「説明」の英語を正しく表現できますか?
また、「説明」には、「説明書」や「説明会」、また動詞の「説明する」など派生する英語が多く存在します。
他の単語でも同様ですが、それらの表現は1つの英語だけ覚えればいいというものではありません。
目次
名詞の「説明」の英語とその違い
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一般的に、「説明」の英語は、2つあります。
読み方(発音)も確認しましょう。
- explanation(エクスプレネイション):理由などの説明についてはこの単語を使います。
- account(アカウント):説明の他に、「勘定」や「口座」などの意味もあります。
基本的に、この2つの名詞を覚えておけば大丈夫です。
動詞の「説明する」の英語とその違い
「explanation(説明)」の動詞である「explain」だけではなく、基本として3つの「説明する」という英語が存在します。
- present(プレゼント):概要を説明する ※名詞は「presentation(プレゼンテーション)」で、ビジネスでも使います。また、お土産の「プレゼント」と同じスペルですが、アクセントが「s」にあるのが動詞となります。英語でのプレゼンテーションについては、『英語でプレゼンテーション|これで大丈夫!10個のポイント』の記事をご参考下さい。
- describe(ディスクライブ):商品を説明する ※名詞は「description(ディスクリプション)」です。
- explain(エクスプレイン):理由を説明する ※名詞は、上記で述べている「explanation」です。
「~について説明する」の英語|explain about
日常生活でよく使う動詞の「explain」は、その後に前置詞の「about」を付ける場合が多いです。「~について説明する」=「explain about ~」となります。
しかし、「説明して!」と少し命令口調で言う場合は「Explain it!」となります。
ビジネスで使う「説明する」の英語
また、ビジネスで使う「説明する」は「present」と「describe」です。
“present” と “describe” は似ていますが、微妙な違いがあります。以下はそれぞれの単語を使った簡単な例文です。
- present:
- 英文: Let me present the key features of our new product.
- 和訳: 新製品の主な特徴をご紹介いたします。
- describe:
- 英文: Can you describe the process in more detail?
- 和訳: そのプロセスをもう少し詳しく説明していただけますか?
“present” は何かを提示したり紹介したりする際に使用され、一般的に公式で形式張ったものを指すことがあります。一方で “describe” は、より詳細に説明する際に使用され、物事や概念を言葉で描写することを意味します。
日本文化を説明などの際には、tell(言う)やtalk about~(~について話す)、introduce(紹介する)やshow(見せる)などで説明するを表現します。
刺身、天ぷらなどの日本料理、お年玉、七五三、花見などの日本文化についての説明文や例文ついては、『「日本文化」を英語で紹介|正確に伝えるための8つの基本』の記事を参考にして下さい。
「説明書」の英語
説明される商品などにより、3つの「説明書」の英語があります。
- desctription(ディスクリプション):商品の説明書など
- manual(マニュアル):取り扱い説明書など
- brochure(ブローシャー):旅行などの説明(商品なども含む) ※「pamphlet(パンフレット)」と同様です。
「leaflet(リーフレット)」という単語もありますが、「チラシ」「折り込み広告」という意味合いが強いです。
場合で異なる「説明会」の英語
単純に「meeting」という単語よりも、時と場合により適切な「説明会」の表現が、4つあります。
- information session:学校や会社説明会など ※ 学校説明会は、「school infromation session」となります。
- briefing:簡単な概要説明会など
- explanatory meeting:フォーマルな説明会など
- orientation:新入生・新入社員などへの説明会
「briefing(ブリーフィング)」など、使う単語で「説明会」の重要度の度合いなども表現できますね。
また、「meeting」のみでも「説明会」を表す場合もあります。
「説明」の関連英語とフレーズなど
下記の関連英語や例文も覚えておくと英会話で役立ちます。
- 状況説明:breifing ※「概要説明会」と同じ単語を使えます。
- 説明不足:a lack of explanation ※「insufficient explanation」でもOKです。
- 説明不足で申し訳ございません:I’m sorry for a lack of my explanation. ※または「I’m sorry that I didn’t make it clear enough.」などでもOKです。
- 説明させて下さい:Let me explain. ※または丁寧に「I’d like to explain.」でも大丈夫です。
- 説明ありがとうございます:Thank you for your explanation.
SNS・メールなどの会話や説明で使う略語一覧
外国人が送信したメールはSNSなどのチャットの中に、
「BFN」
「gtg」
「IDK」
などと暗号のような初めて見たような英語の略語があったりします。
詳しくは『英語の略語一覧|メールやSNSで今すぐ使える厳選92個』で紹介していますが、下記が英語の略語の一覧です。ビジネスで使用するもの、スラングと様々な略語であり、使う場面には注意が必要です。
なお、上記にある「BFN」、「gtg」、「IDK」は次の一覧では赤字にしていますが、先ずはどのような英文が原文なのかを予想してみましょう!
とても多いですが、日常的なやり取りの中で使えるとおしゃれですね。
また、『英語の月や曜日の略|たった1つのパターンで完ぺき!』の記事にもあるように、「月」や「曜日」などを略して書くことはカジュアルやビジネスシーンでも多々あります。
つまり、英語をマスターするには、このような英語の略語は避けて通れないものですが、基本はフォーマルなビジネスでは使わないと考えて下さい。
特に、初めて挨拶をするビジネスメールなどは特に避けて下さい。
しかし、「PO(Purchasing Order)」や「Mtg(Meeting)」、「e.g.(For example)」など使えるビジネス専用の略語もあります。メールなどでも使えるものですので、これらの略語も覚えておく必要があります。
因みに、日本人がよく使う「NG(No good)」は和製英語の略語でネイティブには通じないので注意して下さい。
まとめ:「説明」の英語から様々なニュアンスや目的も把握できる!
「説明」に関連する英語はその目的などにより使う単語が違ってきます。
ここでご紹介した英語を参考に、ケースバイケースで正しく表現しましょう。ビジネスの場面などでも、相手に正しく伝えるためにはとても必要な使い分けとなります。
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