「書類を受け取りました」、「商品を受け取りました」、「確かに受け取りました」などビジネスメールなどの場面でも欠かせない「受け取りました」
英語でも特にビジネスの場面ではよく使う表現の一つです。
また、日本語では「受け取りました」ですが、英語では過去形と現在完了形でニュアンスの違いがあります。
使い分けることができると更に英語のレベルが上がります。
目次
「受け取りました」の基本英語と発音
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まず現在形の「受け取る」は英語で「receive」が基本です。
「receive」の発音と発音記号は下記となります。
日本語ではバレーボールでも使う「レシーブ」という発音ですが、その点は注意しましょう。
また、私もそうですが、「e」と「i」を逆にして書きスペルを間違える方が少なくありません。留意しておきましょう!
「受け取る」の英語は他に、have, get, acknowledge, takeなどありますが、この「receive」を押さえておけばOKです。ビジネスのシーンでも恥をかかない表現です。
「承りました(うけたまわりました)」という場面にも使えます。
その過去形が「received(リシーヴドゥ)」となります。
「receive」の過去形と現在完了形との違いがポイント!
「~を受け取りました」という場合、英語には主に2つの表現があります。
過去形と現在完了形です。
しかし、下記のような例文でも日本語では両方とも「あなたのEメールを受け取りました」という日本語になりますが、ニュアンスが異なります。
- 過去形:I receieved your e-mail.
- 現在完了形:I have received your e-mail.
どのような意味の違いがあるのでしょうか?
『英語の現在完了形|過去形との違い・4つの用法や例文と時間軸イメージ』でも詳しく解説していますが、下記がそのニュアンスです。
- 過去形:I receieved your e-mail. → メールは受け取ったが、今は破棄しているかもしれない(手元にない可能性がある)
- 現在完了形:I have received your e-mail. → メールを受け取って、手元にある
要するに、この後に説明するビジネスメールなどで相手に伝える時は、マストではないのですが、現在完了形(I have received ~)がベターで丁寧です。
また、次のようにも表現できます。
- I have just received your e-mail.(先ほど/只今、メールを受け取りました)
- I have received your e-mail today.(今日、メールを受け取りました)
上記ともに、受け取ったことを相手に伝えて、いまだにそのメールがある、という意味にしています。
お礼のメールでよく使う!「確かに受け取りました」の英語
英語のビジネスメールでは、「無事に受け取りました」という意味を込めて、「確かに受け取りました(承りました)」という場合が多くあります。
相手へのお礼を込めたメールがいいのですが、その件名、書き出し、またどのような表現がいいのでしょうか?
また、「確かに受け取ったよ、ありがとう!」と友達同士にSNSやメッセージでも簡単に伝える場合もありますね。
フォーマルな言い方、カジュアルな場合にも分けて見てみましょう。
メールの件名と書き出し
件名は短めに下記のような例がいいでしょう。
- Received ~ ※例:Received Your Products(商品を受け取りました)、Received the Files(添付ファイルを受け取りました)、など。
- Thank you for ~ ※例:Thank you for your e-mail(メールをいただきありがとうございます)、Thank you for the documents(書類をありがとうございます)、など。友達同士などであれば、「Thanks for ~」という件名でもOKです。
基本的に書き出しは、お礼の例文がいいでしょう。
「Thank you for ~」や「I appreciate ~」という定型文で問題ありません。
お礼のメールの書き方については、『英語メールでお礼|ビジネスでの件名・書き出し・結び30個の例文』を参考にしてみて下さい。
フォーマル
お礼を伝えた後に、「確かに受け取りました」を丁寧に言う場合は次のような表現がいいです。
- I have certainly received the bill.(請求書を確かに受け取りました) ※「quoation(見積書)」、「sample(サンプル)」などにも使えます。「certainly(サートゥンリー)」は「確かに」という副詞です。
- This is to confirm that I have received your payment.(送金/入金を確かに受け取りました) ※「confirm(コンファーム)」は「~が間違いないことを確認する」という動詞です。
カジュアル
友達に「招待状(invitation)受け取ったよ!」や「プレゼント(present)受け取ったよ!」などカジュアルに伝える場合もありますね。
その場合は、受け取ったものが分かっている場合は、「Received. Thanks!」など主語などを抜いていうパターンや、「Received your e-mail.Thank you.」など。
会社の同僚など比較的仲がいい間のビジネス用語として、「Well received」と短く相手に伝える場合があります。「確かに受け取った」という意味になります。
まとめ:「受け取りました」はフォーマルとカジュアルの英語を使いこなそう!
最後に、友達同士のやり取りの「受け取りました」の英語を紹介しました。
その言い方だけでは英語力はUPしません。フォーマルとカジュアルの言い方をシッカリと使い分けてみましょう!
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