「家族」について英語で話せますか?
会話の中で話す機会が多い「家族」についての話題。
「family」、「mother」、「father」など基本の単語多いですが、「義父」、「婿」など意外に英語での言い方がわからない単語も多いのではないでしょうか?
また、「あなたは何人家族ですか?」や「私は~人家族です」という表現は覚えておくと自己紹介の時に便利です。
最後には、どれくらい「家族」の英語を理解したのかを試せる、「まとめクイズ」を用意していますので、是非チャレンジしてみましょう!
目次
「家族」の英語と発音
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「家族」は英語で「family」です。
「family」の読み方、発音は下記の通りです。
「家族」構成の個々の英語の言い方
ここでは「両親」、「兄弟」など基本的な家族の言い方と、その他の関係ある家族の英語を確認しましょう!
「あなたは何人家族ですか?」の英語
「あなたは何人家族ですか?」という質問は、「How many people are there in your family?」というのが一般的です。
直訳すると「あなたの家族の中には何人の人がいますか?」となります。
「私は~人家族です」の英語
また、「私は~人家族です。」という表現は、「We are a family of +人数」、または「There are +人数 in my family.」となります。
家族の紹介の仕方などについては、「英語で自己紹介|恥をかかない!厳選9つのポイント」の記事を参考にしてみて下さい。
「家族」の紹介で良く使う英語一覧
家族の紹介で基本となる英単語をピックアップしました。
- 「配偶者」:spouse(スパウス) ※partner(パートナー)という言い方もします。
- 「夫」:husband(ハズバンド) ※前夫(別れた夫)は「ex-husband(エックス・ハズバンド)」です。「ex-boyfriend(girlfriend)」のように「ex」を付けると、「前の~」となります。
- 「妻」:wife(ワイフ) ※前妻(別れた妻)は「ex-wife(エックス・ワイフ)」です。
- 「父親」:father(ファーザー) ※「お父さん」などと子供がよぶ場合は、「dad(ダッド)」、「daddy(ダディー)」、「papa(パパ)」などです。「daddy」は幼い子や、比較的若い女の子が使う表現です。
- 「母親」:mother(マザー) ※「お母さん」などと子供がよぶ場合は「mom(マム)」、「mammy(マミー)」、「mama(ママ)」などです。「mammy」は子供が使う表現です。
- 「親」:parent(ペアレント) ※複数形の「parents(ペアレンツ)」にすると「両親」という意味です。
- 「子供」:child(チャイルド) ※複数形は「children(チルドレン)」です。カジュアルな言い方で、「kid(キッド)/kids(キッズ)」もあります。
- 「息子」:son(サン)※「「娘」や「息子」の英語|正しい発音と使えるフレーズ17選」の記事にて、他の表現なども紹介しています。
- 「娘」:daughter(ドーター)
- 「兄弟姉妹」:sibling(シブリング) ※兄、姉、弟、妹を特定せずに「兄弟」と言う場合の表現です。
- 「兄弟」:brother(ブラザー) ※複数いる場合は「brothers(ブラザーズ)」、「兄」と限定する場合は「brother」の前に「older」、「elder」、「big」をつけます。「弟」の場合は、「younger(ヤンガー)」や「little(リトル)」を付けます。
- 「姉妹」:sister(シスター) ※複数形は「sisters(シスターズ)」で、「姉」や「妹」を限定する場合は、上記の「兄弟」の表現と同様です。
- 「祖父母」:grandparent(グランドペアレンツ) ※「祖父」、「祖母」など複数表現する場合は「grandparents(グランドペアレンツ)」と複数形になります。
- 「曾祖父母」:grand-grandparent(グランド・グランドペアレント)
- 「祖父」:grandfather(グランファーザー) ※「grandpa(グランパ)」という言い方もします。
- 「祖母」:grandmother(グランマザー) ※「grandma(グランマ)」という呼び方もOKです。
- 「孫」:grandchild(グランチャイルド) ※「grandkid(グランキッド)」でもOKです。複数形は「grandchildren(グランチルドレン)」や「grandkids(グランキッズ)」となります。
- 「孫息子」:grandson(グランサン)
- 「孫娘」:granddaughter(グランドーター)
- 「伯父」:uncle(アンクル) ※「大伯父」(祖父母の兄弟)は「granduncle(グランアンクル)」です。
- 「叔母」:aunt(アント) ※「aunty(アンティー)」という言い方もします。また、「大叔母」(祖父母の兄弟)は「grandaunt(グランアント)」です。
- 「いとこ」:cousin(カズン) ※「「いとこ」の英語|発音と自己紹介にも使える11個の表現」の記事でも解説しているように、「またいとこ」は「second cousin(セカンド・カズン)」です。
- 「甥」:nephew(ネヒュー)
- 「姪」:niece(ニース)
- 「親戚」:relatives(レレティブズ) ※基本は複数形のまま使います。
