動物園でよく見る「サイ(犀)」を英語で言えますか?
動物園ではのんびりしたイメージの「サイ」ですが、本気をだすと時速50kmのスピードで走るそうです。
その大きさや突進力など象やカバなどと並んで、地上で最も強い生物のひとつです。
目次
「サイ」の英語|読み方(カタカナ)・発音
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「サイ」は英語で「rhinoceros」です。
「rhinoceros」の読み方、発音、発音記号は下記となります。
「サイ」の英語|略語
※略称は「rhino(ライノ)」です。長いので略称で呼ぶことが多いです。
「サイ」の英語|「rhinoceros」の複数形
また、複数形は「es」がついて「rhinoceroses」となります。
5種類もある!?「サイ」の英語
「サイ」の種類は5種類で、アフリカは「シロサイ」と「クロサイ」、インド周辺は「インドサイ」、東南アジアには「スマトラサイ」と「ジャワサイ」がいます。
それぞれの英語名を見てみましょう。
- 「シロサイ」:white rhinoceros
- 「クロサイ」:black rhinoceros
- 「インドサイ」:Indian rhinoceros ※角が1本しかないのが特徴です。
- 「ジャワサイ」:Javan rhinoceros ※インドネシアのジャワ島に生息するサイです。
- 「スマトラサイ」:Sumatran rhinoceros ※熱帯雨林など湿度が高い場所に多く生息しています。
ちょっとした「サイ」の豆知識
アフリカに生息するシロサイとクロサイの色はどちらも灰色です。シロサイのほうが少しだけ薄い色ですが、比べないと差がわからないくらいです。
「シロサイ(white rhinoceros)」は、白いからではなく口の幅が広いために「wide」と現地の人が言っていたのを「white」と聞き間違えて「white rhinoceros」になったと言われています。
「クロサイ(black rhinoceros)」は「シロサイ」ではない方のサイに単純に反対の「黒のサイ」という意味の「black rhinoceros」と名付けたそうです。
日本でもそのまま直訳した「シロサイ」、「クロサイ」という名前が使われています。
「サイ」の関連英語
「サイ」の関連表現を確認しましょう。
- 「犀角(さいかく)」:rhinoceros horn ※「horn(ホーン」は「角(つの)」の英語です。
- 「動物園」:zoo(ズー) ※日本のように海外でも「サイ」を展示している動物園は結構あります。アメリカではサファリパークなどでもサイが見られます。
- 「牧草」:grass, pasture ※「grass(グラス)」は「草」、「pasture(パスチャー)」は「牧草地」などと訳します。
- 「草食動物」:plant eating animal, grass eating animal ※学術用語では「herbivorous animal(アーヴィヴォラス・アニマル)」です。「サイ」は草や木の葉、果物などをたべる草食動物です。
- 「絶滅危惧種」:endangered species(エンデンジャード・スピーシーズ) ※アフリカでは犀角(サイの角)を目的にした密漁が相次いでいて、絶滅危惧種に指定されています。
- 「カバ」:hippopatamus(ヒッポパータマス) ※長いので、略して「hippo(ヒポー)」と言うことが多いです。【カバの英語の発音|発音記号に惑わされずに発音する方法】の記事で詳しく説明しています。
- 「象」:elephant(エレファント)
まとめ:「サイ」の英語は短縮形を覚えればOK!
実は、「rhinoceros(サイ)」の英単語は英検準1級以上レベルとされています。無理に覚えなくても大丈夫ですが、短縮形の「rhino(ライノ)」は覚えておきましょう!
「カバ」の英語と同様に短縮形を多く使うので、あえてスペルまで覚える必要はありません。是非、英会話で使ってみて下さい。
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