英語で「嫌い」を表現する時に、嫌いの度合いによって、相手に伝わる感情が違うのは日本語でも同じですよね。
- 「単純に嫌いなのか?」
- 「ものすごく嫌いなのか?」
- 「嫌いじゃないけど、そこまで好きでもないのか?」
という大きく分けて3つに分かれます。
「likeの否定形」、「dislike」、「hate」、「hateの否定形」などをうまく使いこなせるかがキーポイントです。
よって最後には、どれくらい「嫌い」の英語を理解したのかを試せる、「まとめクイズ」を用意していますので、是非チャレンジしてみましょう!
目次
「単純に嫌い」を英語で表現
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日常会話で最も使う「嫌い」となりますが、「like」と「dislike」の2つの単語を使って表現します。
「否定形+like」で嫌いを表現
「like」(好きです)を否定することで、嫌いを表現します。
「否定形+like」の例文
- 例文1.I do not(don’t) like apple./私はリンゴが嫌いです。
- 例文2.He did not(didn’t) like me./彼は私が嫌いでした
※likeの前に否定形(現在・過去など)を置く表現です。
「Dislike」で嫌いを表現
否定形を使わずに、1つの単語の「dislike」のみで嫌いを表現します。
「dislike」の例文
- 例文1.I dislike orange./私はみかんが嫌いです。
- 例文2.She disliked him./彼女は彼が嫌いでした。
「ものすごく嫌い」という英語の表現
めちゃくちゃ嫌いで嫌な時は、「hate」と「detest」を使います。
「Hate」で嫌いを表現
ネイティブも良く使う英語になります。「dislike」よりもっと嫌いな時に使います。
「hate」の例文
- 例文1.I hate him./私は彼が大嫌いです。
- 例文2.She hated it./彼女はそれを大嫌いでした。
「Detest」で嫌いを表現
日常会話では、「hate」より一般的ではありませんが、どちらかというと文語的表現です。
「detest」の例文
- 例文1.I detest vegetable./私はが野菜が大嫌いです。
- 例文2.He detests her./彼は彼女が大嫌いです。
「そんなに嫌いではない」という英語の表現
そんなに嫌いでもないし、好きでもない時は、「So-so」や「否定形+hate(detest)」を使って表現します。
「そんなに嫌いではない」の例文
- 例文1.So-so./そんなに嫌いではないですよ。
- 例文2.I did not(didn’t) hate it./私は、それをそんなに嫌いではなかったです。
※「So-so」は、何かを質問された時の返事です。「まあまあ」、「ぼちぼち」という返す時も使える表現です。
嫌いを使った「英語のフレーズ」
良く使う「嫌い」の例文を紹介します。
「~を嫌いになる」を英語で表現
~のようになるという時には、「come to」を使います。
日常会話の中で、「~を嫌いになった」というのは良く聞く英文の1つですので、是非覚えましょう。
「~を嫌いになった」の例文
- 例文1.I have come to hate you./私はあなたがめちゃくちゃ嫌いになった。
- 例文2.He came to dislike it./彼はそれを嫌いになった
※come toの後ろは、色々な動詞の原形が使えます。
※〜になったと過去形や現在完了形で使う場合が多いです。
「~をするのが嫌い」を英語で表現
「dislike」や「hate」などの後ろに動詞を付け加えることで、特定の動作が嫌なことを表現します。
「~をするのが嫌い」の例文
- 例文1.I do not(don’t)like reading books(to read booksでも可)./私は本を読むのが嫌いです。
- 例文2.He dislikes playing football./彼はサッカーをするのが嫌いです。
- 例文3.She hates watching horror movies(to watch horror moviesでも可)./彼女はホラー映画を見るのが大嫌いです。
- 例文4.They detest studying math./彼らは数学を勉強するのが大嫌いです。
※「like」と「hate」の2つは、「to+動詞」と「動名詞(ing)」の両方が使えます。
「嫌い」の英語|ネイティブが使うスラングと例文まとめ
嫌いの英語について解説してきましたが、ネイティブが使うスラング表現などの意味と例文をまとめました。
- Hate
- 意味: 極度に嫌悪する感情を表します。
- 例文: “I hate that guy.”
- 和訳: 「あいつが大嫌いだ。」
- Can’t stand
- 意味: 我慢できないほど嫌悪感が強いことを表します。
- 例文: “I can’t stand her attitude.”
- 和訳: 「彼女の態度が我慢できない。」
- Dislike
- 意味: 嫌いであることを表しますが、感情の強さはそれほどではありません。
- 例文: “I strongly dislike horror movies.”
- 和訳: 「ホラー映画は本当に好きじゃない。」
- Detest
- 意味: 強く嫌悪する感情を強調します。
- 例文: “I detest people who lie.”
- 和訳: 「嘘をつく人間が大嫌いだ。」
- Loathe
- 意味: 強い嫌悪感を表し、通常は物事全体を指します。
- 例文: “I absolutely loathe doing paperwork.”
- 和訳: 「書類仕事をするのはひどく嫌だ。」
- Despise
- 意味: 強く嫌う感情を示し、他者や行動に対する深い不満を表現します。
- 例文: “I despise people who take advantage of others.”
- 和訳: 「他人を利用する人間が大嫌いだ。」
- Can’t bear
- 意味: 我慢できないほど嫌悪感が強いことを表し、「我慢できない」という感情を強調します。
- 例文: “I can’t bear the sound of that alarm clock.”
- 和訳: 「あの目覚ましの音が我慢できない。」
これらの表現は、感情の程度や強調を適切に伝えるために使われます。ただし、相手や状況によっては注意が必要です。
まとめクイズ:色々な英語の「嫌い」を使い分けよう!
ここでご紹介した「嫌い」を参考にして、是非日常会話などで使ってみて下さい。
ピーマンがめちゃくちゃ嫌いなのに、「I don’t like it」と表現すると、あなたの本当に嫌いな感情が正確に伝わらないこともがります。
ちょっとした使う単語の違いでその度合いが変わってくるので注意ですね。
それでは、最後に次の問題を解いてみましょう!
【問題】
- 「~を嫌いになる」の表現はどの英語を使えばいい?
- 「私はリンゴが嫌いです」を「like」を使った英語フレーズは?
- 文語的表現の「嫌い」の英語は?
- 「He dislikes to playing football.」は正しい英語?
- 「dislike」と「hate」はどちらが嫌いの度合いが強い?
いかがでしたか?
今すぐ読んだ「嫌い」に関する英語でもてこずりますよね。答えを確認して、徐々にでいいのしっかりマスターしましょう!
【解答】
- come to dislike(hate)など。
- I do not(don’t) like apple.
- detest
- いいえ。正解は「He dislikes playing football.」で、「to」は不要です。
- hate
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