英語のメールで「返信下さい」や「返信ありがとうございます」などのフレーズをどう書いたらいいか迷っていませんか?
基本的なメールの書き方は、「マイスキ英語」でもよく見られている【英語のビジネスメールの書き方|恥をかかない7つの注意点】記事で説明していますが、ここでは「返信」に関連するポイントに絞って解説しています。
それと、人工知能(AI)チャットのChat GPTやGeminiを使った英語でメールなどを返信する際の添削チェックや確認方法も紹介していますので、参考にしてみて下さい。
目次
「返信」の英語と発音
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ネイティブがよく使う2つの「返信」の基本フレーズを確認しましょう。
英語の「Reply」で「返信」を表現
「返信」は英語で「reply」です。
「reply」の発音と発音記号は下記となります。
動詞の「返信する」でも使える単語になります。この「reply」1つで、「メールを返信する」という意味などで使える表現です。
「返信する」以外にも、「回答する」「答える」「返事をする」などの意味があります。
また、最も重要なポイントは、「reply」のは「R」と「L」が両方含まれている表現なので「R」と「L」のそれぞれしっかり注意して発音しましょう。
「R」と「L」の発音は【RとLの発音がビックリするほど上達する簡単トレーニング】で解説しています。コツを覚えれば、一気に英語がネイティブに伝わりやすくなる重要ポイントなので確認してみてください。
英語の「response」で「返信」を表現
「response」も「返答」「回答」という意味なので「返信」の意味でも使えます。
「response」の発音と発音記号は下記となります。
※動詞の「返信する」は「respond(リスポンド)」となります。
「response」は、何かお願い事やリクエストをした時の「返答」で使われる場合が多いです。日本語でも「リスポンスが早い(遅い)」とビジネスで使われるケースが多いですね。
「返信」に関連するメールで使えるフレーズ集
カジュアルやビジネスなどフォーマルで共通してメールで使える「返信」に関するフレーズを紹介します。
そのまま使えるフレーズです。
英語で「返信ありがとう」
返信への感謝をメールの冒頭で伝える時のフレーズです。
- 日本語:返信ありがとうございます。
- 英語:Thank you for your reply.
※カジュアルな関係の場合は「Thank you」を「Thanks」にしてもOKです。
英語のメールは、日本語にくらべ最初の堅い挨拶を省くことが多いです。相手との関係も考慮する必要がありますが、あまりかしこまり過ぎずに、さらっと書くのがポイントです。
同じ様な意味で下記の表現もあります。
毎回同じフレーズばかりだと、機械的なのでいくつか知っておくとよいでしょう。
- 「Thank you for taking the time to reply.」/返信のお時間をとっていただきありがとうございます。※「take the time」で「時間をとる」となります。
- 「Thank you for your quick reply.」/素早い返信ありがとうございます。※「quick」は「早い」という形容詞です。また、「reply」の代わりに「response」でも問題ありません。
英語で「返信下さい」
相手からの返信を待っている(待つ)という意思表示をする場面は沢山ありますね。
いくつかのパターンに分けてみてみましょう。
「返信がほしいことを伝える場合」の英語
送るメールで返信がほしいこと柔らかく伝える表現です。
- 日本語:お返事お待ちしています。
- 英語:I am looking forward to hearing from you. ※このフレーズは多くの場面で使いますので、そのまま覚えておきましょう。
しかし、どうしても早めに返信が欲しい時ありますよね?
そのような時の丁寧なフレーズは下記となります。
- 日本語:早めにご返信いただけると助かります。
- 英語:I would be grateful if you could reply as soon as possible. ※「grateful(グレイトフル)」は「感謝します」というとても丁寧な英語です。また「as soon as possible」は「なるべく早く」という表現です。
「返信に期限をつける場合」の英語
ここでは具体的に、「○日まで」「○曜日まで」と期限をつけて返信をほしい場合のフレーズをご紹介します。
基本は「by」の後に期限をつけます。
- 日本語:4月2日までにご返信ください。
- 英語:Please reply by April 2nd.
