日常生活でもビジネスの社会でも「お願いがあります」や「お願いがあるのですが」と相手に依頼することがありますよね?
口頭やメール、SNSなど様々な場面で使います。
また、カジュアルな言い方とフォーマルで丁寧な言い方など使い分けが必要です。
お願いをしてもらうのが前提のような言い方と、相手がお願いを聞いてくれるのかの探っている言い方などもあります。
目次
カジュアルな「お願いがあります」の英語フレーズ
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先ず、友達同士でも使える簡単ですぐに使える「お願いがあります」を3つ紹介しますが、注意点とニュアンスを見てみましょう!
「I have a favor to ask.」
「I have a favor to ask.」は「お願いしたいことがある」という少しストレートな言い方で、ニュアンス的に「ちょっとやってよ」というお願いを聞いてくれることが前提のような感じです。
失礼ではないのですが、基本的に親しい関係の人に使うのがいいでしょう。
また、「favor(フェイヴァー)」は、「親切な行為・善意」などの意味がある名詞です。
「Do you mind ~ing?」
「mind(マインド)」は「~を気にする」という動詞で、その後の動名詞(ing)で「~をすることを気にしますか?」=「~をしてもらえないですか?」とお願いをする時に使います。
下記が例文です。
- Do you mind staying here for a while?(少しの間ここにいてもらえますか?
- Do you mind finding my favorite book?(私が好きな本を探してもらえないですか?
「Could you do me a favor?」
「Coudl you do me a favor?」は、上記のフレーズより丁寧な言い方になります。
カジュアルでもビジネスでも使える言い方です。
「Could you ~?」の文章は、「~して頂けますでしょうか?」とお伺いをたてる言い方で、頻繁に使われます。
初心者の方で、どの場面でどの言い方がいいのかわからない場合は、「Could you do me a favor?」を使うのをおすすめします。
また、同じような意味合いで、「Can I ask you a favor?」もあります。
「I wonder if you could ~.」
やってもらいたいことをすでに表現することに使う丁寧な言い方でもあります。
これもビジネスの場面でも使います。「wonder」は「~かしら」という場面で使う動詞です。
下記が例文で「could」の後ろに文章を作ります。
- I wonder if you could give me a hand.(ちょっと手伝ってほしいことがあるのですが)
- I wonder if you could drive me to the airport.(空港まで車で送ってもらえますか)
「I’m wondering if you could ~.」、「I was just wondering if you could ~.」などの文章でも同様です。
スラング:「I’m begging you.」
これは友達同士で、「本当にお願い!」という時にスラング的に使う表現です。
「beg(ベッグ)」は「請い求める」という動詞で、何かをお願いするフレーズを言った後に、「I’m begging you.」と付け加えることで更に強調します。
映画やドラマなどでも使われているので覚えておきましょう!
丁寧・ビジネス(メール)での「お願いがあります」の英語フレーズ
さて、先ほどの「Could you do me a favor?」や「I wonder if you could ~.」のフレーズは十分はビジネスでの口頭、メールでも使えるので覚えておきましょう。
また、丁寧にお願い事を依頼する時は、『「依頼」の英語|メールでも使える!3つの言い方を習得』の記事でも書いてある通り、次のようなフレーズを使います。
これが基本となります。
- 「Would you ~?」 → ~をしていただけますか?(すでに相手がお願いを受け入れることが前提) ※カジュアルな場面で出てきた「Do you mind ~?
」を丁寧にすると「Would you mind ~?」となります。 - 「Could you ~?」 → ~をしていただくことはできますでしょうか?
「I would appreciate it if you ~.」
「appreciate(アプリーシエイト・感謝します)」という丁寧な単語を使って、「~していただけると大変感謝致します」という文になります。
ビジネスメールでも頻繁に使われる表現です。また、目上の人に使うのに最適です。
下記が例文です。「could」や「would」を基本的に使います。
- I appreciate it if you could do me a faover.(お願い事があるのですが聞いていただけたら感謝致します)
- I really appreciate it if you would go there with me.(私と一緒にそこに行っていただけるのであれば大変感謝致します) ※「really(本当に)」という副詞を入れて更に強調しています。
「Would it be possible to ~?」
「possible(ポッシブル)」は「可能な」という形容詞で、直訳すると「~していただくことは可能でしょうか?」となります。
ビジネスで使える表現で、日本人があまり使わないフレーズなので使えるとクールです!
下記が例文です。
- Would it be possible to make a payment within a month?(1ヶ月以内にお支払いして頂くことは可能でしょうか?)
- Would it be possible to meet us next Monday?(次の月曜日に打ち合わせすることは可能でしょうか?) ※打ち合わせの調整をする時のお願いのフレーズとしても使えます
「お願いがあります」に関連した使える英語フレーズ
単純にお願いがあります、~して頂けますか?以外にも関連したフレーズも覚えておくと英会話の幅が広がります。
次のフレーズも触れておきましょう!
- 申し訳ありませんがお願いがあります:I’m sorry, but I have a favor to ask. ※カジュアル的に、「Sorry, but Can you do me a favor?」などがあります。
- 一つお願いがあります:I have one favor to ask. ※この時は「one」を強調して発音するとOKです。意味的には「I have a favor to ask」と同じですが、「一つ」と強調するには数字(one)で表現しましょう!
- もう一つお願いがあります:I have one more favor to ask. ※「Can I ask you one more thing?」などもカジュアルに聞ける言い方です。丁寧に「Could you do me one more favor?」でもいいです。
- ちょっとお願いしたいことがあるのですが:I have something I would like to ask. ※しかし、ここでご紹介した丁寧な言い方全てが「ちょっとお願いしたい」というへりくだるフレーズなので全て使えます。
- お願いがあってメール(連絡)しました:I’m writhing this e-mail to ask you something. ※「お願いがあって電話しました」は「I’m calling to ask you a favor.」などとなります。
まとめ:お願い事をする時の「Please」は失礼!?
お願い事がある時は、どうしても「please(プリーズ)」を日本人の多くが使いたがりますが、相手が聞き入れてくれるかどうかが分からない時は「命令口調」に聞こえます。
「~してください」という意味なので、とても上から目線に聞こえる場合があるので注意が必要です。
使って悪いことはありませんが、余り使いすぎるのはよくありません。
丁寧にお願いしているつもりでも、相手に対して失礼になる場合があるのことは覚えておきましょう!
「please」をよく使う場面は、「Could you please ~?」など、丁寧な文章の中で更にお願いを強調する時でので、その点も押させておきましょう。
今回の英文は、特にビジネスの場面ではよく使う表現の一つでした。
もし、日本国内での就職・転職、キャリアアップを考えてビジネス英語を学びたいと思っている人は、英語力を身に付けながら必要な資格を取得するのもおすすめです。こちらの記事もぜひ参考にしてみください。『おすすめの英語資格一覧|11種類の難易度やレベル比較とランキング』
また、下記の記事では英単語の覚え方や方法、また初心者でも英語が話せるようになる方法などをまとめていますので、合わせて読んでみてください。
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