「またいつか!」、「いつか~したい」と未来のこと話す場合と「いつか~した」と過去のことを話す場合がありますね。
英会話ではネイティブも頻繁に使っているフレーズです。
日本語は「いつか」という一言だけでいいのですが、英語では様々な単語があり、使い分ける必要があります。
- sometime
- one day
- someday
など。他にも「some other time」、「in near future」なの熟語もあり、それぞれニュアンスが違います。
目次
よく使われる2つの「いつか」の基本英語と違い
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教科書でも、ネイティブでもよく使う基本の「いつか」の英語をまずは確認してみましょう!
「sometime」
「sometime(サムタイム)」は未来でも過去でも使える「いつか」です。
- I will be there sometime next week.(来週のいつかそこに行きます)
- I saw her sometime last year.(去年のいつか・いつごろか彼女を見かけました)
未来の時は次のようなケースで使われることも多いです。
- いつか電話して(Give me a call sometime)
- またいつか会おう(Let’s get togehter sometime again)
「sometime」は「絶対にいつか~する」というのではなく、「~する可能性がある」というニュアンスになります。
何日の何時何分という約束ではなく、英会話では「いつか気が向いたら」という感じの気軽に使える表現です。
この「sometime」ですが、「some time」と「sometimes」とよく混合する方が多いようです。
3つの違いを明確に!
特に、発音が同じ「some time」は「sometime」は二語と一語の違いですが、意味は全く異なります。
また、「somtimes(サムタイムズ)」も見てみましょう!
- some time・・・しばらくの間 ※例文「I stayed here for some time.(しばらくの間、ここにいました)
- sometimes・・・時々 ※例文「I sometimes talk to him.(時々彼と話します)
リスニングでの聞き分け、意味の理解にも重要なポイントですので押さえておきましょう。
『some time・sometime・sometimesの違いと使い方の8例文』の記事でも詳しく解説しています。
また、「sometime」にはそれに何かを付け加えて表現することも多いです。
sometime soon
近々、近いうちに(そのうち)という未来のことをいう時に使います。
例文:I want to see you sometime soon.(近いうちにあなたに会いたいです)
また、これをビジネス的な表現でメールなどの文末に書くときは次のような英語を定型文として覚えておくといいでしょう。
「I look forward to seeing you.(お会いできるのを楽しみにしております)」など。
ビジネスでの打ち合わせを設定した後など、近々会うという時によく使います。
sometime or other
「sometime」よりも丁寧でフォーマルな言い方だと覚えておけばOKです。
また、「at sometime or other」と「at」の前置詞をつける場合も同様の意味です。文頭にくる場合もあります。
例文:At sometime or other, they will solve the difficult issues.(いつか、それらの難しい事項を解決するでしょう)
「one day」
「one day」もよく使う表現です。未来にも過去にも使えますが、未来の場合は強い願望が含まれます。
「sometime」のように、ある程度適当な表現でなく、下記のような場合に使います。
- いつか~をやってみたい ※例文「One day, I want to go to Australia.(いつかオーストラリアに行ってみたい)
- いつかきっと~する(したい) ※例文「One day, I will own my company.(いつかきっと自分の会社を持ちます)
- いつか~できるようになりたい ※例文「I’d like to be able to do that one day.(いつの日かそれができるようになりたい)
など。文頭でも文末でも使えます。
過去の場合は、ある一点の時をさす場合が多いです。
よって、ある日(過去)やいつかの空(the sky we saw one day)など。
『「someday」と「one day」の違い|未来・過去・意志の強さなど』でも詳しく解説しています。
また、ずいぶん過去で少し曖昧で「いつか」を表す場合、「long time ago」という表現も使えます。
他にもある!未来を表す「いつか」の英語
特に将来(未来)を表す「いつか」には基本の「sometime」や「one day」以外でも色々な表現があります。
ネイティブが使う表現を厳選しましたので確認していきましょう!
「some day」
二語の「some day」と一語の「someday」も同様の意味で、未来を表す場合のみに使えます。過去の「いつか」には使えませんので注意してください。
しかし、二語の「some day」の方が具体的で、近い将来のニュアンスです。
次のような場合に使います。
- いつか終わる:It will end some day.
- いつかあなたの夢は叶うでしょう:Some day, your dream will come true.
- 今度いつか会おう:Let’s meet up some day
など。
「some time」よりも、いつの日か何かが起こる可能性がある場合に使うケースが多いです。
「in the near future」
「in the future(将来的に)」よりも、近い未来での「いつか」を指す場合に使います。
ここでよく間違えるのが「in future」と「the」が無い熟語です。
- in future・・・これから先、今から将来
- in the futre・・・将来的に
二つの表現の違いをしっかりと押さえておきましょう。
「some other time」
また、別の機会のいつか、という場合に使います。
そのうち、という場合でもOKです。少し丁寧な言い方です。
例文:Tell me more in detail some other time(いつかもっと詳しく教えて下さい)
「rain check」
「some other time」に近い意味の「いつか・別の機会に」に使えますが、基本的に何かの申し入れを「断る」場合に使います。
例文:I take a rain check.(またの機会にでも/今回は遠慮します/また今度ね)
少しスラング的な表現ですが、「NO」というより柔らかい言い方でネイティブらしい英語になります。是非、機会があれば使ってみてください!
まとめ:未来と過去の「いつか」を使いこなす!
特に未来の「いつか」がポイントです。
同じ表現の「いつか」になるのではなく、ここでご紹介した表現をランダムに使ってみるなど英会話力を伸ばしていきましょう!
そして「いつか」、ネイティブのように使いこなせるようになりましょう!
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