
「注射」を英語で言えますか?
海外旅行で、病気になってしまった時に受けることになるかも知れない「注射」。英語の表現を知っておくと安心です。
また、「点滴」などの言葉も知っておくと会話の中でも便利ですね。
目次:
1.「注射」の英語と発音
2.「注射」で便利な英語フレーズ
2-1.「注射を打つ」は英語で?
2-2.「注射が嫌い」は英語で?
3.「注射」の関連英語
1.「注射」の英語と発音
「注射」は英語で「injection」です。
「injection」の発音と発音記号は下記となります。
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また、アメリカ英語では口語で注射全般を「shot」(ショット)とも言いますので、一緒に覚えておきましょう!「インフルエンザの予防接種」も「flu shot」(フルー・ショット)と表現します。
2.「注射」で便利な英語フレーズ
「注射」という単語だけではなく、英文フレーズを覚えておくと会話でも役立ちます。
代表的なフレーズを2つ見てみましょう。
2-1.「注射を打つ」は英語で?
基本の「注射を打つ」は「inject」(インジェクト)です。
「予防注射を打った」などの場合は、日本語では「打った」といいますが自分で注射を打っているわけではありません。インスリン注射など特殊な場合を除いて、医師や看護師が注射を打ちますよね。
そのため、英語では「get」や「have」を使って「注射を受けた」「注射を打ってもらった」という表現になります。
【例文】
- I got an injection yesterday. (私は昨日注射を打ちました。)
- He will have a flu shot tomorrow. (明日彼はインフルエンザの予防接種を打ちます。)
この他に「医師」や「看護師」が注射を打ったという場合は、下記の例文のように「give」を使うこともできます。
【例文】
- 英語:The doctor gave him a shot.
- 日本語:医師が彼に注射を打ちました。
2-2.「注射が嫌い」は英語で?
「注射が嫌い」の「嫌い」は「hate」、または「do not like」です。
多くの場合、注射の「針」で刺されることが嫌いなので「injection」ではなく「(注射の)針」を意味する「needle(ニードル)」を使います。
【例文】
- 英語:I hate needles.
- 日本語:注射が嫌いです。
この場合「needle」は、特定の1本が嫌いなわけでなく全般的に嫌いなので複数形の「needles」となります。
「hate」は、かなり強く「嫌い」な気持ちを表す表現です。「注射が苦手なんだよね…」くらいの柔らかい表現を使いたい場合は「do not like」を使ってもOKです。
3.「注射」の関連英語
「注射」に関連する表現もここで確認しましょう。英会話表現の幅が広がります。
- 「医師」:doctor
- 「看護師」:nurse
- 「病院」:hospital ※「hospital」は比較的大きな病院です。個人経営の診療所は「clinic」です。
- 「予防接種」:vaccination(ヴァシネーション):「inoculation(イノキュレーション)」も同様。
- 「抗生物質」:antibiotics(アンタイバイオティックス)
- 「ワクチン接種」:vaccination ※「予防接種」と同じ英語でOKです。
- 「インスリン注射」:insulin shot ※「insulin injection」でも同様
- 「皮下注射」:subcutaneous injection(サブキュテーニアス・インジェクション)
- 「血清注射」:serum injection(シラム・インジェクション)
- 「静脈注射」:intravenous injection(イントラヴィーナス・インジェクション)
- 「点滴注射」:intravenous drip injection ※「intraveneous drip」、または略されて「IV」と言われることが多いです。
- 「絆創膏」:band aid
- 「麻酔」:anesthesia(アネステージア) ※「全身麻酔」は「general anesthesia」で、「局所麻酔」は「local anesthesia」です。
- 「感染する」:be infected ※「彼は感染している。」は「He is infected.」になります。
- 「注射器」:syringe(シリンジ) ※「注射針」は「needle」です。
- 「消毒」:sterilization(ステリリゼイション)
- 「治療」:treatment
- 「手術」:operation
まとめ:「注射」の英語は海外旅行の病院でも役立つ!
海外旅行へ行ったり、日常生活で使ったりするレベルであれば無理にたくさん覚える必要はありません。
特に「注射」に関する表現で紹介した表現は、医療用語で難しい言葉も多いので必要なものを選んで、その都度覚えればOKです。