「私たちは兄弟のように仲がいい」、「仲良しカップル」などを表現する時はどのような単語やフレーズであれば相手に通じるのでしょうか?
英語には様々な言い方があり、それらをマスターすることで英語の幅が広がっていきます。
『「親友」の英語|スラングなど7表現とかっこいいメッセージや名言集』の記事でも紹介しているような英語表現もあります。
また、その反対の「仲が悪い」はどう表現すればいいのでしょうか?
目次
「仲がいい」の英語表現一覧・例文
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これからご紹介する単語や熟語を使った「仲がいい(仲良し)」の英語に触れていきましょう!
close
先ずは、形容詞の「close(クロース)」を使った表現です、「近い」という意味になります。
下記がその例文です。
- I’m close with him.(私は彼と仲がいいです) ※「I’m close to him.」もほぼ同じ意味で使えます。
- They used to be very close.(彼らは昔はとても仲がよかったです) ※過去の事ですね。「They were very close.」でもOKです。
同じスペルですが動詞の「close(クローズ)」は、閉じるとなり、意味も発音も異なるので注意が必要です。
「どんどん仲が良くなっている」の英語は?
だんだん仲良くなってきている、と言う時もありますね。また、昔はそうでもなかったけど仲良くなったというパターンはどう表現するのでしょうか?
ポイントは、状態の変化を表す「get」を使う事です。
下記がその例文です。
- We are getting closer.(私たちはますます仲が良くって来ています) ※過去よりももっと近いという比較級(closer)を使っています。比較級を使わずに、「We are getting close.」でも問題ありません。
- They got close.(彼らは仲良くなった) ※過去形の「got」を使っています。今でもその状態の場合でもOKです。
friends
「友達(friend)」の複数形(friends)を使って表現する場合もあります。
下記がその例文です。
- We are good friends.(私たちは仲がいい友達です)
- My father and I are like best friends.(父と私は親友のような関係で仲がいいです)
- We are BFFs.(私たちは親友です) ※「BFFs」は「Best Friends Forever(永遠の親友)」の略語になります。単数形(Best Friend Forever)の場合は、「BFF」となります。
など。
on good terms
「on good terms (with)」は、関係がいい、という場合に使う熟語です。
下記がその例文です。
- I’m on good terms with her.(彼女とは仲がいいです)
- We are on the best of terms.(私たちは最高に仲がいいです)
など。
get on/get along
下記がその例文です。
- Get along with him.(彼と仲良くしてね)
- I got on well with Sam.(サムとはずいぶん仲良くしました)
など。
「get along well」や「get on well」など、「well」を付けることで「ものすごく仲がいい」という意味になります。
その他
他にも色々な「仲良し」の表現があるので、触れておきましょう!
下記がその例文や表現例です。
- We are like brothers.(私たちは兄弟のように仲がいい) ※これが女性同士の場合は「We are like sisters.」となり、男性と女性の場合は「We are like a brother and sister.」と表現できます。
- We have a good relationship.(私たちはいい関係です=仲がいいです) ※「relationship(関係)」という単語を使っています。
- Lovebirds(仲良しカップル) ※二羽の愛し合っている鳥からのイメージです。「仲良し夫婦・おしどり夫婦(a happily married couple)」などの表現もありますが、こちらも「lovebirds」でも表現できます。因みに、仲良し家族は
など。
反対語の「仲が悪い(不仲)」の英語は?
さて、ここで対義語である「仲が悪い(不仲)」の表現も知っておくと便利です。
「仲がいい」の英語の否定形
これまで紹介した表現を否定するだけで、「仲が悪い(仲が良くない)」となりますね。
下記がその例文です。
- We are not so close. ※「We are not that close.(私たちはそんなに仲良くないです)」という表現もOKです。
- We are not on good terms. ※「We are on bad terms.」と「bad」を使っても同じ意味です。
- He and I don’t get along well. ※「We don’t get along at all.」と「全く仲が良くない」と強調してもOKです。
など。
hate each other
大嫌い(hate)という表現でも「仲が悪い」となりますね。
『「嫌い」の英語|ネイティブが使う!度合いで違う3つの表現』の記事も参考にしてみて下さい。
下記がその例文です。
- They hate each other. ※「お互いに大嫌い」という意味で、仲が悪い(不仲)を表現しています。
- We don’t like each other. ※「hate each other」よりも優しい言い方です。
など。
like cats and dogs
「猫と犬」という表現は日本語で言うと、「犬猿の仲(険悪)」となります。
「We are like cats and dogs.」(ものすごく仲が悪いです)となります。
また、この「cats and dogs」ですが、激しく雨が降る、土砂降りの時も「It rains cats and dogs.」という表現をします。
激しく喧嘩をしているイメージができますね。
まとめ:「仲がいい」と「仲が悪い」は同時に覚えよう!
いかがでしたでしょうか?
今回だけに限らず、常に「同義語は何?」や「この反対の表現は?」などを念頭に置いて英語を吸収するようにすると、ドンドン語彙力がアップしていきます。
「best friends」だけじゃなく「on good terms」、「get along」だけじゃなく「like cats and dogs」という具合です。
是非、この機会に英語学習(単語の覚え方)に対する姿勢を見直してみましょう!