英語が難しい!と感じていますか?
義務教育でも、受験でも、社会人になっても、英会話教室に通っても全然英語が出来ない・・・
単語や文法を覚えるのも難しい・・・、などなど。
外国人から日本人を見ると、「こんなに難しい日本語をマスターしてるのに、なんで英語が簡単にできないの?」という疑問は常にあるようです。
でも、これは嫌味でも何でもなく、「英語は本当に簡単」なんです。
カタカナでも分かるように、日本人は外来語をうまく生活の中に取り入れることが得意です。
日本人で、100歳以上のおばあちゃんでも、おそらく「テーブル」、「コップ」、「テレビ」、「ラジオ」など外来語を話しています。これは、世界的に見ても凄いことなんですよ!
でも、英語を会話として話すという時になったり、リスニング、リーディング、ライティングとなるとどうしても難しく感じてしまう・・・
しかし、その「英語を難しく感じる原因」をはっきりと解明することで、その対策が見えてくるはずです。
いいですか!
日本人は本来、言語習得能力には長けた人種なのです。だからこそ、何が日本人の英語習得をこんなにも難しくさせているのかを深堀して、対応することで、英語力は簡単に身についていくものなのです。
一旦ここでは、暗記、受験など、英語のテストの点数に縛られることはなく、しっかりと原因を見つけることから始めましょう。
目次
英語が難しいと感じる最大の理由とは?
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冒頭では少しもっともらしいことを言いましたが、実は私もみなさんと同じように「英語は難しい」ともがき苦しみました・・
その中でコツを探し、またこれまで多くの生徒さんを指導していく中で飛躍的に伸びる要素というのを厳選させていただきました。
「英語を難しく感じる」理由は3つあります。このポイントを押さえるだけでも、これから何をすればいいのかが分かってくるはずです。
理由その1.語順が違う
英語と日本語で決定的な違い。
英語を聞く、英語を話す、英単語を覚える時などその全てが難しい!と感じる一番の原因が、「語順の違い」です。
これがとても重要です。
マイスキ英語でも常に読まれている記事の一つに、『英語の文法|英文法の基礎はたった1つしかない』という記事があります。
この「語順」という一つの英文法を意識するだけで、英語習得のスピードが全然変わってきます。これは本当に断言できます!
- 英語・・・主語+動詞+述語(目的語)など:SVOの形で、否定形は動詞の前
- 日本語・・・主語+目的語など+動詞:SOVの形で、否定形は動詞の後ろ
など、違いがあります。
言葉では理解するのに少し難しいですね。
例えば次の例文を見てみて、その単語が日本語では何番目に来ているのか見てみましょう。
- He didn’t study hard yesterday.
- 彼は昨日一生懸命勉強しませんでした。
主語だけ語順が同じで、後はバラバラで日本語と英語の語順の違いが分かりますね。
しかし、これが主語がだれか分かっていたら日本語では主語すら省く場合が多いです。「眠い」、「疲れた」などどこにも主語はありませんが、英語では必ず主語があります。
この日本語の癖がついているので、どうしても英語が難しく感じてしまいます。
先ほども言いましたが、この英語の語順の感覚を身に付けていないと、「どこを聞いていいのか?」、「話す時にどの場所にどの単語が必要なのか?」など混乱してしまいます。
難しい単語を覚えるより、難しい英文法の参考書とにらめっこするより、もっとも大切な英語の要素は「語順」なのです。
理由その2.発音が違う
外来語を取り入れるのが上手い日本人が逆に困るのが、英語と日本語の発音の違いです。
例えば、カタカナで「ライス」でも、「lice(しらみ)」や「rice(お米)」と2つの単語があります。
このような聞き分けはリスニングの時に本当に日本人を困らせて、難しいと感じさせてしまいます。カタカナ英語に慣れているためです。
また、英語の発音、つまり話す時も困らせますね。
「th」や「f」の発音ができないなど。「シンク」とカタカナ読みをしても、「sink(沈む)」と「think(思う)」があります。
『英語の発音|初心者でもネイティブ並みに話せる矯正練習法』でも書いていますが、この聞き分けトレーニングも本当に重要です。
発音が苦手だから、話すのが恥ずかしい・・・
この違いが私たち日本人が英語が難しいと感じる理由の一つでもあります。
理由その3.リズムが違う
英語には聞くときも、話す時も独特なリズムがあるのをご存じですか?
日本語は棒読み、英語は抑揚がある言語だとも言われています。
実は私もそうですが、ネイティブも「英語独特のリズムに乗って聞いたり、話したりしています」。
いくら単語(点)の発音が完璧になったとしても、英文(線)でのリズムがないため、日本人の英語は聞き取りにくいのが現状です。
その代表的な一つが、『リンキング(リエゾン)でリスニング力が劇的にUPする3つの勉強法』でも書いている、リエゾン(リンキング)です。
単語と単語の繋がり、というイメージでOKです。
例えば、日本語でも「サンキュー」と言いますよね。
「Thank you」をカタカナ読みにして、「k」と「y」を繋げて読んでいます。誰も「サンク・ユー」とは言いません。
英語リズムの波ではなく、なにかぶつかりながら聞いている音に聞こえますね。
ここではリンキング出来ているのですが、英語にはその音と音のつながりが無数に存在しています。
そのリズムの感覚がないため、どうしてもリスニングの時、スピーキングの時にスムーズに行かずに、英語が難しいと感じているだけなのです。
もう英語は難しくない!?義務教育では教えてくれない勉強法
英語が難しいと感じる理由は分かったけど、じゃあ、どのような勉強法がいいのか?
大きな理由は上述ですが、勉強法はすべて「耳から」です。1日5分程度からでいいので、毎日集中する時間を作ってください。
義務教育では、単語をノートに書いて覚える、いきなり会話をするなどですが、それで英語は上達しません。
書くこと、話すことは最後の最後です。これが言語習得の自然な流れです。
マイスキ英語で一番読まれている無料記事が『英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い』なのですが、ここにすべてのノウハウをまとめた方法などを紹介しています。
あなたが今初級者だろうが、上級者だろうが関係ありません!
必ず、「耳から」英語を学ぶという認識でいて下さい。しかも、英語の意味を考える必要はありません。そこから英語の基礎を築いていきます。
まとめ:英語は簡単!と言えるためのポイントを押さえること!
英語を難しいと感じたのは、英語の意味が分からないから?スピードが速いから?単語を知らないから?と思っていた人は、一度マインドをフラットにして一から英語を学ぶ感覚でいてください。
ここでご紹介した勉強法を是非参考にして、無料でできるノウハウばかりですので、ご活用ください!
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