はリポーター(reporter)という言葉があるように、新聞やニュースの報道などでよく使われる表現です。
「報告する」という意味があり、一般的な報告の場面でも「伝える」の意味で使います。
英語の「communicate」で「伝える」を表現
「communicate」の発音は下記となります。
情報や感情を伝える場合に使う表現です。コミュニケーション(communication)という言葉があるように、双方での情報など伝える(情報交換など)という関係の際に使われるのが通常です。
英語の「convey」で「伝える」を表現
「convey」の発音は下記となります。
※発音のアクセントは後ろにある「vey」を強く発音します。
意思、思想、感情や情報などを伝える時に良くつかいますが、多少フォーマルです。
英語の「express」で「伝える」を表現
「express」の発音は下記となります。
自分の気持ちや考えを表現する場合で良く使う「伝える」の英単語です。
英語の「teach」で「伝える」を表現
「teach」の発音は下記となります。
「教える」という意味で、基本の単語ですね。この「teach」も「教えを伝える」というニュアンスで「伝える」の意味で使うことができます。
その他にも、「instruct」、「transmit」、「impart」、「propagate」、「bequeath」、「pass on」、「hand down」、「give information」など様々な「伝える」の意味を持つ類義語の表現がありますが、ここでご紹介した7つの英単語を先ずは覚えるだけでネイティブとの英会話では問題ありません。
ネイティブもよく使う!「伝える」の関連英語と表現一覧
ネイティブとの会話で欠かせない「伝える」の英語表現をご紹介します。
オフィスや電話などで「伝言を伝える」、「~によろしく伝える」やその他の関連表現もマスターしましょう!
また、お礼(感謝)や嬉しい気持ちを伝えたりする場合のフレーズも押さえておくと英会話の幅が広がります。是非、各記事でそれらの英語表現にも触れておきましょう!
- 「彼に~を伝える」:tell him about~
- 「伝言を残す」:leave a massage
- 「なにか伝言はございますか?」:Would you like to leave a message?
- 「メッセージを承りましょうか?」:Shall I take a message? ※メッセージと併せて、名前や連絡先も聞いておくのがベストです。「May I take a message?」でもOKです。
- 「伝言をお願いしてもいいですか?」:May I leave a message? ※「Can I leave a message?」はもっとカジュアルになります。
- 「彼女に伝言をお伝えします」:I’ll give her your message.
- 「彼に間違いなくお伝えしますね」:I’ll make sure he will get the message. ※直接的に「伝える」という単語は使っていませんが、すごく良く使うフレーズです。make sureは「必ず~する」です。
- 「よろしく伝える」:say hello
- 「ご家族によろしくお伝えください(フォーマル)」:Say hello to your family. ※丁寧にしたい場合は、文頭に「please」や「Give my best regards to your family.」と「give my (best) regards to ~.」の文を使います。
- 「みんなによろしく伝えてね!(カジュアル)」:Say hi to everyone. ※helloを「hi」にするだけでカジュアルな言い方になります。
- 「トムにくれぐれもよろしく伝えてね」:Say big hi to Tom. ※「big」をつけると「くれぐれもよろしく」と言う表現になります。
- 「電話があったことを伝えますね」:I tell ~ that you called.
- 「思いを伝える」:express my feeling ※「convey」でも構いません。本当の思いを伝えるは、「express my true feeling」となります。
- 「考えを伝える」:express my thoughts
- 「希望(要望)を伝える」:tell my request ※カジュアルな表現です。
- 「熱意を伝える」:convey my enthusiasm
- 「お悔やみを伝える」:convey my sincere sympathies
- 「嬉しい気持ちを伝える」表現:『「嬉しい」の英語|ネイティブが使う4つの表現とスラング』
- 「愛を伝える」表現:『英語で「愛の言葉」を表現しよう!すぐに使える50フレーズ』
- 「おめでとう(お祝い)を伝える」表現:『英語で「おめでとう」|絶対に外せない3つのフレーズと例文』
- 「お礼(感謝)を伝える」表現:『「感謝」の英語|ありがとうの3つの基本とメッセージ集』
まとめ:「伝える」の英語は基本を押さえるだけで簡単!
「伝える」の基本単語は「tell」で、様々な場面で使えます。
英会話では切っても切り離せない単語です。単純なようで、「say hi」などは知らなかった!という方も多いのではないでしょうか。
日常生活やビジネスシーンでも特に、「伝言を伝える」フレーズと、「よろしく伝える」フレーズは使用頻度がとても高いのでしっかり覚えて、使えるようにしておきましょう!
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