「忙しい」の英語は「busy(ビジー)」だけだと思っていませんか?
英語には直訳できない日本語は多々ありますが、「忙しい」の英語も表現によってはその1つになります。
また、「~で忙しい」、「~をしていて忙しい」という日常的な会話もここで習得してほしいと思います。
目次
「忙しい」をカジュアルとフォーマル英語で表現する
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「忙しい」にもその度合いと表現方法により使う英語が異なってきます。
カジュアルな「忙しい」の英語表現と例文
下記が主な例となります。
- I’m busy. ※「私は忙しいです」という基本になります。
- I’m too busy. ※「too」を使って忙しすぎるという表現にしています。その他に何も出来ないというイメージです。「めちゃくちゃ忙しい」というのを多少誇張して「I’m super busy.」という表現はネイティブもよく使います。
- He is busy as a bee. ※「ハチ(bee)のようにとても忙しい」の表現で「very busy」と同じです。
- He is tied up. ※「tie(タイ)」を使って縛られているイメージで、「手が離せない」という状況です。スラング的な使い方です。
- I really need some help. ※直訳では「本当に何かしらの手伝いが必要」となります。
- Could you give me a hand? ※「手をちょうだい」=「手伝って!」というニュアンスです。
- It’s hectic. ※何かがめまぐるしく忙しい時に使う表現です。また「今日一日いそがしかった!」という場合に、「I had a hectic day.」などと表現する場合も多いです。
また、忙しい(または、忙しかった)は「疲れた」と同じように表現できますね。『英語で「疲れた」|すぐに使える!5つの単語と度合い別表現』の記事にある「疲れた」と一緒に使ってみて下さい。
フォーマルな(丁寧でビジネスライクな)「忙しい」の英語表現と例文
「申し訳ございませんが、忙しいです」と相手に伝えたり、誘いを丁寧に断る場面もありますね。
いくつか例文をご紹介しますので、是非ご活用ください。
その場合に、「I’m sorry, but~(申し訳ございませんが)、「I’m afraid that~(恐縮ですが)」、「I wish I could, but~(時間があればよかったのですが」、「Unforttunately,~(残念ながら)」という英文を文頭に付けると更に丁寧な断り方になります。
- I’m too busy doing ~.:~で忙しく空いていません。 ※「I’m too busy working.」などとなります。
- I don’t have time now.:今は時間がありません。
- I’m in the middle of something.:他に取り込み中です。 ※「打ち合わせ中です」は「I’m in the middle of the meeting.」となります。
- I’m not available.:忙しくて空いていません。 ※「その日は空いていません」は「I’m not available on that day.」となります。今週の木曜日は空いていますか?(忙しいですか)は「Are you available this Thursday?」と丁寧な質問ができます。
- I’ll take a rain check.:次回にします。 ※使えるとかっこいい英語フレーズの1つです。
フォーマルな場面だけではありませんが、相手が「忙しい」と言った場合は、「無理しないでね」と返す場合もありますね。そのような返事のフレーズは、『「無理しないで」の英語|ネイティブが使う!15個の表現』を参考にしてみて下さい。
英語で「忙しい」の「busy」の使い方と例文
ここでは、「忙しい」として使われている単語の代表である「busy」の使い方をご紹介します。
日常会話でも色々なシチュエーションで触れる「busy」ですので、是非マスターしましょう。
「忙しい」にはならない!?英語の「busy」
「busy」は時として、「忙しい」という直訳は出来ません。
下記の2つがネイティブも良く使う表現です。
- This town is busy./この街はごちゃごちゃしている(活気がある)。 ※「busy town」や「busy street」などの表現もできます。
- Line is busy./(電話で)話し中です。 ※主にアメリカ英語として使われます。
「~で忙しい」などを英語の「busy」で表現
「~で忙しい」や「~していて忙しい」というのは、日本語でも頻繁に使うものです。
忙しくて何かの誘いを断ったりする時、「ごめんね、~で忙しくて」など、欠かせないものです。
下記の例文を参考にすれば、今すぐにでも使えます。
- I’m busy with my work./仕事で忙しい。 ※busy at workは「仕事場で忙しい」=「仕事で忙しい」となり同じです。「with」の後に「名詞」が必要です。
- I’m busy doing my work./仕事をしていて(仕事が)忙しい。 ※「busy with~」と同じ意味ですが、ここでは「busy」の後ろに「動名詞(ing)」が必要になります。どちらを使っても同じです。
~で忙しいというは仕事だけではありませんよね?
様々な「~で(は)忙しい」の表現も見て英会話に役立ててみて下さい。
- 「今月(今週)は忙しい」:I’m busy this month(week). ※「I’m too busy this month.」でも構いません。
- 「最近(この頃)忙しい」:I’ve been busy lately. ※現在完了形を使うのが一般的です。最近の「recently」でも同様です。
- 「平日は忙しい」:I’m busy on weekdays.
- 「引っ越し準備で忙しい」:I’m busy with moving. ※「I’m busy preparing to move.」もOKです。
- 「バタバタしてて忙しい」:I’m very busy. ※「It’s been hectic.」などでも構いません。
- 「子育てで忙しい」:I’m busy raising a kid(child).
- 「決算期は忙しい」:I’m busy because of the fiscal year end. ※「because of~」で理由を述べています。「月末(the end of the month)」など社会人には欠かせない表現ですね。
また、「busy」は比較級(busier)と最上級(busiest)の場合に、語尾が変わる形容詞ですので、その点は注意しましょう。
ビジネスやメールで使える丁寧な「忙しい」の英語表現
「忙しい」の表現を使ったフォーマルな言い方に、「お忙しいところ大変恐縮ですが」、「お忙しいところお時間ありがとうございました」などがありますが、それらはどのように表現すればいいのでしょうか?
ビジネスメールや電話での会話、直接相手に伝える場面でも覚えておけば役立つフレーズがあります。
基本的に感謝の「Thank you」や「appreciate」で更に丁寧さを出せればOKです。感謝の表現については、『「感謝」の英語|ありがとうの3つの基本とメッセージ集』の記事をご参考下さい。
- 「お忙しいところ申し訳ございませんが(恐縮ですが)」:I’m sorry to disturb you. ※直訳は「あなたを邪魔して申し訳ございません」という丁寧な言い方です。
- 「お忙しいところご返信ありがとうございます」:Thank you very much for your reply.
- 「先日はお忙しいところお時間ありがとうございました」:Thank you very much for your precious time the other day. ※「precious(貴重な)」はあってもなくても構いません。
特にビジネスメールは、これだけではなく失礼のないようにしたいものです。『英語のビジネスメールの書き方|恥をかかない7つの注意点』の記事を参考にしてみて下さい。
まとめ:「忙しい」を英語で口癖のように言ってみる
英語をマスターするには繰り返すことは欠かせません。
さほど忙しくなくても、「めちゃくちゃ忙しい!」「忙しくて疲れた」など、英語の勉強と思って是非使ってみて下さい。
「I’m busy.」と言うだけではなく、他の表現も使えるようになれるとベターですね。
「忙しい」などの英語表現が学べる!おすすめオンライン英会話5選
「忙しい」の英語表現だけを覚えても、様々なシーンで英語が話せるようにはなりません。日常シーンで使う英語を自然に話せるようになるためには、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、「忙しい」以外の表現を学べて、日常会話が上達する、おすすめのオンライン英会話を5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。
ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
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