
「説明」の英語を正しく表現できますか?
また、「説明」には、「説明書」や「説明会」、また動詞の「説明する」など派生する英語が多く存在します。
他の単語でも同様ですが、それらの表現は1つの英語だけ覚えればいいというものではありません。
目次:
1.名詞の「説明」の英語とその違い
2.動詞の「説明する」の英語とその違い
3.「説明書」の英語
4.場合で異なる「説明会」の英語
5.「説明」の関連英語とフレーズなど
1.名詞の「説明」の英語とその違い
一般的に、「説明」の英語は、2つあります。
読み方(発音)も確認しましょう。
- explanation(エクスプレネイション):理由などの説明についてはこの単語を使います。
- account(アカウント):説明の他に、「勘定」や「口座」などの意味もあります。
基本的に、この2つの名詞を覚えておけば大丈夫です。
2.動詞の「説明する」の英語とその違い
「explanation(説明)」の動詞である「explain」だけではなく、基本として3つの「説明する」という英語が存在します。
- present(プレゼント):概要を説明する ※名詞は「presentation(プレゼンテーション)」で、ビジネスでも使います。また、お土産の「プレゼント」と同じスペルですが、アクセントが「s」にあるのが動詞となります。 英語でのプレゼンテーションについては、『英語でプレゼンテーション|これで大丈夫!10個のポイント』の記事をご参考下さい。
- describe(ディスクライブ):商品を説明する ※名詞は「description(ディスクリプション)」です。
- explain(エクスプレイン):理由を説明する ※名詞は、上記で述べている「explanation」です。
日常生活でよく使う動詞の「explain」は、その後に前置詞の「about」を付ける場合が多いです。「~について説明する」=「explain about ~」となります。
しかし、「説明して!」と少し命令口調で言う場合は「Explain it!」となります。
また、ビジネスで使う「説明する」は「present」と「describe」です。
日本文化を説明などの際には、tell(言う)やtalk about~(~について話す)、introduce(紹介する)やshow(見せる)などで説明するを表現します。
刺身、天ぷらなどの日本料理、お年玉、七五三、花見などの日本文化についての説明文や例文ついては、『「日本文化」を英語で紹介|正確に伝えるための8つの基本』の記事を参考にして下さい。
3.「説明書」の英語
説明される商品などにより、3つの「説明書」の英語があります。
- desctription(ディスクリプション):商品の説明書など
- manual(マニュアル):取り扱い説明書など
- brochure(ブローシャー):旅行などの説明(商品なども含む) ※「pamphlet(パンフレット)」と同様です。
「leaflet(リーフレット)」という単語もありますが、「チラシ」「折り込み広告」という意味合いが強いです。
4.場合で異なる「説明会」の英語
単純に「meeting」という単語よりも、時と場合により適切な「説明会」の表現が、4つあります。
- information session:学校や会社説明会など ※ 学校説明会は、「school infromation session」となります。
- briefing:簡単な概要説明会など
- explanatory meeting:フォーマルな説明会など
- orientation:新入生・新入社員などへの説明会
「briefing(ブリーフィング)」など、使う単語で「説明会」の重要度の度合いなども表現できますね。
また、「meeting」のみでも「説明会」を表す場合もあります。
5.「説明」の関連英語とフレーズなど
下記の関連英語や例文も覚えておくと英会話で役立ちます。
- 状況説明:breifing ※「概要説明会」と同じ単語を使えます。
- 説明不足:a lack of explanation ※「insufficient explanation」でもOKです。
- 説明不足で申し訳ございません:I’m sorry for a lack of my explanation. ※または「I’m sorry that I didn’t make it clear enough.」などでもOKです。
- 説明させて下さい:Let me explain. ※または丁寧に「I’d like to explain.」でも大丈夫です。
- 説明ありがとうございます:Thank you for your explanation.
まとめ:「説明」の英語から様々なニュアンスや目的も把握できる!
「説明」に関連する英語はその目的などにより使う単語が違ってきます。
ここでご紹介した英語を参考に、ケースバイケースで正しく表現しましょう。ビジネスの場面などでも、相手に正しく伝えるためにはとても必要な使い分けとなります。
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