
「いいなあ、羨ましい!」などの表現は日本語でも聞いたり、使ったりしますよね?
そのような場面の時、英語でも適切な表現があります。
また、辞書では説明していない「実際にネイティブが使う表現」をご紹介します。
【目次】
1.英語の「Jealous」を使って「羨ましい」を表現
1-1.英語の「Jealous(羨ましい)」の発音
1-2.英語の「Jealous(羨ましい)」を使った例文
1-3.「Jealous(羨ましい)」のスラング
1-4.「make」を使った「羨ましい」の英語
2.英語の「Envy」を使って「羨ましい」を表現
1.英語の「Jealous」を使って「羨ましい」を表現
先ず最初に、ネイティブが最も使う「羨ましい」の表現ですが、形容詞の「Jealous」(嫉妬する)を使います。
これはイギリス英語、アメリカ英語でも同様です。
また、主に口語的表現となります。
1-1.英語の「Jealous(羨ましい)」の発音
「Jealous」の発音と発音記号は下記となります。
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1-2.英語の「Jealous(羨ましい)」を使った例文
単純に「I’m(I am)」を付けて、「I’m jealous」として「いいなあ、羨ましい!」と表現するのが一般的です。
「I’m so jealous」と「so(とても)」を入れて表現してもOKで、「羨ましい限りです」と訳すこともできます。
また、「I’m jealous」の前に、下記の表現などを付け加えることもあります。
- You are so lucky! I’m jealous.
- Lucky you! I’m jealous.
- That’s great. I’m jealous.
- That’s nice. I’m jealous.
表現に慣れてきたら、是非このような文を頭に足してみましょう。これも、「いいなあ、羨ましい!」と訳せます。
また、「jealous of~」で「~が羨ましい」という表現になります。
よって、話している相手が羨ましければ「I’m jealous of you」(あなたが羨ましい!)となり、誰か第三者について、羨ましい場合は、「I’m jealous of him(her)」(彼、または彼女のことが羨ましい!)となります。
もちろん、「彼はお金持ち羨ましい」など理由を付けて言う時がありますね。その場合は、先頭にその事実(He is rich.)の後に、「I’m jealous.」と付け加えます。
または、「I’m jealous because he is rich.」として「because」を付けても同様です。
下記がいくつかの例文です。
- I’m jealous because everybody likes him.「彼はモテて羨ましい」
- I’m jealous because she has a good figure.「彼女はスタイルがよくて羨ましい」
- He is smart. I’m jealous.「彼は頭がよくて羨ましい」
また、友達同士などでカジュアルに「どう?羨ましいでしょ?」などいう場面もありますね。
その場合は下記の二つのように単純に疑問文にすればOKです。
- Are you jealous?
- Jealous?
1-3.「Jealous(羨ましい)」のスラング
ネイティブ間のメールやSNSでのやり取りでは、「I’m jelly」(ジェリー)として「羨ましい」を表現するケースもあります。
英語のスラングの1つですので、使わなくても覚えているだけでも役立ちます。
1-4.「make」を使った「羨ましい」の英語
実はこの「make」の英語は「作る」という意味以外に、『英語の「make」の使い方・意味|18の必要熟語や例文集』でも解説しているように、「~を~させる」という意味で英会話でもよく使います。
例えば、「AをBにさせる」という場合は、「make+A+B」という構文になり、「A」は「me」や「him」などの人称代名詞(目的語)、「B」は「形容詞(過去分詞)」や「動詞」がきます。
よって、この構文を使って、「羨ましい」を表現すると下記のようになります。
- 日本語:あなたが羨ましい
- 英語:You make me jealous.
※ 「彼が羨ましい」という場合は、「He makes me jealous.」となり、主語を代えるだけです。
2.「Envy」を使って「羨ましい」を表現
日本人が学校で教わる「羨ましい」は動詞の「Envy」(~を妬む)を使うものですが、実際にネイティブはさほど使いません。
感情的に「羨ましい!(I envy you)」という場合は、「jealous」、「envy」は、相手が持っているものを「妬む」というニュアンスが含まれ表現的には少し重い感じです。
また文語的でもあります。
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まとめ:学校で教わる「羨ましい」の英語より実践的なものを!
実際に「いいなあ、羨ましい!」という感情的な表現は、「Jealous」を使います。
よって、日常会話では、「I envy you」より「I’m jealous(of you)」の方を使うと覚えましょう!