ブランドにもある「Guess」ですが、日常会話、特に口語の時にネイティブが頻繁に使う単語です。
「Guess what?」、「I guess so.」や「Take a guess.」、慣用句の「It’s anybody’s guess.」など、色んな場面で使えます。
しかし、その意味や使い方をシッカリと把握していますか?
目次
「guess」の発音と過去形など
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先ずは「guess」の正しい発音から見ていきましょう。
「guess」の発音と発音記号は下記となります。
スペルを覚える時はいいのですが、実際に発音の時にローマ字読みで「グエス」とならないように注意しましょう。また、「s」が2つ重なるのでその点は英文を書く際に留意しておいて下さい。
また、規則変化動詞ですので、過去形と過去分詞は「guessed」となります。
動詞としての「guess」の意味と使い方・例文
動詞としてカジュアルに使うケースを見てみましょう。
推測する
「~かと考える(推量)」というニュアンスがあるのが「guess」の1つです。
下記がその例文です。
- Guess what?(何かってちょっと考えて) ※「何だと思う?」と友達同士などカジュアルな場面でネイティブもよく使います。「You know what?」と同じようなニュアンスです
- I guessed who did such a thing.(誰がそんかことをしたのか考えた) ※「Guess who?(だーれだ!)」と相手に目隠しした時にいうフレーズです。
- I kept him guessing.(彼をはらはらさせた) ※「keep 人 guessing」は「誰か(人)に真実を知らせなくて、推量させておく(気をもませる)」という場合に使います。
など。
確信が低い「guess」
「think」よりも確信が低い場合に使うのが「guess」です。
「think」と違い、「多分~だと思う」というニュアンスが含まれます。
また、この「guess」のフォーマルな言い方が「suppose」になります。『「思う」の英語|thinkばかり使わない!12種類の使い分けや表現例』でも解説しています。
下記がその例文です。
- I guess he can do it.(彼はできると思うよ) ※「I think he can do it.」よりも自信が無い言い方です。
- I guess she will leave this company.(彼女は会社を辞めると思うよ)
など。
また、質問に答える時に次のようなフレーズをよく使います。
- I guess so.(そう思います) ※「I think so.」よりも確信が無い場合ですね。
- I guess not.(そうは思いません) ※「I don’t guess so.」という言い方はしません。
日常会話では欠かせない答え方なので押さえておきましょう!
カジュアルな思うの「guess」
自分の行動のことで、確信ではない単純に「思う」という「think」のカジュアルな口語版だと思って下さい。
未来形の「~しようと思う(~しようかな)」という場合に使うのが多いですね。
下記がその例文です。
- I guess I will study this afternoon.(午後に勉強でもしようかな)
- I guess I will hit the bed right now.(もう寝ようかな)
など。
自動詞としての「guess」
「guess」の後ろに目的語(~を)がいらないパターンもありますが、その場合は「推量をする」という意味になります。
何かを言い当てようと考えているイメージです。
下記がその例文です。
- I’m just guessing.(ちょっと推量をしているだけ=ちょっと考えてるだけ)
- Let me guess.(ちょっと推量させて=ちょっと考えさせて)
など。
名詞としての「guess」の意味と熟語・慣用句一覧
「guess」は「推量(推測)」という名詞で使わえることも多く、慣用句のようなフレーズで使われることもあります。
その一覧を見てみましょう。
- It’s a lucky guess.(まぐれだよ) ※直訳は「ラッキーな推量」となり、何かを言い当てた時に相手に使う表現です。
- Take a guess.(考えて見て) ※「Take a wild guess.(適当に言ってみて)」という場合もあります。「wild guess(直訳:野生の推量)」は「当てずっぽう」の意味です。
- It’s anybody’s guess.(誰にも分からない) ※「anybody’s guess(誰でもない推量・みんなの適当な推量)」という意味です。
- Your guess is as good as mine.(私も全く分かりません) ※面白い表現ですね。あなたの推量と私の推量は同じくらいいい、という直訳です。
- By guess, the amount is enough.(当てずっぽうですが、その量で十分です) ※「at a guess」でも同様で、「見た目で(適当に)」などの意味でも使えます。
など。
まとめ:「Guess」は英会話では欠かせない!
いかがでしたでしょうか?
特に仲がいい友達や家族などカジュアルな場面では「guess」はよく使われます。
しかし、これもあくまで口語的表現だと思って下さい。「think」ばかりだと堅苦しいなど思った時でも、確信が低いとしてもそのまま使えます。
絶対に確信が低いから「guess」ではないのでその辺はアバウトで使っても問題ありません。とにかく大切なのは「guess」を会話で実際に使えるかどうかです。
躊躇せずにドンドン使っていきましょう!それが英会話上達への一番の近道です。