医学に強い、また人気の辞書や翻訳サイトなどをお探しですか?
私が英語指導をしている現役のお医者さんに確認して、いつも出てきているのが、「ステッドマン医学辞書」か「南山堂医学辞書」の2つです。
電子辞書やアプリのものもあり、先ずこの2つは押さえておきたいところでしょう。
しかし、両方とも安くはない値段であり、大手の書店などで一度確認して購入することをおすすめします。
また、英語の辞書と同様に「翻訳」できるツールもあれば大変役立ちます。
翻訳と言えば「Google 翻訳」を思い浮かべるかもしれません。
実際に多くの医師が使用しているのですが、実は他にも使える無料の翻訳サイトがあります。
目次
おすすめの医学英語の辞書と電子辞書・アプリなど
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簡単なポケット的な医学英語の和英・英和辞書が欲しい場合は、『医者におすすめの2つの医療・医学英語の勉強法|参考書・CD・アプリ』で紹介している「医学部英単語」という無料アプリです。
是非、ご活用ください。
その他にここでご紹介する辞書は医師、研修医、医学生の中でも有名な2つの辞書です。
しかし、どれも安くて手軽に購入できるものでもないので、しっかりと確認して購入するようにしましょう!
「ステッドマン医学辞書」
「ステッドマン医学辞書(Stedman’s Medical Dictionary)」は全世界100ヵ国以上で使われている名実ともに信頼のおける医学英語辞書です。
その日本語版は、メディカルビュー社が発行していて、CD(DVD)、電子辞書やアプリなどのバージョンが揃っています。
「南山堂医学辞書」
日本国内で日本人の手により作りあげられてきて、最も有名なのが南山堂が発行する「南山堂医学辞書」です。
その英和版、論文用、コンパクトなもの、電子版など様々な辞書があります。
こちらも是非一度書店などで見てみましょう!
医学英語に特化したおすすめの無料翻訳サイト(ソフト)
前章でおすすめの英語辞書をご紹介しましたが、翻訳ツール(ソフト)もあると心強いですよね。
私が英会話指導する医師の方のほとんどが「Google 翻訳」を今でも、また過去に使った経験があります。
もちろん「Google翻訳」もいいのですが、医学英語は特殊な単語などが多いため、これが合っているのか?など確認するためにも、あと一つは翻訳ツールを使えると便利ですね。安心感にもつながります。
ここでは、文字数に制限がありますが、無料で使える翻訳サイトをご紹介します。
しかし、どちらの翻訳サイトも音声がないため、病名などの単語の発音などは電子辞書やアプリで調べる必要が出てくるのが唯一のデメリットです。
「Google 翻訳」は音声も対応しているので発音も知りたい方は、google翻訳も上手く活用しましょう。
その1.医療・医学翻訳&PubMed翻訳ツール
医学情報専門サイトの「ONO MEDICAL NAVI(小野薬品工業)」の1つのサービスである翻訳ツールです。
簡単な文であればさほど違和感がないので、おすすめの1つです。
その2.医療翻訳「QLife Pro」
実際におすすめする「「QLife Pro」で簡単な翻訳をしてみました。
- 普通の風邪です。 → It is a normal cold.
- 坐骨神経痛です。 → It is sciatica.
- 症状から判断すると、恐らく逆流性食道炎でしょう。 → Probably, judging from a symptom, it will be reflux oesophagitis.
となり、翻訳精度は低くない。
学会・論文・研究での英文など更に専門性のあるものは本格的な添削やチェックが必要だが、患者へ英語で伝えるには十分な翻訳レベルですので安心して使えます。
医療英語が学べるオンライン英会話スクール
また、医療英語を学びたくて、医療英会話を気軽に勉強したい!と思ってもなかなか見つからないのではないでしょうか?
