英語で日記を書くことは、語彙や文法を自然に練習するNiceな方法です。
これは、「英語で日記は効果的!初心者でもすぐに書ける21の基本例文」の記事でも書いています。
そこには、日付の書き方、書くネタなど、様々な基本も解説しています。
しかし、単に短い文を並べるだけではなく、もっと流れるような自然な文章を書くためには、英文法の中でも特に接続詞の使い方をマスターすることが大切です。
多くの方が、単語やフレーズなどに注力はするのですが、この英文法の「接続詞」についてはあまり着目していないようです。
目次
接続詞とは?
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接続詞は、文や句を繋げて、文章に一貫性を持たせる言葉、文法です。
これにより、読み手にとって理解しやすく、また読み手としても書きやすくなります。
接続詞は、英語日記を書く際に文章を繋げてよりまとまりのある内容にするための重要なツールです。
英語日記によく使う接続詞の種類一覧
接続詞と言っても、多くの種類があります。
ここでは、英語初心者でも英語日記で今すぐ使える接続詞をご紹介します。
全ての英語の接続詞を知りたい方は、「英語の接続詞一覧|42種類ある接続詞の簡単解説と使い方・勉強法」の記事をご参考下さい。
等位接続詞(Coordinating Conjunctions)
等位接続詞は、対等な関係にある文や句を結びつけます。
例えば、次のような等位接続詞が英語日記ではよく使われます。
- and(そして)
- but(しかし)
- or(または)
- so(だから)
これらは、日々の出来事を一つにまとめたり、状況を対比させたりするときに役立ちます。
- 例文その1(and:そして):I studied English and took a break. (私は英語を勉強し、休憩を取りました。)
- 例文その2(but:しかし):She wanted to go to the party, but she was too tired. (彼女はパーティーに行きたかったが、疲れすぎていた。)
従位接続詞(Subordinating Conjunctions)
従位接続詞は、主文と従属節を繋ぎ、文と文の関係を明確にします。
主に理由や条件、時間の流れなどを表現するために使います。英語日記では下記がよく使われます。
- because(〜だから)
- if(もし〜なら)
- when(〜するとき)
- although(〜にもかかわらず)
- 例文その1(because:~だから):I went to bed early because I had a meeting in the morning.(朝に会議があったので、早めに寝ました。)
- 例文その2(if:もし~なら):I’ll go to the gym if it stops raining. (雨が止んだらジムに行く予定です。)
時間や理由を表す接続詞
特に日記でよく使うのが、時間や理由を表す接続詞です。
これらは、出来事の前後関係やその理由をはっきりと説明するのに非常に役立ちます。
- 例文その1(since:~なので):I stayed home since it was raining.(雨が降っていたので、家にいました。)
- 例文その2(while:~する間):While I was cooking, my friend arrived.(料理をしている間に友達が来ました。)
これらを適切に使うことで、文章に時間的な流れや理由を加えることができ、より自然な文章になります。
英語日記に使える便利な接続詞の活用法
ここからは、実際の日記に使える具体的な接続詞の例を挙げていきます。
接続詞を使いこなすことで、文と文が滑らかに繋がり、日記の内容がより生き生きとしたものになります。
因果関係を示す接続詞(because:~だから)
因果関係を明示することで、なぜそのような行動を取ったのか、どうしてそのような気持ちになったのかを詳しく説明できます。
英語日記でよく使えるのが、「because(〜だから)」です。
- 例文:I didn’t go to the concert because I had too much work to do.
- 和訳:やるべき仕事が多すぎたので、コンサートには行きませんでした。
条件を示す接続詞(if:もし~なら)
未来の計画や仮定を表すときに便利な接続詞です。
英語日記でも会話でもよく使われるのが、「if(もし〜なら)」です。
- 例文:I’ll call you if I finish early.
- 和訳:早く終わったら連絡します。
対比を示す接続詞(although:~にもかかわらず)
対比や逆の状況を示す際に使われる接続詞です。
下記が、「although(〜にもかかわらず)」を使った例文です。
- 例文:Although it was raining, I went jogging.
- 和訳:雨が降っていたにもかかわらず、ジョギングに行きました。
「even though」という表現で置き換えることもできます。
時の流れを示す接続詞(when:~する時)
時の流れを明確に示すことで、出来事を時間軸に沿って整理できます。
「when(〜する時)」を使わない日がないくらい英語日記には欠かせない接続詞の1つです。
- 例文:I was reading a book when my cat jumped onto my lap.
- 和訳:猫が私の膝に飛び乗ったとき、私は本を読んでいました。
接続詞を使った英語日記の例
それでは、接続詞を活用した英語日記の例を見てみましょう。
接続詞がどのように文を自然に繋げているかを確認してください。
- 例文:Today, I went shopping because I needed some groceries. After that, I went to the gym and worked out for an hour. Although I was tired, I felt great afterwards. When I got home, I cooked dinner and watched a movie.
- 和訳:今日は、食料品が必要だったので買い物に行きました。その後、ジムに行って1時間運動しました。疲れていたけれど、その後は気分が良かったです。家に帰ってから夕食を作り、映画を見ました。
このように、接続詞を使うことで、文章に一貫性が生まれ、読み手にとっても理解しやすい流れが生まれます。
まとめ:英語日記で役立つ文法は接続詞!
英語日記を書く際に接続詞を上手く使うことで、文章の質が大きく向上します。
もちろん、「英語日記での動詞の3つの使い方:現在形と過去形の時制を使いこなそう!」の記事でも解説している、英文法の動詞も重要です。
しかし、それと同じように、今回ご紹介した「and」や「but」のような基本的な接続詞から、「although」や「because」のような少し高度な接続詞まで、様々な接続詞を活用することで、日々の出来事をより自然に、そして詳細に書き記すことができます。
ぜひ、このガイドを参考にして、あなたの日記を一段と魅力的なものにしてみてください!
もちろん、英語日記で使う英文法は、動詞、接続詞だけではありません。
他の英文法も習得したいという方は、「英文法一覧|中学英語の英文法14種類!勉強法や順番・アプリなど」の記事も参考にしてみて下さい。
英語日記だけに限らず、英会話やTOEICなどに役立つ英文法を紹介しています。