家族の中で「養子」や「義理の家族」など、特殊な家族の場合の言い方を見てみましょう。
「養子」の英語
「(子供を)養子にする」は「adapt (a child)」(アダプト・ア・チャイルド)です。
「養子(養子にした子供)」は「adapted child」で、「養子縁組」は「adoption(アダプション)」です。
- 「養子」:adapted child(アダプティッド・チャイルド)
- 「養子の息子」:adapted son(アダプティッド・サン)
- 「養子の娘」:adapted daughter(アダプティッド・ドーター)
「継父」や「継母」の英語
日本語で「ママ母」などということがある、「継母」や「継父」は「step」(ステップ)をつけます。結婚相手の連れ子(血が繋がっていない)の「継子」も同じです。
- 「継父」:step father
- 「継母」:step mother
- 「継子(息子)」:step son
- 「継子(娘)」:step daughter
「血のつながった父」の英語
親が早いうちに離婚後、再婚しいていたり、養子にもらわれたなどの理由で「育ての父」や「育ての母」がいる場合、それに対応して「血のつながった父」や「血のつながった母」と表現することがありますね。
区別して表現する際には必要となる英語があります。
英語では、「生物学」を意味する「biology(バイオロジー)」を使って、「biological father」(生物学上の父)という言い方をします。
- 「血縁上の親」:biological parent(バイオロジカル・ペアレント)
- 「血縁上の父」:biological father(バイオロジカル・ファーザー)
- 「血縁上の母」:biological mother(バイオロジカル・マザー)
これに対して、「育ての親」は「foster parent(フォースター・ペアレント)」です。
「義理の家族」の英語
「義父」や「義母」など、結婚することで家族になった「義理の家族」の場合、英語では「in law」(イン・ロー)を使います。「law」は法律で、「in law」は「法律上の」という意味です。
父母だけでなく、息子、娘、兄弟、姉妹も同じように「in law」を使って表現することができます。
- 「father in law」:義父
- 「mother in law」:義母
- 「son in law」:義理の息子(娘の夫、婿)
- 「daughter in law」:義理の娘(息子の嫁)
- 「brother in law」:義理の兄弟(結婚によって兄弟になる、夫や妻の兄弟)
- 「sister in law」:義理の姉妹(結婚によって姉妹になる、夫や妻の姉妹)
「名づけの親(洗礼親)」の英語
欧米のキリスト教文化では、子供が生まれて洗礼をする時に洗礼親を選びます。
「洗礼父」は「godfather」(ガッドファーザー)、「洗礼母」は「godmother」(ガッドマザー)と言われ、両親の親友や親族の中から選ばれます。
映画「ゴッド・ファザー」などのイメージや日本語で「名づけ親」とも訳されて正しく認識されていない傾向があるこの「洗礼親」。後見人みたいなもので両親に万が一何かあった場合に面倒をみる親という位置づけです。
普段は、クリスマスや誕生日などにプレゼントをしたり、旅行のお土産を買ってきたり、スポンサー的な役割が多いようです。
- 「名づけの父」(洗礼親):godfather
- 「名づけの母」(洗礼親):godmother
- 「名づけ子(男の子)」:godson
- 「名づけ子(女の子)」:goddaughter
「異父や異母の兄弟・姉妹」の英語
「異父兄弟」など、兄弟だけど父や母のどちらかが違う場合は「半分」と言う意味の「half」(ハーフ)を使って「half-brother」と言います。
- 「異父兄弟」「異母兄弟」:half-brother
- 「異父姉妹」「異母姉妹」:half-sister
- 「異父兄弟姉妹」、「異母兄弟姉妹」:half blood(ハーフ・ブラッド)※兄弟か姉妹、性別を限定しない言い方です。「blood(ブラッド)」は「血」という単語です。
日本だと「異母兄弟」、「継父」など、会話でそれほど多く出てこないかもしれません。しかし、欧米では日本より結婚や離婚が多く、複雑な家庭も多いのでこのような表現は多く使われます。
「義理の家族」は「~ in law」などパターンを覚えれば、それほど難しくないので押さえておきましょう。
「家族」に関連する表現と英語一覧
呼び方意外にも、「家族」に関する様々な表現があります。良く使う表現を見てみましょう。
- 「独身」:single(シングル)
- 「婚約中」:engaged(エンゲイジド)
- 「既婚」:married(メリード)
- 「離婚した」:divorced(ディヴォースド)
- 「別居中」:separated(セパレイティッド)
- 「未亡人」:widow(ウィドー) ※男性の場合「widower(ウィドワー)」です。
- 「家系図」:family tree(ファミリー・ツリー)
- 「核家族」:nuclear family ※「nuclear(ニュークリアー)」は「原子核の」、「核兵器の」と言う意味もあり、「核爆弾」は「nuclear weapon(ニュークリアー・ウェポン)」です。「nuclear family」は学術用語なのでこれを使わず、「family of parents and children」と簡単な表現をすることが多いです。
- 「家族構成」:family make-up(ファミリー・メイカップ) ※動詞の「make up」は「構成する」などの意味がります。
