英語を読む時など、I saw a boy whose father is our teacher(私は、お父さんが私たちの先生の少年を見かけました)というちょっと長めで、どのように解釈していいのか分からない文章を良く見ますよね?
でも、何故そこにwhoseなのか?などハッキリとした使い方が分からない人も多いのです。英語では必要不可欠な関係代名詞という文法の1つであり、リーディングだけではなく、スピーキングやリスニングにも大変役立ちます。
しかし、どの説明書も、先行詞、名詞句などの難しい言葉を使って関係代名詞を説明しているものばかりです。
よって、ここではWho、Whose、Whomの使い方を分かりやすく説明するだけではなく、簡単なトレーニングで実際に使い方に慣れて頂きますので、今すぐにでもマスターしましょう。
1.関係代名詞のWhoの使い方
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先にある文での「人」と、次の文の主語(〜は)が一致した場合に、whoを使って2つの文章をつなげます。
下記の2つの例文で見てみましょう。
- 最初の文 → I met my friend.(私は私の友達に会いました)
- 次の文 → She got married.(彼女は結婚しました)
ここで、最初の文の「my friend」と次の文の「She」が一致(同じ人)だとしましょう。
「Whoを使った手順」
- 次の文のSheをwhoに置き換えます - who got married
- 1を最初の文につなげて完成です
- つなげた完成文 → I met my friend who got married.
2.関係代名詞のwhoseの使い方
先にある文での「人・もの」と、次の文の所有格(〜の)が一致した場合に、whoseを使って2つの文章をつなげます。
2-1.人の場合
Whoseは「人」の場合に使います。
下記に2つの例文があります。
- 最初の文 → I met my friend.(私は私の友達に会いました)
- 次の文 → His name is Taro.(彼の名前は太郎です)
最初の文の「my friend」と次の文の「His」が一致(同じ人)だとしましょう。
「Whoseを使った手順-人の場合」
- 次の文のhisをwhoseに置き換えます - whose name is Taro
- 1を最初の文につなげれば完成です
- つなげた完成文 → I met my friend whose name is Taro.
2-2.人以外の場合
Whoseは人以外の「もの」なのでも使えます。
下記に2つの例文があります。
- 最初の文 → The lady is beautiful.(その女性はきれいです)
- 次の文 → I forgot her name.(彼女の名前を忘れました)
最初の文の「The lady」と次の文の「her」が一致(同じ人)だとしましょう。
このような場合の手順は下記となります。今までの例文よりちょっと難しくなります。
「Whoseを使った手順-”もの”の場合」
- 次の文のherをwhoseに置き換えます - I forgot whose name
- 1の並び順を入れ替えます - whose name I forgot
- 2をThe ladyの後ろにつなげて完成です
- つなげた完成文 → The lady whose name I forgot is beautiful.
3.関係代名詞のwhomの使い方
先にある文での「人」と、次の文の目的語(〜へ、〜を)が一致した場合に、whomを使って2つの文章をつなげます。
下記に2つの例文があります。
- 最初の文 → The man is angry.(その男性は怒っています)
- 次の文 → I called him.(私は彼へ電話をしました)
最初の文の「The man」と次の文の「him」が一致(同じ人)だとしましょう。
「Whomを使った手順」
- 次の文のhimをwhomとします - I called whom
- 1の並びを入れ替えます - whom I called
- 2をThe manの後ろにつなげて完成です
- つなげた完成文 → The man whom I called is angry.
『「whom」の2つの使い方|whoとの違いや作り方を例文で解説!』でも詳しく解説しています。
4.関係代名詞トレーニング
ここでのトレーニングを定期的にこなすことで、関係代名詞のwho、whose、whomの基礎はOKです。
次の2つの文をつなげてみましょう。
- やさしい問題
I called the lady - 私はその女性に電話しました
She never smiles - 彼女は決して笑いません - ちょっと難しい問題
His glove is new - 彼のグローブは新しい
The man loves baseball - 彼は野球が大好きです - 難しい問題
I talked to him - 私は彼と話しました
The man is handsome - その男性はハンサムです
(解答)
- I called the lady who never smiles.
※次の文のsheをwhoに置き換えて完成 - The man whose glove is new loves baseball.
※最初の文と次の文を入れ替えて考えます
※Hisをwhoseに置き換えて、whose glove is newとして、The manの後ろにくっ付けます - The man whom I talked to is handsome.
または、The man to whom I talked is handsome.
※最初の文と次の文を入れ替えて考えます
※himをwhomに置き換えて、I talked to whomとします
※I talked to whomの並びを入れ替えて(To whom I talked かwhom I talked toのどちらでもよい)、The manの後ろにくっ付けます。
「関係代名詞」が使えるようになるオンライン英会話5選
「関係代名詞」などの文法や日常会話でよく使う表現を覚えたい場合は、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、文法やスピーキングが上達するオンライン英会話を5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
【おすすめレッスン・教材】 ・文法 初級(25レッスン)※会話に役立つ基礎的な文法練習 ・文法 初中級(16レッスン)※レベルアップに必要な文法駆使力を養成 |
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
【おすすめレッスン・教材】 ・文法(入門、初級、中級、中上級) ・SIDE by SIDE (サイドバイサイド) ・イラストで学ぶ英文法 ・新文法 中1~中3(教科書準拠) ・新文法 日常英会話 |
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
【おすすめレッスン・教材】 ・中学文法別英会話 シリーズ |
通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
【おすすめレッスン・教材】 ・文法特訓コース |
「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
【おすすめレッスン・教材】 ・初級者用基本英文法(英会話に必要な基本英文法を身につける) ・SIDE by SIDE(英語の基本を総合的に身につける) |
「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
まとめ:便利な英文法が関係代名詞
短い文章をただ並べて書くよりも、2つの文をつなげて書くだけで、知的な英文に様変わりします。
英会話では無理してつなげなくても何ら問題ないのですが、この方法は多くの英語の書物に出てくるので是非ここでその基礎を覚えましょう。
また、「whoseだけは人以外にも使える」という例外は忘れないように。
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