「新幹線」を正しく英語で表現できますか?
「新幹線」は、日本が誇れる技術、また「Sumo(相撲)」や「Sushi(寿司)」と同じように日本文化の1つと言っても過言ではありません。
後ほど詳しく説明しますが、主に次の3つの表現で「新幹線」を英語で説明しますが、正しい使い分けが必要です。
- Shinkansen
- bullet train
- super express
また、新幹線に乗った時、到着の時など車内アナウンスが流れますが、そのアナウンス内容を英語で聞き取れるようになったら、日本語のアナウンスは聞く必要はありません。
私が新幹線に乗る機会がある時は、基本的に英語のアナウンスを聞いて確認しています。
それと「のぞみ号」、また「東北新幹線」などの路線、自由席、グリーン席も英語ではどう表現するのでしょうか?
日本国内外など関係なく、外国人と話す時はどうしても日本文化を話す機会が増えるのは必然的です。
その他の文化は、『「日本文化」を英語で紹介|正確に伝えるための8つの基本』の記事を参考にしてみて下さい。
「新幹線」は英語でなんて言う?
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冒頭でも伝えていますが、「新幹線」を英語で表現する場合は、よく3つの英語が使われますが、使い分けが必要です。
新幹線の英語|「Shinkansen」は通じる?
標識などで「温泉」は「Onsen」と表記するように統一されているように、日本国内では「Shinkansen」とそのまま表示されるパターンが多いです。
「S」は大文字にすること、日本独特のものですので、文法的には「the Shinkansen」と冠詞の「the」を付けるのが注意点です。
新幹線の英語|Shinkansenの読み方(カタカナ)・発音
これは、路線でもそのまま「Shinkansen」を使います。
- 東海道新幹線:the Tokaido Shinkansen
- 東北新幹線:the Tohoku Shinkansen
など。
日本文化に詳しい外国人ならそのまま通じるのですが、そうでないケースも多いですね。
新幹線の英語|bullet train
新幹線を英語で訳すなら「bullet train」がベストです。
新幹線の英語|bullet trainの読み方(カタカナ)・発音
「bullet train」の読み方、発音は以下です。
「high speed train」という別の表現もありますが、日本独特の「新幹線」は「bullet train」がいいですね。
「bullet」は「弾丸」という意味で、「弾丸列車=新幹線」となります。
- 日本語:東京から大阪へは新幹線で行きます。
- 英語:I will go to Osaka from Tokyo by bullet train. ※「by the Shinkansen」でも構いません。
新幹線の英語|super express
2つの単語を繋げて「superexpress」と使う場合もあります。
新幹線の英語|super expressの読み方(カタカナ)・発音
「superexpress」の読み方、発音は以下です。
これは新幹線の「車両(車種)」を表現する時に使う単語で、「のぞみ号」を「The Nozomi super express」と表現します。
つまり、訳す時は「号」の部分が「super express」と考えてOKです。
因みに、「express」は急行電車で、特急は「limited express」などとして表現されます。「super express」は、直訳では「超特急」となります。
- 日本語:ひかり号に乗ります。
- 英語:I will ride on the Hikari super express.
また、他にも電車の種類は次のようなのがあります。
- 各駅停車(普通):「local」
- 快速:「rapid」
- 通勤快速:「commuter’s rapid」 ※「commute(コミュート)」は「通勤する」とう動詞で使われる単語です。
- 回送:「out of service」
新幹線で流れる英語の車内アナウンス
新幹線に頻繁に乗られる方なら、聞きなれたフレーズもあるかもしれません。
出発時と到着時で重要なアナウンス部分を紹介します。
新幹線の英語アナウンス|出発
例えば、東北新幹線で東京駅から仙台行き(終点)としましょう。
Ladies and gentleman, welcome to the Shinkansen.(ご乗車の皆様、ようこそ新幹線へ)
This is the Hayabusa super express bound for Sendai.(こちらは、はやぶさ号で仙台行きとなります)
We will be stopping at Ueno and Omiya stations before arriving at Sendai terminal.(終着駅である仙台駅に到着する前に、上野と大宮駅に停車します)
要するに、乗っている新幹線(名前・種類)が正しいのか、行き先が正しいのかの確認がとても重要ですね。
新幹線の英語アナウンス|到着
例えば、名古屋駅に到着する場合のアナウンスです。
Ladies and gentleman.(ご乗車の皆様)
We will soon make a brief stop at Nagoya.(しばらくしたら名古屋に到着します)
「brief stop」は「短めの停車」という意味になり、ここを押さえておけばOKです。ようするに、時間がないので注意してください、ということですね。
アナウンス以外でも重要な新幹線の関連英語一覧
新幹線の車内アナウンスでも流れる英語でも使われる単語も、またその他の表現も押さえておきましょう!
- 自由席:「unreserved seat」 ※または、seat without reservation(直訳:予約がないシート)でもOKです。
- 指定席:「reserved seat」
- グリーン車:「first-class car」や「first class」 ※グリーン車両を直訳して「green car」としてアナウンスでは使われます
- 車内販売:「train sales service」や「food service on the train」
- 禁煙車両:「non-smoking car」 ※「車両」は「car」で表現します。または、「carriage」もありますが、イギリスで主に使わる英単語です。
- お手洗い:「lavatory」 ※「トイレ」の表現は様々ありますが、その正しい使い方は、『「トイレ」の英語|11個もある表現を場面毎に使い分ける!』の記事を参考にして下さい。
- シートを下げてもいいですか?:「May I recline my seat?」や「Would you mind if I recline my seat?」の表現を使うのが一般的です。 ※「recline(リクライン)」はシートなどを下げる時に使う英語です。
- 約5分後に到着します:「We will arrive in about 5 minutes.」 ※「~分(時間)後」は、「in ~minutes(hours)」で表現します。
- 右(左)側のドアが開きます:「The doors on the right(left) side will open.」 ※アナウンスで流れる音声です。
- 改札口:「ticket gate」 ※チケット(切符・乗車券)のゲートという意味です。
- 5番乗り場:「Platform 5」 ※数字の「5」は他の数字に置き換えて使えます。
など。
まとめ:「新幹線」と関連英語を使って会話を楽しもう!
もし、外国人と日本国内を旅行する機会があったら、是非ここでご紹介した英語を活用してみて下さい。
また、新幹線の改札付近で話しかけられても、慌てないようにしましょう! そのような時は、『英語で道案内|聞かれても困らない英単語やフレーズ39選』の記事にあるフレーズなども参考にしてみて下さい。
日本国内を旅する時には欠かせない「新幹線」。だからこそ、その特徴や良さなどを英語で伝えるようになればいいですね。
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