あったとしても、医療専門の先生が少なくて授業が出来ないケースは少なくありません。
その中でも比較的先生が揃っているオンライン教室をご紹介します。
しかし、ご自身に合うものなのかなど無料レッスンで一度試すことをおすすめしています。
医療英語専門のオンラインスクール「HLCA」
セブ島にある医療英語専門の語学学校「HLCA(ハルカ)」が運営する、医療英語に特化したオンライン英会話スクールです。
講師は、医療系の学位を取得した医療英語に精通している講師陣のみ。生徒一人につき3名程度の担当講師が付き、看護師や医療従事者向けに約20種類の医療職種に対応したカリキュラムを提供しています。
また、医療従事者の職種によって使われる英語も異なってくるのですが、その点に関しても、HLCAでは20のカリキュラムの中から個別にオーダーメイドされていて、各職種に最適化された英語が学べるようになっています。
医師 / 歯科医師 / 看護師 / 保健師 / 助産師 / 薬剤師 / 理学療法士 / 作業療法士 /言語聴覚士 / 柔道整復師 / 鍼灸師 / 救急救命士 / 臨床心理士 / 介護士 / 歯科衛生士 /医療通訳士 / CRA / MR / 栄養士 / 医療事務 |
HLCA受講生の職種内訳(割合)
HLCAオンラインスクール受講生の職種は、看護師が47%と多くて、次いで医師が22.6%となっています。
職種 | 割合 |
看護師 | 47.6% |
医師 | 22.6% |
薬剤師 | 8.8% |
助産師 | 5.9% |
PT・OT・ST | 5.0% |
その他 | 10.1% |
※PT(理学療法士)、OT(作業療法士)、ST(言語聴覚士)
また、受講生の一人ひとりには、担任の講師がついてくれます。マンツーマンでしっかりサポートしてくれたり、受講生のコミュニティも充実していて、卒業後のサポート卒業後もプロのキャリアカウンセラーが就職・転職などのサポートをしてくれます。
気になる方は、プロのカウンセラーから一度、無料カウンセリングが受けてみてはいかがでしょうか。
DMM英会話(メディカル英語)
オンライン英会話教室の大手「DMM英会話」でも医療英語が学べます。
ただし、DMM英会話では、医療英語に特化した専門コース自体はありませんので、医療英語を学べる教材と講師を選ぶことで、医療英語が学べます。
- 医療現場で使用する単語や英会話を学べる「健康とライフスタイル」
- 医療・健康に関する内容が組み込まれている「デイリーニュース」
しかし、メディカル専門として配属されている先生ではないので、一般の客とかぶって予約が取れないケースもあります。その点などはご自身で確認してみて下さい。
職業別レッスンプログラムが学べる「Mytutor」
「Mytutor」はIELTS・TOEFL・TOEIC・英検®など英語検定試験を教えられるプロフェッショナルの集団の講師陣が教えてくれるスクールです。
採用基準は、「履歴書審査」「4技能試験」「面接」ともに厳しく審査しております。特に、履歴では、政府公認英語教師資格者を多く採用します。
そして、Mytutorでは、英語資格以外にも「職業別レッスンプログラム」があり、その1つに医療英会話があります。
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先ずは無料トライアルで試すこともいいでしょう。
医師・看護師など医療現場の英語が学べる「EFイングリッシュライブ」
EFイングリッシュライブでは、レッスン単価も安いのに講師も英語母語かつ他スクールよりもより厳しい条件をクリアしたプロのネイティブが指導してくれて、さらに教材やカリキュラムもレベル別目的別で世界最高峰のメンバーで開発されたものになっています。
コースには、活動分野別の専門英語コースがあり、製薬・医療業界の専門英語コースでは、医師、看護師、救急隊員など医療現場で多く使われる医療用語が学べます。
しかも、日本人だけのグループレッスンではありません。世界中の生徒が一緒に参加するため、海外にでも語学留学したかのように授業に参加できます。
気になる方は、7日間無料で体験できるので世界最高峰のレッスンと教材に触れてみましょう。
まとめ:医学英語の辞書選びは慎重に先ずは簡単な翻訳からスタート
論文や学会の資料以外であれば、先ずは無料アプリや無料翻訳ツールを使って全然大丈夫です。
ちょっとした医学英語を調べるのなら十分ですのでご安心ください。
しかし話したり、読んだり、書いたりする能力を上げるには、日頃から英語に触れておく必要がありますのでその点は常に念頭に置いて英語学習をしましょう。
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