「一両日中」の場合は以下のフレーズが使えます。
- 日本語:一両日中にご返信ください。
- 英語:Please reply within a day or two. ※「within(ウィズイン)」は「~以内」という英語です。また、twoの後にdaysは付けないので注意が必要です。「within a few days」でも同様になります。
「返信を催促する場合」の英語
返信が必要メールを送ってしばらくたっても、返信が来ない場合に使える表現です。
- 日本語:催促したくないのですが、前回のメールに返信していただけますか?
- 英語:I would not like to prompt you, but would you please respond to my last e-mail? ※「prompt(プロンプト)」は「催促する・駆り立てる」という動詞です。また「respond to」を「reply to」に代えても問題ありません。
英語で「返信が遅れてごめんなさい」
返信が遅くなってしまった時に謝るフレーズです。
友達などカジュアルな場合の「返信遅れてごめんなさい」
- 日本語:返信おくれてごめんね。
- 英語:Sorry for my late reply. ※「late」は遅れているという単語です。仲が良く、軽い謝罪の場合は、「I am sorry」と言わずに簡単に「Sorry」のみで大丈夫です。
ビジネスなどかしこまったやり取りの場合の「返信遅れてごめんさない」
- 日本語:返信が遅くなってしまい申し訳ございません。
- 英語:I apologize for the delay in replying to you./I sincerely apologize for my late reply. ※「apologize(アポロジャイズ)」は「謝罪する」という動詞です。「delay(ディレイ)」は「遅れる(遅れ)」という英単語です。また、「sincerly」は「本当に(真摯に)」という意味となります。
英語で「返信不要です」と略
「返信不要」は英語で「no reply needed」または、「no response necessary」です。両方とも同じ意味です。
結びの最後に書くことが多いです。また、メールなどでは「NRN」と略して書く場合が多いです。
似た表現で「参考までに」という意味の「FYI」(for your information)や「FYR」(
For your reference)、「さらなる行動は不要」と言う意味の「NFA」(no further action)があります。
メールやインターネット上のメッセージのやりとりでよくつかわれる略語は【英語の略語一覧|メールやSNSで今すぐ使える厳選73個】で詳しく解説していますこちらもあわせて確認してみてください。
まとめ:「返信」の英語は色々なパターンを使いこなそう!
メールのような、書く表現は話し言葉より難しいと思っている人が多いのでは無いでしょうか。
でも、「返信」に限らず、メールの表現はお決まりの表現があるので、それをうまく活用すれば難しくありません。
しかも、メールであれば、会話と違って、自分のペースで調べながら書けるので、その点では会話より簡単のでリラックスして対応しましょう!
Chat GPTやGeminiなどのAI(人工知能)チャットサービスを使って返信する英語をチェックしてもらおう!
しっかりと英語での返信内容を完ぺきにしたいなら、人工知能(AI)のチャットサービスもおすすめです。
例えば、次のようなプロンプト(命令文)を入力するだけで、添削など無料でやってくれます。
- 「英語での返信内容に自信がないです。添削して下さい。添削箇所の理由なども知りたいです。」 ※この場合は、あなたが書いた返信内容をコピペして実行するだけですが、機密事項などある場合は注意して下さい。
- 「相手に返信を促したいメールを書きたいのですが、過去に数回送っているので、今回のメールのタイトル、書く内容をアドバイスお願いします。」
など。
まさしく、会話をしながらお願いする感覚でOKです。
この人工知能(AI)のチャットサービスにより、このような確認などが容易に可能になっています。この機会に試して下さい。
また、AIチャットサービスで有名なのが2つあります。
一つは「Chat GPT」です。OpenAIが2022年11月に公開した人工知能チャットボットであり、生成AIの一種で、無料版と有料版がありますが、確認やトレーニングは無料版で十分です。
また、もう一つはGoogleが提供する「Gemini」です。
Chat GPT、Geminiのどちらも素晴らしい機能を提供しており、自分に合ったチャットサービスをご活用下さい。アプリもあるので気軽にスマホやタブレットでも使えます。
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