友達や恋人、または家族に「いつもありがとう」って言っていますか?
また、ビジネスメールなどでは「いつもありがとうございます」と丁寧に相手に伝えることもありますね。
一般的な「ありがとう」については『英語でありがとう|丁寧やフランクな言い方とスラングや略語45選』でも幅広く解説しています。
でも、その一言だけではあなたの本当の気持ちが伝わらないかもしれません。
目次
定番の「always」を使う「いつもありがとう」
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さて、先ずは一番の基本形である、副詞の「always(オーウェイズ)」を使った表現を見ていきましょう。
Thank you as always.
一言で、「いつもありがとう」というパターンは下記の2つになりますが、違いも確認してみましょう。
- Thank you as always. ※「as always」にすると「いつものように」という意味が強くなり、今回もいつものように毎回ありがとうねというニュアンスになります。
- Thank you always. ※「いつもあなたに感謝している」という日頃からの感謝の気持ちが強いですね。
しかし、どちらもさほどニュアンスは変わらないのでどちらを使っても相手には感謝の気持ちが伝わります。
Thank you for always~.
今度は具体的に、「~をしてくれていつもありがとう」というニュアンスになります。
前置詞の「for」の後ろに動詞を置きたい場合は、「ing」の動名詞の形となります。要するに、「for」の後ろには、必ず名詞、または動動名詞が来ます。
下記がその例文です。
- Thank you for always being nice to me.(いつも優しくしてくれてありがとう)
- Thank you for always helping me out.(いつも手伝っていただきありがとうございます)
- I really thank you for always being there for me.(いつもそばにいてくれてありがとう) ※「I really thank」と主語から書くことで感謝の気持ちを強く表現することができます。
など。
また、副詞の「always」を置く位置が「for」の前でも意味は同じです。
「Thank you always for your help.」、「Thank you always for being my best friend.」など。
「everything」を使う「いつもありがとう」
「全て」という代名詞の「everything」を使うことで、少し誇張した「いつもありがとう」をいう事ができます。
英語は少しぐらい誇張するのがノーマルですので、違和感は全くありません。
下記がその例文です。
- Thank you for everything!(いつもありがとね!) ※「何から何までありがとうごじます」という意味にもなります。
- Thank you very much for everything you have done for our company.(あなたが今まで会社に貢献したこと全てにとても感謝しています。) ※「いつもあなたの働きぶりに感謝しています」というニュアンスですね。
など。
しかし、使う場面では「今までありがとう」というニュアンスになることもあるのでその点は注意が必要です。
恋人や友達・家族に気軽に伝える「いつもありがとう」
「Thank you as always.」や「Thank you for everything.」なども気軽に使えますが、その他の表現でかっこよく、「いつもありがとう」の意味がある表現をご紹介します。
下記がその例文です。スラング的な表現もあり日常会話で使ってみましょう。
- Thanks as always.(いつもありがとね) ※カジュアルな「thanks」を使うことで、「Thank you as always.」よりもラフな言い方を表現しています。『「Thanks」の使い方9通りと「Thank you」との違いや略語など』の記事も参考にしてみて下さい。
- You are my rock.(直訳:あなたはいつも私を支えてくれる人です) ※スラングになりますが、使えるとかっこいいですね。
- You are always behind my back.(直訳:いつも私を応援してくれます) ※支えてくれることに感謝しているフレーズです。
また、少しカッコつけてかしこまった、「As always, thank you.」と「As always」を文頭に持ってくる言い方もあります。
それと「You are always my best friend.(あなたはいつも私の親友です)」などの表現でも「いつもありがとう」を相手に伝えることが出来ます。『「親友」の英語|スラングなど7表現とかっこいいメッセージや名言集』の記事も参考にしてみて下さい。
ビジネスメールやメッセージで使える「いつもありがとうございます」
特別な日(誕生日、母の日・父の日など)にメッセージを送ったり、またはビジネスメールでお客さんや上司にも感謝を伝えることもありますね。
ここでは少しフォーマルな「いつもありがとうございます」の言い方をご紹介します。
書き出し・結び
メールなどの文頭や文末でお礼を述べることも多いです。
その際には、一般的な「thank」を使うより、『「感謝」の英語|ありがとうの3つの基本とメッセージ集』の記事で紹介しているフォーマルな単語を使ってみましょう。
下記がその例文です。
- appreciate・・・I always appreciate your continuous support.(あなたの継続的なサポートにいつも感謝しています) ※「continued support」でも同様です。
- thankful・・・I’m always thankful to you.(いつもあなたに感謝しています) ※「Thank you as always.」よりもかしこまっった言い方ですね。
- grateful・・・We are grateful for everything.(いつも感謝申し上げます) ※とてもフォーマルな表現になります。
など。
こちらこそいつもありがとうございます
「いいえ、こちらこそいつも感謝しています」という返事での言い方となります。
相手に「Thank you very much as always.」と言われた場合の返事の仕方の例が下記となります。
- No, I always thank YOU. ※「YOU」を発音で強調することで、「あなたに感謝してる」を強調しています。
- I should be the one who should be thanking you. ※「わたしのほうこそ感謝すべきなのです」という意味になります。
など。
『「こちらこそありがとう」の英語|カジュアルや丁寧な言い方13選』の記事も参考にして下さい。
まとめ:「いつも」が無くても気持ちを込めることが大切!
いかがでしたでしょうか?
様々な「いつもありがとう・いつもありがとうございます」を見てきましたが、例えば、「Thank you.」や「Thank you very much.」だけでも、相手に感謝が伝わればOKです。
その際に、あなたが本当に相手に感謝をしているかが一番大切です。海外では多少大げさに大きな声や表情で相手に気持ちなどを伝えるのが普通です。
そっけない「いつもありがとう」の表現はNGです。心からの気持ちを込めて表現してみましょう!