
医学に強い、また人気の辞書や翻訳サイトなどをお探しですか?
私が英語指導をしている現役のお医者さんに確認して、いつも出てきているのが、「ステッドマン医学辞書」か「南山堂医学辞書」の2つです。
電子辞書やアプリのものもあり、先ずこの2つは押さえておきたいところでしょう。
しかし、両方とも安くはない値段であり、大手の書店などで一度確認して購入することをおすすめします。
また、英語の辞書と同様に「翻訳」できるツールもあれば大変役立ちます。
翻訳と言えば「Google 翻訳」を思い浮かべるかもしれません。
実際に多くの医師が使用しているのですが、実は他にも使える無料の翻訳サイトがあります。
目次:
1.おすすめの医学英語の辞書と電子辞書・アプリなど
・その1.「ステッドマン医学辞書」
・その2.「南山堂医学辞書」
2.医学英語に特化したおすすめの無料翻訳サイト(ソフト)
・その1.医療・医学翻訳&PubMed翻訳ツール
・その2.医療翻訳「QLife Pro」
1.おすすめの医学英語の辞書と電子辞書・アプリなど

簡単なポケット的な医学英語の和英・英和辞書が欲しい場合は、『医者におすすめの2つの医療・医学英語の勉強法|参考書・CD・アプリ』で紹介している「医学部英単語」という無料アプリです。
是非、ご活用ください。
その他にここでご紹介する辞書は医師、研修医、医学生の中でも有名な2つの辞書です。
しかし、どれも安くて手軽に購入できるものでもないので、しっかりと確認して購入するようにしましょう!
その1.「ステッドマン医学辞書」
「ステッドマン医学辞書(Stedman’s Medical Dictionary)」は全世界100ヵ国以上で使われている名実ともに信頼のおける医学英語辞書です。
その日本語版は、メディカルビュー社が発行していて、CD(DVD)、電子辞書やアプリなどのバージョンが揃っています。
その2.「南山堂医学辞書」
日本国内で日本人の手により作りあげられてきて、最も有名なのが南山堂が発行する「南山堂医学辞書」です。
その英和版、論文用、コンパクトなもの、電子版など様々な辞書があります。
こちらも是非一度書店などで見てみましょう!
2.医学英語に特化したおすすめの無料翻訳サイト(ソフト)
前章でおすすめの英語辞書をご紹介しましたが、翻訳ツール(ソフト)もあると心強いですよね。
私が英会話指導する医師の方のほとんどが「Google 翻訳」を今でも、また過去に使った経験があります。
もちろん「Google翻訳」もいいのですが、医学英語は特殊な単語などが多いため、これが合っているのか?など確認するためにも、あと一つは翻訳ツールを使えると便利ですね。安心感にもつながります。
ここでは、文字数に制限がありますが、無料で使える翻訳サイトをご紹介します。
しかし、どちらの翻訳サイトも音声がないため、病名などの単語の発音などは電子辞書やアプリで調べる必要が出てくるのが唯一のデメリットです。
「Google 翻訳」は音声も対応しているので発音も知りたい方は、google翻訳も上手く活用しましょう。
その1.医療・医学翻訳&PubMed翻訳ツール
医学情報専門サイトの「ONO MEDICAL NAVI(小野薬品工業)」の1つのサービスである翻訳ツールです。
簡単な文であればさほど違和感がないので、おすすめの1つです。
その2.医療翻訳「QLife Pro」
実際におすすめする「「QLife Pro」で簡単な翻訳をしてみました。
- 普通の風邪です。 → It is a normal cold.
- 坐骨神経痛です。 → It is sciatica.
- 症状から判断すると、恐らく逆流性食道炎でしょう。 → Probably, judging from a symptom, it will be reflux oesophagitis.
となり、翻訳精度は低くない。
学会・論文・研究での英文など更に専門性のあるものは本格的な添削やチェックが必要だが、患者へ英語で伝えるには十分な翻訳レベルですので安心して使えます。

まとめ:医学英語の辞書選びは慎重に先ずは簡単な翻訳からスタート
論文や学会の資料以外であれば、先ずは無料アプリや無料翻訳ツールを使って全然大丈夫です。
ちょっとした医学英語を調べるのなら十分ですのでご安心ください。
しかし話したり、読んだり、書いたりする能力を上げるには、日頃から英語に触れておく必要がありますのでその点は常に念頭に置いて英語学習をしましょう。
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