「お風呂」を英語で言えますか?
後ほど詳しく解説しますが、「お風呂に入る」という場合のフレーズは下記をよく使いますが、ニュアンスが異なるので注意が必要です。
- take a bath(お風呂にシッカリと使って入浴しているイメージ) ※日本の習慣で多い「お風呂に入る」ですね。
- take a shower(シャワーを浴びるけど入浴しないというイメージ) ※西洋のお風呂の習慣ですね。
日本に来た外国人に「お風呂」について伝える時や、海外旅行先で「お風呂」や「シャワー」について話す時などに知っておきたい「お風呂」の英語を学びましょう。
目次
「お風呂」は英語でなんて言う?
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お風呂の英語と正しい発音のポイントと、英会話でも使う「お風呂の入る」の表現も習得しましょう!
「お風呂」の英語|「bath」の読み方(カタカナ)・発音
「お風呂」は英語で「bath」です。
「bath」の読み方、発音、発音記号は下記となります。
「bath」は「入浴」、「浴槽(イギリス英語)」、「ふろ屋」なども意味する単語です。
「bath」の発音ポイント!
「a」は「ア」と「エ」の中間の音です。「th」は舌の先を上下の歯で軽く挟んで「ス」の音で発音します。
特に「th」の音はしっかり発音しないと「bus(バス)」に聞こえてしまうので要注意です。
「th」と「s」の発音方法については、【英語のTHの発音|2つの舌の動きで飛躍的に上手くなる方法】で動画付きで詳しく解説しています。
「お風呂に入る」は英語の違いとフレーズ
「お風呂に入る」は「take a bath」です。
「take a bath」を使ったフレーズの例文は下記です。
- My dad likes to take a hot bath every morning.(私の父は毎朝、暖かいお風呂に入るのが好きです)
- It’s time to take a bath.(お風呂の時間よ!) ※「It’s bath time.(マスタイムよ)」や「Your bath is ready.(お風呂が浸かったよ)」という表現もあります。
- May I take a bath now?(お風呂を頂いてもいいですか?) ※第三者の家にお泊りする時に使えるフレーズですね。
- I always feel good taking a bath.(お風呂に入っている時はいつも気分がいいです)
など。
下記の写真が「お風呂に入る(浸かる)」というイメージですね。
「シャワーを浴びる」も同じく「take」を使って「take a shower」です。尚、「shower」は「シャワーを浴びる」という動詞でも使えます。
下記の写真が、海外で「お風呂に入る」というイメージになりますね。
2つの違いは、「take a bath」の場合はお風呂にお湯をためて入って身体を洗い、「take a shower」の場合はお風呂には入らずシャワーを浴びて身体を洗うということです。
海外で「お風呂に入る」は「take a shower」がベター
海外では、本当にリラックスする時や疲れた時などに限り、お風呂に浸かるという習慣があり、毎日のお風呂は「take a shower」が一般的です。
なので、日本のお風呂の習慣を説明する時は、In Japan, we usually have a custom to take a bath instead of a shower.(日本では、シャワーよりもお風呂に浸かる習慣があります)のような例文をそのまま使って下さい。
また、西洋では、浴槽に水をためて浸かった後は、水を抜いて、その場で(浴槽の中)でシャワーで洗い流すというのが一般的で、お風呂をためたままにしません。各個人でお風呂の水を入れるというイメージがあるはずです。
その場合は、In Japan, a whole family uses the same bath water. Therefore, it’s better to take a shower and wash your body before taking a bath.(日本では一家族、みんなが同じお風呂の水を使うので、お風呂に入る前にシャワーで体を洗うのがいいでしょう。)などの例文を使って説明して下さい。
「浴槽」や「お風呂場(浴室)」の英語
「浴槽」は「bathtub」(バスタブ)で、お風呂場(浴室)は「bathroom」(バスルーム)です。
しかし、イギリス英語では「bath」で浴槽を指す場合が多いので注意して下さい。
海外のお風呂場は、日本のように洗い場はなく、洋服は浴槽の外で脱いで、体を洗ったり、拭いたりするのは全て浴槽内で完結するイメージです。
欧米などでは、「トイレ」も「toilet」ではなく「bathroom」という言い方が一般的です。「トイレを貸していただけますか?」という時も、「bathroom」を使って「May I use the(your) bathroom?」などとします。
例えば、海外の一般的な家庭では、お風呂場と洗面所、トイレが「bathroom」の中にセットになっていますし、「toilet(トイレット)」と言うと便器を想像してしまう人が多く、少し下品に感じてしまいます。「toilet」ではなく「bathroom」と言うのは、日本語で「トイレ」を「化粧室」という感覚に近いかもしれません。
因みに、トイレしかない公共の場等のトイレは「restroom(レストルーム)」と言ってもOKです。
それと、「washroom」や「lavatory」など「洗面所」という表現でフォーマルて丁寧な言い方もあります。これでお風呂場(浴室)を指す場合もあります。
また、イギリスなど国によっても言い方が違います。「トイレ」の英語表現については【「トイレ」の英語|11個もある表現を場面毎に使い分ける!】で詳しく解説していますので、そちらを確認してみてください。
「風呂」の関連英語と例文
ここでは、その他の「風呂」の関連表現を確認しましょう!
- 「露天風呂」:open-air bath, outdoor bath ※部屋についているような特定の客専用のプライベート露天風呂はそのまま「private open-air bath」でOKです。
- 「温泉」:hot spring, spa ※「hot spring」は天然の温泉で、「spa」はお湯を沸かしているところも含めて様々な温泉施設に使える表現です。
- 「公衆浴場」、「銭湯」:public bath, bathhouse ※日本に来ている外国人であれば「銭湯」をそのまま「sento」として補足をしたほうがよい場合もあります。
- 「サウナ」:sauna ※発音は「サウナ」ではなく「ソーナ」です。
- 「お風呂に水を張る」:run a bath ※「fill a bathtub with water」という表現もあります。
- 「風呂掃除をする」:clean a bathroom, clean a bathtub
- 「排水溝」:drain(ドレイン)
- 「(お風呂の)栓」:plug(プラグ)
- 「半身浴」:half body bath
- 「足浴」:foot bath
- 「シャンプー」:shampoo
- 「コンディショナー」:conditioner
- 「石鹸」:soap
- 「ボディーソープ」:body soap
- 「洗顔料」:face wash ※メイク落としなどのクレンジングができるものは「facial cleanser(フェイシャル・クレンザー)」です。
など。
これらの単語を使って、次のような例文ができます。会話の中で参考にしてみて下さい。
- She takes a half body bath to relax.(彼女はリラックスするために半水浴をします)
- Make sure of your body soup before taking a shower.(お風呂入る前にボディーソープがあるか確認してね)
- I ran a bath for you before you came home.(あなたが帰宅する前にお風呂を準備したよ)
- I will enjoy the outdoor bath in the hotel.(そのホテルにある露天風呂を楽しみます)
- He has a sauna in his house.(彼は家にサウナを持っています)
- It’s my turn to clean a bathtub today.(今日は私がお風呂のお掃除当番です)
など。
まとめ:「お風呂」の英語は実戦で身に付けよう!
「風呂」は日本と英語圏では文化が大きく違います。
英語圏でも浴槽がついている家も少なくないですが、お湯を貯めずにシャワーで済ましてしまうことのほうが多いです。
このような文化背景もセットで学ぶと、英語も記憶に残りやすいですし、実践の場でも使える英語を身につけることができます。
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