著者 : 藤永 丈司

◆上智大学比較文化学部卒(現:国際教養学部)
◆初受験でTOEIC990(満点)、英検1級、小学校英語指導者資格
◆ニンテンドー3DS TOEIC「超速」プログラム・スペシャルアドバイザー

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著者自身の受験英語への疑問や登校拒否といった苦い体験や、10年以上にわたる海外生活から、外国人の英語習得の早さと相対する日本人の遅さの違いを同時に徹底的に解読・研究を繰り返すことで、日本人へ「英語回路」を植え付ける仕組みを解明。


◆活動 - 芸能人 への個別指導、英会話・ TOEIC講座、企業研修、小学生を中心に 各地でボランティア英語指導など。


藤永の著者・監修した商品

◆著書に「なぜ、留学生の99%は英語ができないのか?」など多数(シリーズ累計10万部以上)

2016年に甚大な被害をもたらした「熊本地震」への復興活動の一環として、『マイスキ英語(代表:藤永丈司)』は、同年7月より、Jリーグ所属のロアッソ熊本のスポンサーカンパニーとして協賛しております。

「資料」の英語|表現が異なる!?使い分ける4つの英単語

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material_data

ビジネス英語で、「資料」について話す機会はよくあります。

「資料をまとめておいて!」など指示を出したい場面で、どう言ったらいいか困っていませんか?

ここでは、特にビジネスシーンでは欠かせない「資料」に関する英語表現をまとめてご紹介します。既に職場で英語を話す機会がある方は、すぐにでも実践して下さい。

1.「資料」を英語で表現
1-1.英語の「material」で「資料」
1-2.英語の「data」で「資料」
1-3.英語の「document」で「資料」
1-4.英語の「handout」で「資料」
2.「資料」に関する様々な英語表現と豆知識

1.「資料」を英語で表現

「資料」という日本語をそのまま、ひとまとめに英語にできる単語はありません。

どういう資料なのかによって英語訳がかわります。

1-1.英語の「material」で「資料」

「material」の発音などは下記となります。

読み方
音声
発音記号
マテリアル
http://mysuki.jp/wp-content/uploads/2016/07/material.mp3
mətí(ə)riəl

一般的に「資料」の英語として使われるのが「material」です。

もともとの意味が、原料、材料という意味で、基礎データや、何かを作るためのベースになる材料が「material」です。

資料の意味で使う場合は、複数形のsをつけず単数の「material」とするのが通常です。

1-2.英語の「data」で「資料」

「data」の発音や使うシチュエーションを確認しましょう。

読み方
音声
発音記号
データ
http://mysuki.jp/wp-content/uploads/2016/07/data.mp3
déɪṭə

実験などのデータ系の資料は「data」を使います。

データ(data)は、日本語で使われるので、よく知られている単語ですが、実はこれは「datum(発音:データム)」の複数形です。しかし、単数形でも「data」のままで使う場合も多いです。

1-3.英語の「document」で「資料」

「document」の発音は次の通りです。

読み方
音声
発音記号
ドキュメント
http://mysuki.jp/wp-content/uploads/2016/07/document1.mp3
dάkjʊmənt

通常の文書系の資料は「document」です。複数形(documents)で使う場合が多いです。

1-4.英語の「handout」で「資料」

「handout」の読み方などは下記となります。

読み方
音声
発音記号
ハンドアウト
http://mysuki.jp/wp-content/uploads/2016/07/handout.mp3
hǽndàʊt

会議やプレゼンテーション、授業などで出席者に配られる資料は「handout」です。

様々な場面で出てくるので覚えたい単語です。

日本語で「handout」のことをプリントというカタカナ英語を使うので、間違ってしまう人が多いので要注意です。カタカナ英語は日本語での日常会話で多く存在するので、興味のある方は、『和製英語|各ジャンル別に解説!カタカナ英語54選一覧』の記事を確認してみて下さい。

その他に、報告書は「report」、統計は「statistics」、議事録は「minutes」、教材は「teaching material」など「資料」の種類によって様々な表現があります。