- 「血縁関係のある」:blood related(ブラッド・リレイディッド) ※「relate(リレイト)」は「関係する・させる」という動詞です。
- 「できちゃた結婚」、「授かり婚」:shotgun marriage(ショットガン・マリッジ) ※そのカップルの結婚式は「shotgun wedding(ショットガン・ウェディング)」です。未婚で妊娠した妊婦の父が、相手の男性をショットガンで脅して結婚させたことから使われるようになったといわれています。
- 「養育費」:child support
- 「家族思い」:family-minded(ファミリー・マインディッド)
- 「仲良し家族」:a close family ※ここでの「close(クロース)」は「近い」という意味です。
- 「家族が多い」:have a big family ※「big」の代わりに「large(ラージ)」を使ってもOKです。
- 「家族で過ごす週末」:family weekend(ファミリー・ウィークエンド)
- 「家族ぐるみの付き合い」:family friends
- 「家族のような」:family-like ※ここでの「like(ライク)」は「~のような」という意味になります。
- 「家族旅行」:family trip(ファミリー・トリップ) ※「trip」は「business trip(ビジネスでの出張)などでもよく使われます。
- 「家族の絆」:bond as a family ※「bond(ボンド)」は「縛るもの」という意味があります。
- 「パートナー」:partner ※「spouse(スパウス)」でも同様です。
- 「フィアンセ」(女性から見て男性のパートナー):fiancé ※アクセントは後ろにあります。
- 「フィアンセ」:(男性から見て女性のパートナー);fiancée ※アクセントは前にあります。
- 「双子」:twin(ツイン) ※三つ子は「triplets(トリプレッツ)」、四つ子は「quadruplets(クアデュルプレッツ)」、五つ子は「quintuplets(クインタプレッツ)」です。
- 「双子兄弟」:twin brothers
- 「双子姉妹」:twin sisters
- 「赤ちゃん」:baby ※発音は「ベイビー」です。
- 「幼児」:infant(インファント) ※「よちよち歩きの幼児」は「toddler(タドラー)」と言います。
- 「一人っ子」:only child ※以前、中国で行われていた「一人っ子政策」は「one child policy(ワン・チャイルド・ポリシー」です。
- 「ひとり親」:single parent
- 「シングルマザー」:single mother ※「single father(シングルファーザー)」は片親が父の場合です。
- 「ホームステイ」:home stay
- 「ホストファミリー」:host family
- 「ホストファザー」:host father
- 「ホストマザー」:host mother
まとめクイズ:自己紹介には欠かせない!「家族」の英語の基本はシッカリ習得しよう!
「家族」についての表現は、友達でも、会社でも様々な場面で出てきます。
まずは、自分の家族を英語で言えるようにしましょう。そこから、幅を広げて覚えて行けばOKです。
全体的に単語の量が多く見えるかもしれませんが、パターンを抑えれば覚えることはそれほど多くありません。
「~ in law」や「biological ~」等の表現も会話やニュースなどでも出てくるので、覚えておくとよいでしょう。
それでは、最後に次の問題を解いてみましょう!
【問題】
- 「私は4人家族です」の英語フレーズは?
- 「甥(おい)」の英語は?
- 「義母」の英語は?
- 「家族ぐるみの付き合い」の英語は?
- 「家系図」の英語は?
いかがでしたか?
今すぐ読んだ「家族」に関する英語でも、多少はてこずりますよね。答えを確認して、徐々にでいいのしっかりマスターしましょう!
【解答】
- 「We are a family of four.」、「There are four in my family.」
- nephew
- mother in law
- family friends
- family tree
「家族」に関する英語を実践で使おう!おすすめオンライン英会話5選
「家族」に関する英語表現を覚えるだけでなく、日常シーンでよく使う英語と一緒にすらすら話せるとかっこいいですよね。
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よって、ここでは無料で試せる、おすすめのオンライン英会話を厳選して5つご紹介します。
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それぞれ順番に見ていきましょう。
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通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
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さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
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