「迷惑をかける」や「周りの人に迷惑をかける」は英語で何て言うのでしょうか?
また、「迷惑電話・迷惑メール・迷惑行為」など。
ビジネスでも「迷惑をかけるかもしれませんが、よろしくお願いします」という言い方もします。
目次
よく使われる「迷惑をかける」の英語と発音など
※このページには広告が含まれています。
動詞の「迷惑をかける」、または名詞の「迷惑」でネイティブがよく使う単語は「bother」と「trouble」の2つです。
友達との会話(カジュアル)やビジネスメール・口頭(フォーマル)などの両方でも使えます。
また、それだけではなく、熟語で表現する場合もあります。それぞれを見ていきましょう!
「bother」
「邪魔をする」、「悩ます」、「困らせる」という場合にも使える英語が「bother」です。
「bother」の発音と発音記号は下記となります。
名詞では「面倒」や「迷惑をかける人」というニュアンスで使われます。
「What a bother she is!(彼女は何て迷惑な人なんだろう)」などとなります。
動詞に戻りますが、下記のような例文で使えます。
- Stop bothering!(迷惑をかけないで!・邪魔しないで!)
- He is bothering peole around him.(彼は私に迷惑をかけている・悩ませている)
- I don’t want to bother anyone.(誰にも迷惑をかけたくない)
など。
ここで気を付けて頂きたいのが、「Don’t bother.」、または更にカジュアルな「No bother.」の命令文です。
直訳すると「邪魔をしないで」となりますが、使うシチュエーションよっては次のような意味になります。
「どうぞ、おかまいなく」です。
何か手伝いましょうか?どうかされましたか?など相手が手助けをしようとした時に丁寧にお断りする時に使える表現ですので、覚えておきましょう!
「It’s OK.」などよりもネイティブに近い表現となります。
「trouble」
「bother」よりも日本人に馴染みがある単語が「trouble」ですね。
「trouble」の発音と発音記号は下記となります。
「trouble」は日本人が使うように名詞で使うことも多いですが、「迷惑をかける/悩ませる」という動詞でもよく使われるので覚えておきましょう。
「What’s troubling him?(何が彼を悩ませているの?)」など。
また、名詞で「迷惑をかける」と表現する場合は、次のような表現になります。
- make trouble ※チームに迷惑をかける(He makes trouble to our team.)など
- cause trouble ※「トラブルを起こす」とうい場合にも使えます。
「ものすごく迷惑をかける」は「make a lot of trouble」や「cause much trouble」などとなります。
熟語で表現する「迷惑をかける」
上記2つ以外の表現も押させておきましょう。
頻繁に使うものではありませんが、仮に相手がそれらを話した時に、知識として知っておくだけでリスニングにも役立ちます。
put out
「~を消す」という場合に使うスラング的な表現ですが、「~に迷惑をかける」という時にも使われます。
「He puts me out.(彼は私に迷惑をかける)」となります。
impose on
とてもフォーマルな言い方です。友達同士では基本的には使いません。
「impose(インポーズ)」は「~を課す」、「税金を課す」などの時にも使われる動詞です。
これを使って、「Am I imposing on you?(あなたに迷惑を迷惑をかけていますか?)」となります。
「迷惑をかける」の関連表現
特にビジネスでの口頭やメールなどで「ご迷惑をお掛けして申し訳ございません」などの表現ですね。
それらと「迷惑メール」など、他でも役立つ表現も確認しておきましょう!
「ご不便(迷惑)をおかけして申し訳ございません」
カジュアルに「迷惑をかけてごめん」という場合は、「Sorry for ~.」となります。
丁寧に言う場合(迷惑をかけてごめんなさい)は、ちゃんと「I’m (so) sorry for ~.」という形をとります。
下記がその例文です。
- Sorry for bothering you. ※「Sorry for troubling you.」でもOKです。
- I’m so sorry for the trouble. ※「I’m so sorry for the bother.」も同様です。
また、他によく使われるのが、「I’m sorry for the inconvenience (caused).」です。「cuased」はなくてもいいですが、あると丁寧な言い方になります。
「incovenience(インコーヴィニエンス)」は「不便・迷惑」という名詞でよく使われます。
丁寧な文の際は、この表現がいいですね。
また、更にフォーマルに相手に失礼がないようにするには、「I’m sorry」の代わりに「apogolize(アポロジャイズ)」を使います。
「I apologize for the inconvenience caused.」などとなります。
違いについては、『「ごめんなさい」の英語|発音・カジュアルやビジネスでの11表現』でも紹介していますので参考にしてみて下さい。
「迷惑メール・迷惑メール・迷惑行為」など
最後ですが、下記の表現も触れておきましょう!
- 迷惑電話:crank call ※「spam call」などでもOKです。悪意のある電話、詐欺電話などでも使えます。
- 迷惑メール:spam(スパム) ※または「spam mail」や「junk mail」でも同様です。
- 迷惑行為:nuisance(ニューサンス) ※「acts that make trouble」という英文でもOKです。「act(アクト)」は行為、行動という英語です。
これらの関連英語も押さえておくことで、更に英語の幅が広がりますので、英会話に活かしていましょう!
コメント