あなたは英語のリスニングで右脳や左脳を使う方法が気になっていませんか?
- 速い英語が聞き取れない(追いつかない)
- 耳が途中で止まってしまう
- 文字化してしまう
など、リスニング初心者ほど、こんな悩みがあるかと思います。
目次
英語のリスニングには右脳と左脳どちらが有利?
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率直に言うと、右脳を使ったリスニングがベストです。
『英語脳になるための3つの勉強法|期間や教材・アプリの活用など』でも解説してる通り、右脳と左脳にはその能力の違いがあります。
- 右脳・・・直感やひらめき・イメージ(想像)など無意識に大量の情報を処理したり考えたりできる
- 左脳・・・言語脳ともいわれていますが、少しずつの情報を処理することしかできません
左脳は文字をとらえたりする脳でもあり、義務教育で鍛えれているのはこの左脳を使った英語学習です。
だから私たちはいつまでたっても、英語を文字として捉えています。これが弊害なのです。
TOEICリスニング・パートのPart3とPart4の長文のリスニングで迷子になるのもこのせいです。
だからこそ、右脳を使ったリスニング、「イメージ・リスニング」が重要なのです。
英語が出来る人は、このリスニングを無意識に実践しているため、スムーズに英語を理解しているのです。
右脳でリスニングにおける悩みとその原因が解消される
冒頭でもリスニング時にどんな悩みがあるのか質問しましたが、それぞれ悩みの原因についてみて見ましょう。
右脳を使ったリスニングをすることで、全ての悩みが解消されるようになります。
その1.速い英語が聞き取れないという悩みとその原因
どうしても英語のスピードが速く感じて、何を言っているのか分からないという経験はございませんか?
スピードが速く感じるのは何故なのでしょうか?
映画や海外ドラマ、英語のニュースなどほとんどがナチュラルスピードです。
また、私見ではありますが、TOEICや英検などの試験でのリスニングは少し遅いくらいに感じます。
一番の原因は「頭の中での和訳」
そんな中、速い英語が聞き取れない一番の原因は、頭の中で「和訳」してしまう癖があることです。
頭の中で和訳をしてしまっていては、私でも追いつかないでしょう。これは自然ですので、あなた独自の悩みというより、当たり前のことです。
英語が出来る、出来ないという問題ではありません。
その2.耳が止まってしまうという悩みとその原因
途中で耳が止まって、最初に何を言っていたのかなど分からなくなることがあるかと思います。
その原因は、「和訳」と似ているのですが、知っている単語、知らない単語で反射的にリスニングを止めてしまうためです。
聞こえた単語を判別しようとする
つまり、「あれ、この単語知らない」と聞いた瞬間に不安になり、理解できないと決めつけているからです。
だから、やっぱり単語を覚えなきゃ!と勘違いしてしまうんですね。
では、ネイティブはこの世にある全ての英単語を頭に入れていると思いますか?また、ネイティブの子供はどうでしょうか?大人より更に語彙力は低いはずです。
それでも、映画やドラマを見ながらある程度理解していますし、会話もできますね。
また、今まで一生懸命英語を勉強してきた日本人ほど、リスニングの途中で英文法が気になる人がいるのも事実です。これではいつまでたってもリスニング力は向上しません。
その3.文字化してしまうという悩みとその原因
これこそが、右脳とは逆の左脳を使ったリスニングの象徴です。
あなたは日本語のテレビを見ている時に、全ての日本語の一語一句を文字化していますか?
一度、テレビを見ながら試してみて下さい。文字化していては内容は全く頭に入ってこないはずです。
学校の英語教育が原因
この文字化を、英語のリスニングの時にやってしまっています。それは、私たち多くの大人が義務教育の時点で、英語を文字から吸収したためです。
スペルを書いたり、単語帳を使ったり、リーディングをしたりと、今まで英語を文字の世界でしか勉強していないためです。
これらを右脳を使ったリスニング(イメージ・リスニング)は解消してくれますが、その練習方法はどんなものなのでしょうか?
右脳を使ったリスニングの勉強方法と教材
右脳を使ったリスニング、イメージ・リスニングですが、楽しみながら習得することが可能です。
英語を右脳を使ってイメージで捉えるようにする教材は、映画や海外ドラマの吹き替え版の動画・DVDとなります。
Youtubeなどの無料動画サイトでも見つけることもできますが、レンタルなど正規のDVDなどが訳など安心はできます。
後は、初歩的なものとして、NHKで放送されている「おさるのジョージ」を録画することです。
実は、私の息子に小学生の頃から実践させているのに、この「おさるのジョージ」を活用していました。
簡単な手順としては、次となります。
- 先ずは日本語吹き替え版で見る
- 字幕なしで英語だけで見る
たったこれだけです。これだけを繰り返してください。
辞書も何も要りません!強制的に右脳を使ったリスニングの仕方に変えていきます。それも楽しみながら「字幕なし」で映画やドラマを見ながら理解しているあなたがいます。その感覚を植え付けていきます。
文字を使わない、イメージ・リスニングの入り口を体感してみて下さい!
映画やドラマのジャンル決めなど、更に詳しい方法などを知りたい方は、『英語リスニング|映画・海外ドラマが字幕なしで分かる!2つの勉強法』の記事を参考にしてみて下さい。
英語が速く聞こえる初心者は「英語の音」を掴むことから始める。
右脳を使ったイメージリスニングでも、英語が速く聞こえる方は、先ずは英語の音を掴むことから実践してみることです。
英語の音に慣れてから、イメージ・リスニングがベストです。
では、どう学ぶのが速くて効果的か?
音を認識する能力に関しては、オンライン英会話の発音コースでプロの専門家と、一度短期間で集中的に学ぶことが手っ取り早いです。
プロに教えてもらえれば、英語のリスニングで自分だけではわからない弱点から聞き取るコツ、母音・子音などの本来の音を聞きとる能力を身につけることができます。
以下では、英語の音や発音を徹底マスターできるオンライン英会話を厳選して紹介します。
まとめ:右脳リスニングが難しい場合は「瞬発力」の練習を試そう。
右脳を使ったイメージリスニングは、リスニングができない人は英語の音に慣れてから、イメージ・リスニングを行うのがベストです。
それには、さきほど紹介したオンライン英会話の発音講座を短期集中でレッスンしたり、独学の場合には英文の最初の音を掴むという、最初の3単語を聞いて瞬発力を鍛えるリスニング練習方法があります。
独学でリスニングを鍛える際には、簡単な練習問題も用意しているので『英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』も参考にして下さい。
この際に注意するのが、絶対に聞き流さないこと、意味は理解しなくてもいいから単語単語の音をシッカリ掴むという感覚を身に付けましょう!
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