「欠席」を英語で言えますか?
学校や仕事など、「欠席」は日常でよく使う表現です。仕事をしていない人でも、パーティーや待ち合わせの「欠席」など使う機会は結構ありますよね。
「欠席する」、「病欠」、「無断欠席」などの表現も英会話には欠かせません。
「欠席」は英語でなんて言う?
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「欠席」は英語で「absence」です。
欠席の英語|「absence」の読み方(カタカナ)・発音
「absence」の読み方、発音、発音記号は下記となります。
最初の文字の「a」は「ア」と「エ」の中間の音です。
「absence」は「欠席」以外に、「不在」や「欠如」などの意味もあります。
欠席の英語|反対語?
「欠席」の反対の「出席」は「attendance(アテンダンス)」で、動詞形の「出席する」は「attend(アテンド)」です。
「欠席する」は英語でなんて言う?
誰かに欠席を使える時などは欠かせない英語表現です。
欠席の「期間」や「時期」、「理由」を伝える時のフレーズも覚えましょう!
「~を欠席する(します)」を英語で表現
「欠席する」は「be動詞+absent」で、「会議を欠席する」「学校を欠席する」など様々な「欠席」に使える表現です。
【例文】
- 日本語:彼は欠席です(来ません)。
- 英語:He is absent.
「~を欠席する」という場合は、「be動詞+absent from~」という形をします。
- 「欠勤する」:absent from work
- 「会議を欠席する」:absent from a meeting
- 「学校を欠席する」:absent from school
- 「クラスを欠席する」:absent from class
- 「試合を欠場する」:absent from the game
この他にも、「パーティー(the party)」、「式典(the ceremony/セレモニー)」、「委員会(the committee/込ティー)」など、様々な「欠席」に使えます。
「欠席の期間」を英語で伝える
「~日間欠席する」など期間を伝える場合は、後ろに「for+期間」をつければOKです。日数であれば「for ~days」、週単位であれば「for ~weeks」となります。
【例文】
- 英語:Tom will be absent from school for 5 days.
- 日本語:トムは学校を5日間欠席します。
「for」のあとの期間は明確な日数でなくてもOKです。「for a long period」だと、「長期間欠席する」、「for a while」だと「しばらく欠席する」ということになります。
「欠席の時期」を英語で伝える
「明日」、「来週」、「先週」など欠席する時期を伝える場合も、期間と同じように「文の後ろに時期」を置きます。
【例文】
- 英語:Jessica was absent from work yesterday.
- 日本語:ジェシカは昨日欠勤しました。
「欠席の理由」を英語で伝える
「欠席」の理由を伝えるのに便利なフレーズが「due to ~」です。
「due to ~(ドゥー・トゥー)」は、「~が原因で」「~のせいで」という意味で、「absent from ~」と一緒に使うと、欠席の理由を伝えることができます。
【例文】
- 英語:I will be absent from work due to sickness.
- 日本語:病気で仕事を休みます。
もちろん、「病欠」以外でも「due to~」は使えます。
「due to a prior engagement」は「先約があるため」となります。「prior(プライオア)」は「前の・以前の」という意味です。「engagement(エンゲイジメント)」は「約束」など。会議の欠席理由を伝えるのに使える表現です。
勿論、「~だから」と言う意味の「because」の文を使っても理由を伝えることができます。
【例文】
- 日本語:He is absent because he has another meeting.
- 英語:彼は別の会議があるため欠席です。
「無断欠席」を英語で表現
「無断欠席」は英語で「absence without notice」です。
「notice(ノーティス)」は「告知」や「予告」という意味です。
「absence without notice」は直訳すると「予告なしの欠席」で、つまり「無断欠席」となります。「無断で欠席した」は「absent without notice」となります。
知っておきたい!「欠席」に近い英語表現
「欠席する」に近い意味の、知っておきたい英語表現をいくつかご紹介します。
英語の「skip」で表現する欠席
「skip(スキップ)」は「飛ぶ」や「飛ばす」という意味ですが「さぼる」という意味でも使えます。
例えば「skip the class」は「クラスをさぼる」です。「cut the class」もほぼ同じニュアンスです。
「skip」と「cut」は学生の間では良く使う表現なので、留学を考えている人は知っておきたい表現です。
英語の「take a day off」で表現する欠席
「day off」が仕事などの「休み」の意味で、「take a day off」にすると「休みをとる」という意味です。
英語の「sick day」で表現する欠席
「病欠」という意味です。2日以上の場合は複数形で「sick days」となります。
「有給の病気休暇」は「sick leave」です。
「leave」は「去る」と言う意味の動詞ですが、名詞で使うと「休暇」と言う意味で使えます。海外では、有給休暇とは別で有給の病欠が認められていているケースが多く、その場合の休暇を「sick leave」といいます。
また、「leave of absence」という表現もありますが、これは学校や職場から許可をもらった「休暇」のことです。大学などでは「休学」と訳されることもあります。
「欠席」に関連する英語一覧
「欠席」の関連表現を確認しましょう。
- 「有給休暇」:personal time off, paid leave of absence ※「PTO」と略して使ってもOKです。
- 「無給の休暇」:unpaid leave ※unpaid(アンペイド)は「paid(払われている)」の反対です。
- 「産休」:maternity leave ※「maternity(マターニティー)」は「母の」や「妊婦の」という英語です。
- 「育児休暇」:childcare leave
- 「長期欠席(欠勤)」:a long absence
- 「欠席届」:a report of absence
- 「常習欠勤」:absenteeism(アブセンティーズム) ※しょっちゅう休むことです。学校や仕事などの、「長期欠勤」の意味でも使えます。
- 「病欠の連絡をする」:call in sick ※学校や職場への連絡です。
- 「出欠をとる」:call the roll
- 「仮病」:fake illness, play sick, pretend to be illness ※「fake(フェイク)」は「嘘の」、「pretend(プリテンド)」は「〜のフリをする」。「illness(イルネス)」は「病気」です。
「欠席」の英語を各場面で正しく使いこなそう!
「~を欠席する」の「absent from ~」は幅広く使える表現なので、使いこなせるようにしておきましょう。
意外と知らない人が多いのが「休み」という意味の「day off」の表現です。
「今日は仕事が休み」と言うときに「休暇」という意味の「vacation」を使ってしまう人が多いですが、「vacation」は比較的長期の休みのことなので間違いです。
「day off」は日常会話などでも、とても良く使う表現なので覚えておきましょう。
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