
「お風呂」を英語で言えますか?
日本に来た外国人に「お風呂」について伝える時や、海外旅行先で「お風呂」や「シャワー」について話す時などに知っておきたい「お風呂」の英語を学びましょう。
目次:
1.「お風呂」の基本英語と発音
1-1.「お風呂」の英語は?
1-2.「お風呂に入る」は英語で?
2.「浴槽」や「お風呂場」の英語
3.「風呂」の関連英語
1.「お風呂」の基本英語と発音
お風呂の英語と正しい発音のポイントと、英会話でも使う「お風呂の入る」の表現も習得しましょう!
1-1.「お風呂」の英語は?
「お風呂」は英語で「bath」です。
「bath」の発音と発音記号は下記となります。
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「bath」の発音ポイント!
「a」は「ア」と「エ」の中間の音です。「th」は舌の先を上下の歯で軽く挟んで「ス」の音で発音します。
特に「th」の音はしっかり発音しないと「bus(バス)」に聞こえてしまうので要注意です。
「th」と「s」の発音方法については、【英語のTHの発音|2つの舌の動きで飛躍的に上手くなる方法】で動画付きで詳しく解説しています。
1-2.「お風呂に入る」は英語で?
「お風呂に入る」は「take a bath」です。
「シャワーを浴びる」も同じく「take」を使って「take a shower」です。尚、「shower」は「シャワーを浴びる」という動詞でも使えます。
2つの違いは、「take a bath」の場合はお風呂にお湯をためて入って身体を洗い、「take a shower」の場合はお風呂には入らずシャワーを浴びて身体を洗うということです。
2.「浴槽」や「お風呂場」の英語
「浴槽」は「bathtub」(バスタブ)で、お風呂場は「bathroom」(バスルーム)です。
欧米などでは、「トイレ」も「toilet」ではなく「bathroom」という言い方が一般的です。「トイレを貸していただけますか?」という時も、「bathroom」を使って「May I use the(your) bathroom?」などとします。
例えば、アメリカの一般的な家庭では、お風呂場と洗面所、トイレが「bathroom」の中にセットになっていますし、「toilet(トイレット)」と言うと便器を想像してしまう人が多く、少し下品に感じてしまいます。「toilet」ではなく「bathroom」と言うのは、日本語で「トイレ」を「化粧室」という感覚に近いかもしれません。
因みに、トイレしかない公共の場等のトイレは「restroom(レストルーム)」と言ってもOKです。また、イギリスなど国によっても言い方が違います。「トイレ」の英語表現については【「トイレ」の英語|11個もある表現を場面毎に使い分ける!】(リンク:)で詳しく解説していますので、そちらを確認してみてください。
3.「風呂」の関連英語
ここでは、その他の「風呂」の関連表現を確認しましょう!
- 「露天風呂」:open-air bath, outdoor bath ※部屋についているような特定の客専用のプライベート露天風呂はそのまま「private open-air bath」でOKです。
- 「温泉」:hot spring, spa ※「hot spring」は天然の温泉で、「spa」はお湯を沸かしているところも含めて様々な温泉施設に使える表現です。
- 「公衆浴場」「銭湯」:public bath, bathhouse ※日本に来ている外国人であれば「銭湯」をそのまま「sento」として補足をしたほうがよい場合もあります。
- 「サウナ」:sauna ※発音は「サウナ」ではなく「ソーナ」です。
- 「風呂掃除」:clean a bathroom, clean a bathtub
- 「排水溝」:drain(ドレイン)
- 「(お風呂の)栓」:plug(プラグ)
- 「半身浴」:half body bath
- 「足浴」:foot bath
- 「シャンプー」:shampoo
- 「コンディショナー」:conditioner
- 「石鹸」:soap
- 「ボディーソープ」:body soap
- 「洗顔料」:face wash ※メイク落としなどのクレンジングができるものは「facial cleanser(フェイシャル・クレンザー)」です。
まとめ:「お風呂」の英語は実戦で身に付けよう!
「風呂」は日本と英語圏では文化が大きく違います。
英語圏でも浴槽がついている家も少なくないですが、お湯を貯めずにシャワーで済ましてしまうことのほうが多いです。
このような文化背景もセットで学ぶと、英語も記憶に残りやすいですし、実践の場でも使える英語を身につけることができます。