「予め(あらかじめ)」の英語は何というのでしょうか?
「予めご了承下さい」などはビジネス英語の口頭やメールでも欠かせない表現の一つです。
また、予めは「前もって」や「事前に」という訳し方もできますね。
目次:
1.「予め」の英語とその意味
1-1.「beforehand」で「予め」を表現
1-2.「in advance」で「予め」を表現
1-3.その他の英語で「予め」を表現
2.ビジネスで欠かせない「予め~」の英語表現とは?
2-1.「予めご了承下さい」の英語
2-2.「予めご連絡下さい」の英語
1.「予め」の英語とその意味
※このページには広告が含まれています。
因みに、「予め」とはどのような意味なのでしょうか?
辞書には次のようなことが書かれています。これは冒頭でお伝えしたものと同様です。
- 事が起こる前に(前もって)
- 事前に
上記の意味を指して、またネイティブがよくつかう単語を見ていきましょう。
1-1.「beforehand」で「予め」を表現
「beforehand」「ビフォーハンド」は主に副詞として使われますが、文末に来るのが通常です。
カジュアルな場面でも使われます。
下記がその例文です。
- 例文1.I prepared the meeting documents beforehand.(私は予め打ち合わせの資料を準備していました)
- 例文2.She reserved the seat for me beforehand.(彼女は予め私のために席を予約してくれていました)
- 例文3.I knew it beforehand.(予め知っていました) ※「I already knew it.」と同じニュアンスになります。後述します。
1-2.「in advance」で「予め」を表現
「beforehand」と同じように使われるのが熟語の「in advance」です。
「advance(アドヴァンス)」は、「前進(する)」、「前払い(する」など動詞と名詞、形容詞で使われる単語です。
前置詞の「in」と一緒に使うことで「予め」という意味を表現できます。「beforehand」とニュアンスも意味も同じだと思って下さい。
下記がその例文です。
- 例文1.I paid in advance.(予め支払いました) ※「前払いしました」という表現になるのでそのまま覚えましょう!
- 例文2.Thank you in advance.(予めありがとうございます) ※「よろしくお願いします」の英語の一つとして使われる表現です。『英語で「よろしくお願いします」|6つの場面で使い分ける!』の記事も参考にしてみて下さい。
- 例文3.You should arrange a meeting in advance.(予め打ち合わせをアレンジしていた方がいいでしょう) ※「beforehand」に置き換えることもできます。
1-3.その他の英語で「予め」を表現
「beforehand」や「in advance」よりさらにカジュアルに使える表現が、「already」(すでに)です。
過去の話をするときに使える表現ですので、未来のこと「予め~する」などの時は使えないのでその点は注意しましょう。
- 例文1.I already prepared it.(私はすでにそれを準備していました)
- 例文2.She already cooked before I came back.(私が帰宅する前に彼女は料理をすでにしていました)
未来のことでも過去でもカジュアルに使えるのが、「ahead」(アヘッド)です。「先に~」という表現です。
「ahead of time」という表現に置き換えることもできます。
先に、前もってという意味があります。
- 例文1.You should call him ahead(彼に前もって電話すべきです)
- 例文2.I paid for it ahead of time.(私はそれを事前に支払っていました) ※「ahead of time」を「in advance」に置き換えても同様の意味です。
他にも「previously」などの英語表現もありますが、ここでご紹介した英語表現で十分会話は可能です。
2.ビジネスで欠かせない「予め~」の英語表現とは?
特にビジネスの場面で「予め~」の2つの表現が欠かせません。
それは、「予めご了承下さい」と「予めご連絡下さい」です。
打ち合わせで口頭で伝える場合とメールなど書面で伝える場合がありフォーマルな言い方となりますが、知っておくだけでも役立ちます。
2-1.「予めご了承下さい」の英語
基本的には、「Thank you very much for your understanding.」という例文がよく使われます。
また、これに「in advance」を付けて「Thank you very much for your understanding in advance.」でも同様です。
直訳は「あなたのご理解に(前もって)感謝申し上げます」となります。
また、「~について予めご了承下さい」という場合は、「Please note that ~.」という文を使います。
「Please note that there is no smoking area in our building.(私たちのビルの中には喫煙所がないので、予めご了承下さい)」などとなります。
「Please note that ~.」の構文はフォーマルな文章などでよく見る表現ですので押さえておきましょう!
2-2.「予めご連絡下さい」の英語
予め連絡してね、などカジュアルな場面でも使いますよね。
「Please let us know in advance.」がビジネスではよく使いますね。
さらにフォーマルにすると「Please inform us in advaice.」などになります。反対にカジュアルな言い方は「Let us know ahead.」などでOKです。
「予め」などビジネス英語が学べるオンライン英会話3選
「予め」など、ビジネスメールやビジネスシーンで使う英語を覚えたい場合は、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
ここでは、ビジネス英語が学べるオンライン英会話を3つご紹介します。
- Bizmates
- ベストティーチャー
- EFイングリッシュライブ
それぞれ順番に見ていきましょう。
Bizmates
Bizmatesは、ビジネス特化型オンライン英会話でNo.1の実績を誇るオンライン英会話です。
「世界で活躍できるビジネス英会話スキル」を身に付けることが目的であり、独自カリキュラムと実際のビジネスシーンで使われる英語を網羅的に学ぶスタイルとなっています。
レッスン満足度は脅威の97.9%、上達実感は91.1%とこちらも圧倒的です。
レベルが30段階に分かれているので、英語がまったくできない初心者の方でも安心して受講できます。
初月が実質無料になるキャンペーンも用意されているので、Bizmatesが気になる方は公式サイトで情報をチェックしましょう。
ベストティーチャー
ベストティーチャーは、実際の場面を想定したリアルなレッスンが受けられるオンライン英会話です。
ライティング、実践を想定したトレーニング、スピーキングの3つを中心に英語力を強化でき、外国人講師による英作文の添削や、24時間場所や時間を選ばずに回数無制限でレッスンを受けられます。
実際に、ベストティーチャーの受講生も「2ヶ月間受講しただけで海外企業に転職できた」「仕事と育児を両立しながら英検1級を取得できた」と非常に良い評判が見られます。
ライティングとスピーキングを同時に強化したい方は、ベストティーチャーを受講してみてはいかがでしょうか。
EFイングリッシュライブ
EFイングリッシュライブは、世界の大企業でも採用されているカリキュラムを個人でも受講できるオンライン英会話です。
プライベート(1対1)レッスン、グループレッスンの好きなほうを選ぶことができ、12週間(3ヶ月間)でのレベルアップが約束されています。
また、英語レベル診断も用意されているので、自分の英語レベルが分からない方や、診断によって自分のレベルに合わせたカリキュラムを受講したい方にもぴったりです。
EFイングリッシュライブも無料体験が用意されているので、下記の公式サイトから無料体験を受講してみてはいかがでしょうか。
まとめ:「予め」の英語はカジュアルとフォーマルを使い分けよう!
前もって、事前に、予めとほぼ同じ意味で使っている英語ですが、友達間とビジネス相手では使い分けるようにしましょう。
フォーマルな場合は文書で見ることが多いので、その点も留意し、実際にメールなどで表現する場合に参考にするとベターです。
コメント