「幼馴染み(幼なじみ)」を今すぐ英語で言えますか?
実は1つの単語で表現することはない英語なので、文章(英文)にするのが一般的です。
また、現在形、過去形、また現在完了形のどの時制でも使える、とてもユニークな表現です。
下記が「彼(彼女)は私の幼馴染みです」の英語で、どれも正しいです。
- He/She is my childhood friend.
- We grew up together.
- We’ve known each other since childhood.
これを今回深堀することで、更に英語が楽しくなります。
幼なじみという関係に近い「親友」の表現については、『「親友」の英語|スラングなど7表現とかっこいいメッセージや名言集』の記事を参考にして下さい。
幼馴染みを「現在形」で表現
※このページには広告が含まれています。
さて、先ず基本となるのが「childhood(発音:チャイルドフッド)」という単語です。
「幼年時代」、「幼い頃」という意味になります。
これを使って現在形で次のような表現ができます。
全て「私たちは幼なじみです」となります。
- We are friends from childhood.(直訳:私たちは幼いころからの友達です)
- She is my childhood friend.(直訳:彼女は私の幼年時代の友達です)
また、「childhood」を使わずに、次のような表現もできます。
- We are old friends.(直訳:古くからの友達です)
- we go back.(直訳:昔からの友達です) ※「We go back a long way.」という表現もします。
など。
現在形だけでもこれだけ多くの表現ができます。
因みに、結婚相手が幼なじみの場合は、「childhood sweetheart」と表現できます。「He married with his childhood sweetheart.(彼は幼なじみと結婚しました)」など、
幼馴染みを「過去形」で表現
さて、ここでは過去形を使って「幼なじみ」を表現するのですが、下記が主な言い方です。
熟語の「grow up(育つ)」の過去形を使うのが基本です。
- We grew up together.(直訳:私たちは一緒に育ちました)
- I grew up with her.(直訳:彼女と一緒に育ちました))
因みに、growの過去形は「grew(グルー)」、過去分詞は「grown(グローウン)」となります。
幼馴染みを「現在完了形」で表現
最後は、現在完了形を使って「幼なじみ」を表現します。
因みに、現在完了形について詳しく知りたい方は、『英語の現在完了形|過去形との違い・4つの用法や例文と時間軸イメージ』の記事を参考にして下さい。
下記が主な表現となります。「I have 過去分詞(We have 過去分詞)」の形ですが、短縮形の「I’ve」や「We’ve」として使うことが多いです。
- We’ve grown up together. ※過去形で紹介した「We grew up together.」を現在完了形にしていますが、今も未成年というニュアンスが強いです)
- I’ve known him since childhood.(直訳:幼少期から彼を知っています)
- We’ve known each other since childhood.(直訳:幼いころからお互いが知り合いです)
など。
「since(~から)」というのは現在完了形にはよく使われますが、「since childhood(since + 名詞)」、「since we are kids(since +文)」のどちらでも使えます。
この「since ~」が無ければ、単純な知り合いとなるので、幼なじみを紹介したい場合は付け加えるのがポイントです。
まとめ:全ての時制で「幼馴染み」の英語を表現してみよう!
いかがでしたでしょうか?
単純に「幼馴染み(幼なじみ)」と表現したくても色々なパターンがありますね。
これは今回だけじゃなく、他を英訳する時も遭遇することです。
よって「幼馴染み」の英語のように、色々な表現を言えるようになるとドンドン英語力がアップしていきます。是非、参考にして下さい。