「困る」や「困った(困っている)」を英語で言えますか?
日常生活でよく使う「困る」という言葉ですが、英語ですぐに思いつかない人も多いのではないでしょうか?
実は、英語では日本語の「困る」の対訳となる単語がありません。状況に応じて、様々なフレーズを使い分ける必要があります。
「困る」の直訳は英語にはない!?
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冒頭でお伝えしていますが、英語では日本語の「困る」にあたる英単語がありません。
辞書で調べても、日本語の「困る」を的確に表わす単語はでてきません。
日本語と、英語の考え方は違いがかなり多いので、このように日本語である言葉が、英語にはないということが結構あります。
例えば、「よろしくお願いします」などもそうですね。『英語で「よろしくお願いします」を6つの場面で表現する!』の記事を参考にしてみて下さい。
さて、そもそも困るとはどういうことでしょうか?
日本語の「困る」はこんな大きく分けて下記の3つの状況があります。
- どうしていいかわからない状況
- 問題や厄介なことに直面し苦しんでいる状況、悩んでいる状況
- お金や物資が足りなくて不都合がある状況
これらを状況に応じて、英語で伝える必要があります。それらを英語で「困る」を表現するのにつながるのです。
次からそれらを英語で表現してみましょう!
「困る」を伝える英語|簡単なフレーズと例文
先ほどお伝えした3つの状況での「困る」を伝える英語表現を確認しましょう。
「どうしていいかわからなくて困っている」時の英語・例文
- 英語:I don’t know what to do.
- 日本語:どうしていいかわからない。
- 音声:
どうしていいかわからなくて困っていることをそのまま伝える英語の表現です。「what to do」は「何をするのか」です。「何をするのか教えて下さい」は「Tell me what to do.」など様々な場面で使える表現です。
「問題に直面し苦しんでいる状況」や「悩んでいる状況」の時の英語・例文
代表的な3つの英単語を見てみましょう。
「problem」を使って「困る」を英語で表現
「問題」は英語で「problem」です。
「have(持っている)」と「problem」を使って、「困っている」状況を簡単に説明出来ます。
- 英語:I have a problem.
- 日本語:(問題があって)困っています。
- 音声:
「there」を使っても表現できます。
- 英語:There is a problem.
- 日本語 :問題がある ※これでもOKですが、自分や誰かが問題に直面している場合はhaveを使います。「~についての問題」という場合は、前置詞「with」を使って「problem with~」です。
- 音声:
「that」の表現もネイティブはよく使います。
- 英語:That’s a problem.
- 日本語:それは問題だ ※「this(これ)」も使いますが、その場合は「困ったことだね」というニュアンスになります。
- 音声:
「trouble」を使って「困る」を英語で表現
「心配」「悩み」「苦労」などの意味がある「trouble(トラブル)」を使って「困る」を表現できます。
- 英語:I’m in trouble.
- 日本語:困っています。
- 音声:
「I got into trouble.」 も同じような意味で、「got into」を使うと「面倒なことになってしまった」や「厄介なことになってしまった」というニュアンスです。「got(ガット)」は「get(ゲット)」の過去形です。
「struggle」を使って「困る」を英語で表現
「struggle」は問題に直面して「苦戦している」というニュアンスで使う表現です。
解決しよう、乗り越えようという気持ちがある場合に使う単語です。
- 英語:I’m struggling with the problem.
- 日本語:その問題で困っています。
- 音声:
「お金や物資が足りなくて不都合がある状況」の時の英語・例文
お金や物の「困る」は少し特殊ですが、直接的に「足りない」ということで困っている状況を説明できます。
下記が例文です。
- 英語:She is short of money.
- 日本語:彼女はお金に困っている。
- 音声:
※「short of(ショート・オブ)」は、「~が足りない」、「~が不足している」という意味です。お金以外にも使えます。
- 英語:I’m hard up for money.
- 日本語:私はお金に困っている。
- 音声:
※「hard up(ハード・アップ)」は「お金が足りない」や「生活に困窮してる」という意味があります。
その他の「困る」の英語
- I got in a bind.:私は(ものすごく)困っている。 ※「in a bind(イン・ア・バインド)」は「縛られている」という意味があり、トラブルがあり見動きができない状態や、打つ手が無い状態の時に使います。
- I am at a loss.:(私は)途方に暮れています。 ※「困る」っている状態が極限までいくと、途方に暮れてしまいますよね。途方に暮れれるは「be at a loss」で表現します。
「困る」などの英語表現が学べるオンライン英会話5選
「困る」などの英語表現や日常シーンでよく使う英語を覚えたい場合には、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、日常英語が上達するおすすめのオンライン英会話を5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
「困る」に関連する英語表現
「困った顔」など、「困る」に関連する用語も目を通しておきましょう。
- 困難:difficulty(ディフィカルティー), trouble(トラブル)
- 困難から逃れる:get out of difficulty ※「get out of~」は「~から出る」という熟語です。
- 困難がつきまとう:come with difficulty ※「come with~」は「~と一緒に来る」となります。
- 困難に直面する:face with a difficulty ※「face(フェイス)」は直面するという意味。
- 困難に打ち勝つ:get over one’s difficulty ※「get over~」は「~を乗り越える」という意味。また、「one’s」のところは「my」などの所有格が入ります。
- 困難をまねく:bring trouble ※「bring(ブリング)」は「持ってくる」です。
- 困難に陥る:get into difficulties
- 困った状態:uncomfortable situation、kettle of fish ※「uncomfortable(アンコンファタブル)」は「comfortable(コンファタブル/居心地が良い)」の反対語です。「situation(シチュエーション)」は「状況・状態」です。「kettle of fish」はフランクな口語表現で、「kettle」の直訳は「やかん」です。
- 困った人:a pain in the neck ※うざい人、どうしようもない人という意味です。「pain(ペイン)」は「痛み」です。「neck(ネック)」の代わりに、「ankle(アンクル/足首)」やお尻という意味の「butt(バット)・ass(アース)」なども使います。スラングで、とくに「ass」や「butt」を使うときたない言葉なので要注意!経済的に困窮しているという意味での「困った人」は「people in bad situations」などです。
- 困った時の友情:friendship in time of need ※直訳は「必要な時の友情」。本当に必要な時は困った時ですね。
- 困った目:troubled eyes ※「eyes」の代わりに「face」を使うと「困った顔」、「voice」は「困った声」。
まとめ:「困る」の英語は状況に応じて使い分ける
英語には「困る」の日本語の対訳がないので、「困っている状況」がどの意味なのかを考えて英語にする必要があります。
特にお金などに関する「困る」は、「困る」というよりも「お金が足りない」など直接的な表現を用いることが多いです。
また、ここでご紹介した「困る」の関連用語は、「困る」以外でも使える動詞も多く含まれているのでこの機会に一緒に覚えておくと英会話でも使えるので大変便利です。
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