
2016年5月から新TOEICテストが実施されますが、それ以前のTOEICとは何が違うのでしょうか?
- 難易度は?
- 形式は?
- 時間は?
など、疑問に思っていることが多いのではないでしょうか?
しかし、その勉強法は基本的には全く変わりません。スコアアップの勉強法については、【TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法】の記事で、Part別での対応などコツも多くご紹介しています。
目次:
1.新TOEICの難易度は?
2.新TOEICテストと旧TOEICテストの比較
2-1.TOEICリスニングセクションの比較一覧
2-2.TOEICリーディングセクションの比較一覧
1.新TOEICの難易度は?

先ず気になるのが新TOEICの難易度ではないでしょうか?
新TOEICテストの難易度自体は旧TOEICとは何ら変わりません。
よって、2016年5月以前のスコアもこれまで同様に正式な点数として履歴書などに記載することは問題ございません。
2.新TOEICテストと旧TOEICテストの比較
時間とリスニングセクションとリーディングセクションの配点にも変更はありません。
下記が、基本として変更が無いものです。
- 解答方式:マークシート
- 時間:リスニングセクション(約45分間)、リーディングセクション(75分間)
- 問題数:リスニングセクション(100問)、リーディングセクション(100問)
- 配点と満点:満点は990点(リスニングセクションの満点は495点、リーディングセクションも495点)
次に、リスニングセクションとリーディングセクションで細かなところを比較してみましょう。
2-1.TOEICリスニングセクションの比較一覧
旧TOEICテスト同様にPart1〜Part4に分かれています。
Part1〜Part4のパート名や基礎内容は旧TOEICと変わりません。
- Part1-写真描写問題
- part2-応答問題
- part3-会話問題
- part4-説明文問題
それでは、下記の表で問題数の違いなどを見てみましょう。
(3名で会話する文と図などビジュアルと関連付ける設問が追加。※1) | (2名の会話のみでビジュアル無し) | |
※1.また、will notがwon’tやgoing toがgonnaなどで表現され、実際の会話により近くなります。
※2.Part3同様にビジュアルの図などを関連する設問があります。
2-2.TOEICリーディングセクションの比較一覧
リーディングセクションも、旧TOEICテスト同様にPart5〜Part7に分かれています。
Part5〜Part6のパート名や基礎内容は旧TOEICと変更はありませんが、part7に少し違いがあります。
- Part5-短文穴埋め問題
- part6-長文穴埋め問題
- part7-1つの文書・複数の文書(旧TOEICでは、1つの文書・2つの文書)
次の表で問題数の違いなどを確認して下さい。
(1つの文書-29問、複数の文書-25問 ※4) | (1つの文書-28問、2つの文書-20問) |
※3.単語などではなく、1つの文丸々を埋める設問が追加されます
※4.関連する3つの文から解く問題が追加されます。しかし旧TOEICと同様に2つの文書も含まれます。
まとめ:新TOEIC対策は慣れるのみ!
TOEICの形式が変わったからといって決して慌てないことです。
これまで旧TOEICを受験された方は特に不安かもしれませんが、難易度や問題数など変更はなく、特別な対策は不要です。
模試に目を通すだけでも全然大丈夫です。これまで同様にTOEICだけの対策というよりは基本的な英語力があれば十分対応できます。
この機会だからこそ、受験対策やTOEIC対策といって振り回されるのではなく、根本的な英語力を身に付けることも同時に考えてみましょう!
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