2.「資料」に関する様々な英語表現と豆知識

ビジネスの多くのシチュエーションで「資料」を使った表現があります。

今すぐにでも使えるものばかりですので、是非活用してみて下さい。

  • 「資料を集める、資料をもらう」:collect material ※資料の種類によってcollect dataなど「資料」部分を変えます。
  • 「資料請求」:request for documents ※パンフレットは「brochure」、商品カタログは「catalog」です。
  • 「資料を仕上げる」:finish a document ※仕上げるという意味で「complete」の動詞をfinishの代わりにも使えます。
  • 「資料を準備する」:prepare the document ※「get the document ready」でも同様です。
  • 「資料をメールで送る」:send the document by e-mail ※郵便で送る場合は、「by post」となります。
  • 「資料を持ってくる」:bring handout ※持って行くは「take」を使います。
  • 「資料を要約する」:summarize material ※資料をまとめるは「get together material」です。
  • 「資料を配る」:pass out the handout ※配布するは「distribute」ですが、distributeの意味は多人数に配布するイメージです。
  • 「資料を日本語に訳す」:translate the document into Japanese
  • 「資料の複製」:reproduction of material ※「document-reproduction」も使います。
  • 「資料の不足」:lack of date ※資料の内容が足りない場合に使うフレーズです。
  • 「一次資料」:primary sources ※一次資料は、インタビューの音声や、写真、リサーチのデータなど、文章を書き起こすために必要な資料のことです。
  • 「資料保存」:resource reservation ※「資料を保存する」は「save the document」です。
  • 「資料室」a reference room ※新聞社の場合は「a morgue(口語)」で、資料図書館は「data library」です。

ここで紹介した表現の「資料」にあたる単語は、material、data、documentなど、必要に応じて入れ替えて使ってOKです。様々な表現がありますが、全て覚える必要はありません。必要に応じて、その都度、使いながら覚えましょう。

「資料についての豆知識」

英語ではビジネスでも、学校でもプレゼンテーションやスピーチなどの場合、ビジュアルエイドと言ってパワーポイントや、図表、ハンドアウトなどの資料も重要視しています。

最近では日本もパワーポイントで資料を作ることが多いですが、資料を駆使してどう相手に伝えるかという能力は仕事の能力のひとつと考えられる傾向があります。

特にプレゼンテーションの資料は、わかりやすくまとめる必要があります。

日本人が作る資料は、伝えたいことを全て羅列してしまったり、盛り込み過ぎて、資料が読みにくいというパターンがありがちです。

キーワードだけ入れて、詳しい内容は言葉で説明するのが基本です。

また、言葉だけでなく、図や表などがあると、理解しやすいことももちろんですが、聞いている相手が言語と違う感覚を使うタイミングを入れこむことで飽きにくくなるというメリットもあります。

ただ、意味のないアニメーション、文字の動きなどは多用すると逆にわかりにくくなってしまうので要注意です。

プレゼンテーションのコツは、『英語でプレゼンテーション|これで大丈夫!10個のポイント』でも紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。

プレゼンの時に使える「資料」に関する表現が下記です。

  • Could you pass them out?(これらを配っていただけますか?)。
  • Does everyone have a handout?(皆さん、お手元に資料はございますか?)。
  • Please take a look at the handout.(資料をご覧ください。)。
  • The chart shows~.(表が表わしているのは~です。) ※棒グラフは「bar chart」、円グラフは「pie chart」、線グラフは「line chart」。

まとめ:「資料」の英語はその性質によって変わる!

「資料」の英語は、どんな資料なのかによって表現が変わります。

英語は日本語より、「どんなものか」を明確に表現する傾向があります。

しかし、ここで挙げた基本的な「資料」に関する単語は覚えておくと困ることはないでしょう。

資料関連の表現は全て覚える必要はなく、仕事や勉強などの必要に応じて、また必要なタイミングで都度覚えていくとよいでしょう。

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