英語の勉強はコスパが悪い？レベル別に本当にやるべき3つの勉強法

英語の勉強に時間や費用（コスト）を掛けている方で、「時間やお金の無駄かも・・・」と疑心暗鬼になる方は少なくありません。

折角、やる気を出してテキストを買って、英会話スクールにも通い始めたけど、コスパ（コストパフォーマンス/cost performance）は本当にどうなんだろうと不安になる・・・

これは、英語に限らず、何かの勉強を始めて、順調に行っていればいいのですが、上達具合が分からない・実感がないとどうしても「合理性」や「費用対効果（コスパ）」を考えてしまいます。

だから、「英語の勉強をしてもコスパが悪いから、他のことをしよう」という具合に英語から更に遠ざかってしまいます。この考え方であれば、他の勉強をしても恐らく同じことの繰り返しになってしまいます。

英語でコスパがいい勉強の前に考えるべきこと

※このページには広告が含まれています。

あなたが英語を勉強する目的は何ですか？

• 海外旅行を英語で楽しむ
• 仕事でバリバリ英語を使う
• 将来は海外で済みたい

など、人それぞれ違うかと思いますが、先ずは、英語をペラペラ話している自分をイメージすることが大切です。

『英語の勉強にはモチベーション欠かせない！挫折しないための2つのコツ』でも詳しく説明していまが、コスパを考える前に、先ず継続して上達するにはこのモチベーションが大切になります。

また、英語が出来る方とそうでない方には、年収の違いが存在するといううデータがあります。

• 年収700万以上の約50％が英語が出来ると回答
• 年収1000万以上の約70％が英語が出来ると回答

年収が上がればその二極化が顕著になっています。

外資系企業が増えている中、この格差は避けられない現実です。例えば、TOEIC600点は転職の最低ラインなど、点数が上がれば配属先・役職・年収にも反映されています。

例えば、10年間での年収の違いを考えると（200万の差があるとした場合）、2000万円もの差が出てきます。

年収で見た英語のコスパを年単位で計算すると、とても費用対効果がいいものとなります。

だから、親が子供に小さいころから英語の勉強をさせているのにも頷けます。英語を話せて当たり前、英語を話せないと収入が減るとなると不安になりますね。

実は子供の英語の勉強は大人に比べるとコスパがいいです。

理由は簡単で、ドンドン上達するからです。

コストをかけてもその分英語が上手くなるので、素晴らしいコスパです。

しかし、今現在社会人で英語の勉強自体にかかる費用と上達具合を考えると、どのようなコスパのいい勉強は何がいいのでしょうか？

大切な時間・お金を有効に英語の勉強に投資したいですよね。

子供にも負けないくらいのコスパを発揮する方法をご紹介します。

レベル別で考える｜コスパがいい・悪い英語の勉強法

コスパが悪いし、全然上手くならないから時間の無駄と思っている多くの方が学習法を間違っています。

理由などは後で解説しますが、初級レベルなのに英会話教室に行くなどは、最悪のコスパです。しかもグループレッスンであれば尚更です。

ここでは何をやるべきなのか、コスパの視点から解説します。

英会話教室はコスパがいい？悪い？

英語を上手くなりたい！という方が先ず考えることが、英会話教室やオンライン英会話だと思います。

とにかく、英語を話さなければ・・・

しかし、あなたが英語の超初心者であれば、一番間違った、コスパの悪い最悪の勉強をしていると思ってください。

マイスキ英語で最も読まれている記事の一つの『英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い』でも解説していますが、英語の習得は全て「耳」からです。

要するに「聞く力」がない時点で、話すというアウトプットをしても英語が上達するはずがありません。

リスニング出来ないのに、話せるようになった！という方は、単に英語のフレーズを頭で暗記してそれを話しているだけで、それは英語力ではありません。

暗記したフレーズを忘れた瞬間に英語が話せなくなります・・・

しかもそれが他の日本人と同じグループレッスンであれば、聞く英語は日本語訛りの英語、自分が話す時間も制限されてしまいます。

個人レッスンに比べて割安なのですが、上達しないわけですから、コスパは最悪です。

ただし、英会話教室やオンライン英会話では「英語の音の違い」や「発音」を集中的に学べるコースもあります。特にオンライン英会話は格安で発音対策ができたりするのでコスパが高いです。

超初心者や初級者で独学では難しい人は、オンライン英会話スクールの発音コースでも学んでおくと、私が発音を学んだ事から一気に英語ができるようになったように、その後の英語力の上達スピードが変わります。

この記事の後半で「発音が学べるコスパがいいオンライン英会話スクール」を紹介していますので、リスニングに自信がない人や発音を変えるべき人も参考にしてみて下さい。

短期留学などはコスパがいい？悪い？

『英語留学｜短期から長期で学べる！7つの国や費用・奨学金・業者など』でも解説していますが、格安で短期で行ける留学方法もあります。

これも英会話教室の時と同じ理由で、超初心者や初級レベルには不向きです。

海外の文化に直接触れることが出来るという点では、通常の海外旅行より異文化交流ができるのでその点のコスパがいいのですが、英語の上達を考えた効率的なコスパという視点では強くはおすすめできません。

しかし、海外の文化に触れることで更にモチベーションが上がることも多々ありますので、英語のインプット学習を勉強している中での一部が英会話教室などのアウトプットとなっていればOKです。

理想は留学前にやるべき英語の勉強法を行ってある程度の英語レベルまでもっていってから留学する方が日本でも勉強できることをやらなくて済むので留学先でのコスパが高くなります。

コスパが一番いい英語の勉強法とは？

とにかく初級レベルであれば、リスニング力を向上する必要があります。

意味を意識しないリスニングからイメージリスニングとステップがあります。

このリスニング力を身に付けると、英単語を覚えたり、話したりする上達具合によい影響のみ与えます。

『英語のリスニング力が驚くほど開花する超簡単な勉強法』で先ずはシッカリとリスニング力を身に付けて下さい。

また、コスパとなると「無料」というキーワードが欠かせません。

リスニングも、リーディングも、発音なども無料のアプリや教材が使えたら言うことないですよね。

中級・上級者レベルの方も、『スマホで英語の勉強｜今日から出来る！4つの方法とおすすめアプリ』の記事を参考にして、最高のコスパを実感しましょう！

また、マイスキの各記事でもChat GPTやGeminiの英語勉強での活用を促しています。無料でトレーニング問題などを作ってくれるので、是非英語の勉強にご活用下さい。

まとめ：英語の勉強でコスパを上げるには上達を実感すること！

コスパが悪いから英語の勉強をあきらめようとしていた方は、一度立ち止まって、「英語の上達を実感」を優先してみて下さい。

英語力が身に付くことでマイナスになる点は一つもありません。

しかし、コスパが悪いと時間の無駄にもなるし、英語の勉強がばかばかしくなりますね。だからこそ、モチベーションと実感が大切になります。

もう一度、あなたの未来像をイメージして、今日から仕切り直ししましょう！