約90%以上の上場企業が、今現在、もしくは将来、TOEICを就職・採用や昇給・昇進の基準の1つとして参考にするという調査結果が出ています。
その数は年々増え続けており、それに比例してTOEIC受講者数も増加しています。
英語が得意、不得意に関係なくこの傾向はこれからも続くと予想されます。今は関係ないかもしれないけど、他人事ではなくなるのは目に見えているのです。
これからTOEICを受験する、またはTOEICの点数を伸ばしたい!という方は、『TOEIC満点者が教える!目標スコア達成の勉強法』の記事を参考にしてみて下さい。
2016年5月以前のスコアをお持ちの方も、『新TOEICと旧TOEICを比較|7つの違いを完全制覇!』の記事にもあるように、新TOEICのテストの点数と同レベルとして判断されます。
就職に必要なTOEICの点数|新卒編
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新卒で就職しようとする時に提出する履歴書など、企業側の書類選考の時点での評価の分かれ道は、「TOEIC500点」です。
仮に500点以下の点数であれば、企業としては他の就職希望者との差別がつけづらくなります。
今や就職する前の学生にも英語力を問われています。その場合でも、「TOEIC500点」が最低基準となります。
先ず、TOEICで求職者の現状の英語力を知るという傾向は、今後も大小問わず、様々な企業に浸透していくでしょう。
就職に必要なTOEICの点数|転職編
ある程度の専門分野のスキルとは別に、転職する時に必要なTOEICの点数は「600点」です。
約8割の上場企業が、英語を利用した業務に関わっています。商品を作るのも海外、商品や材料も海外、更に今は、商品やサービスの販売地域が海外というのは珍しくなくなりました。
外資系企業が日本に進出している昨今、裏を返せば、TOEICの点数が良ければキャリアアップのチャンスが広がっているのも事実です。
転職を目指すのであれば、「TOEIC600点」は最低限の点数となります。
また、この600点を基準として昇給や昇進の目安としている企業が多くあります。
就職に必要なTOEICの点数|海外部署編
海外赴任や実践的に外国とのやり取りで、すぐにでも採用検討になるのは「700〜730点」、またはそれ以上の点数です。
「TOEIC700〜730点」は、海外で働ける人材に求める最低基準です。
今はそこまでTOEICの点数がなくても、将来海外で働きたい、英語を使った仕事がしたいという方が目指す点数となります。
まとめ:「就職でTOEICは必須」は他人ごとではない!
もう「私には英語は関係ない」という時代ではなくなってきました。
将来、就職や転職でも、堂々と履歴書にTOEICの点数を書くイメージを描き、先ずは自分が目指す点数を明確にすることからスタートしましょう。
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