「研究」を英語で言えますか?
仕事上で「研究」を英語で伝える機会があるかもしれません。
しかし、「研究」については日常頻繁に使う用語でないため、「研究」に関する英語をまとめたサイトはあまり多くありません。
目次
「研究」の英語
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一般的に使う「研究」を表現する英語は3つあります。
英語の「study」で「研究」を表現
「study」の発音と発音記号は下記となります。
「勉強する」という動詞でよく使われる「study」ですが、名詞としても使います。
名詞として使う場合は、単に「勉強」という意味だけでなく、「学問」「学業」「研究」「調査」など幅広い意味で使います。
英語の「research」で「研究」を表現
「research」の発音と発音記号は下記となります。
「(学術)研究」「(学術)調査」「リサーチ」等の意味があります。
「study」との違いは、「study」は既にある仮説について、新たにデータを集めて「研究する」ことで、「research」は全く新しい仮説について「調査」や「研究」を行うことです。
英語の「investigation」で「研究」を表現
「investigation」の発音と発音記号は下記となります。
「調査」「取り調べ」「捜査」という意味があり、「研究」という意味でも使います。
事件が起きた場合に、警察がする「取り調べ」「捜査」は「investigation」です。
「研究」の意味としては、起きている事、事象の真実や原因を研究する場合に「investigation」を使います。
「研究」に関連している英語表現
「研究」は関連する様々な表現があります。
「研究」に関する用語は、日常会話で頻繁に出るものではないので、リストのなかからあなたが使うものを選んで都度覚えればOKです。
- 「研究者」:researcher(リサーチャー)
- 「研究助手」:research assistant(リサーチ・アシスタント)
- 「研究グループ」:research group(リサーチ・グループ)
- 「研究計画」:research plan(リサーチ・プラン)
- 「研究対象」:research object, subject for study ※「object(オブジェクト)」は「対象・目的」です。
- 「研究対象者」:a person who is being studied
- 「研究材料」:materials for study ※「material(マテリアル)」は「材料・資料」です。
- 「学際的な研究」:interdisciplinary research ※「interdisciplinary(インターディシプリナリー)」は「学際的な」という意味で「interdisciplinary research」は異なった学問分野にまたがって行う研究や、総合的に行われる研究という意味で使います。
- 「比較研究」:comparative study ※「comparative(コンパラティヴ)」は「比較の」という英語です。
- 「類似した研究」:allied studies ※「allied(アライド)」は、「同盟している」「結びついている」という意味で、そこから派生して「類似している」という意味もあります。「allied」の関連語として「alliance」(アライアンス/同盟)があります。
- 「研究の目的」:purpose of study ※「purpose(パーパス)」は「目的」です。
- 「研究に基づく」:research -based
- 「研究領域」:an area of study
- 「専門的な研究」:exclusive studies ※「exclusive(イクスクルーシヴ)」は「独占的な・専門的な」です。
- 「研究所」:a research center
- 「田中研究室」:Professor Tanaka’s office ※「○○先生の研究室」の場合、英語では「研究室」とはせず「オフィス(office)」とします。
- 「この研究では」:in this research
- 「研究が進む」:make advances in one’s study ※「advance(アドヴァンス)」は「前進」です。名詞でも動詞ても使える単語です。
- 「海外の研究者」:overseas researcher ※「overseas(オーヴァーシーズ)」は「海外の」です。
- 「市場調査(分析)」:market research(マーケット・リサーチ) ※market-researchは「~について市場調査を行う」という他動詞として使うことができます。
- 「研究実験」:research experiment, laboratory investigation ※「laboratory(ラボラトリー)」は「実験室」という意味です。「experiment(エクスプリメント)」は「実験」です。
- 「共同研究」:corporative study, collaborative research ※「corporative(コーポラティヴ)」は「協力の」、「collaborative(コラボレイティヴ)」は「共同の」です。
- 「共同研究する」:collaborate(コラボレイト) ※研究以外でも、「共同する」というビジネスでも使える単語です。
- 「研究の不正行為」:misbehavior in research ※「misbehavior(ミスビヘイヴィアー)」は「不正行為」です。
- 「(夏休みなどの)自由研究」:summer research assignment ※「assignment(アサイメント)」は「任命・仕事」です。夏休みの宿題としてある「自由研究」にあたる明確な英語はありません。例えば、アメリカは夏休みが3ヶ月もありますが、宿題はありません。そのため「夏休みに宿題がある」ということがイメージしにくので、実際に話す時は説明を付け加えたほうがよいでしょう。
- 「探究心」:sprit of inquiry ※「sprit(スピリット)」は「精神」です。「inquiry(インクワイアリー)」は「探す・調べること・質問など」です。
まとめ:「研究」の英語は基本を押さえるだけ!
「研究」は、まず「study」「research」「investigation」の3つの基本単語の違いを理解して、正しく使い分けられるようにしましょう。
「研究」の関連用語は、人によって良く使う場合とそうでない場合があるので、必要に応じて覚えればOKです。ここでご紹介した表現を参考にしてみて下さい。
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