
日本の「県」は英語ではどう言うのでしょうか?
海外の友人や仕事の関係者に会社や自身の住所など教える場合にも必要になります。
『英語の住所表記|名刺や郵便物で使える8つの書き方』の記事で、住所の書き方については詳しく説明していますが、今回はその中の「県」に絞っています。
日本語の「県」は、アメリカの「State」やイギリスの「County」に相当します。
目次:
1.英語の「県」|基本と発音
2.「県」以外はどんな英語になるの?
3.「県」に関連する英語

1.英語の「県」|基本と発音
「県」を英語では、「prefecture」と書きます。
「prefecture」の発音と発音記号は次の通りです。
しかし、「熊本県」と書く場合には「Kumamoto Pref.」と短縮形の「Pref.」を用いる場合も多いですが、発音は短縮形でも、「プリフェクチャー」と言います。
2.「県」以外はどんな英語になるの?
「東京都」や「大阪府」、また「北海道」は「prefecture」を使うのでしょうか?
「県」以外の都道府県は下記の4つですが、その表記を確認して下さい。
- 北海道:Hokkaido ※しかし、「Hokkaido island」として島であることを表現する場合はこのように言います。
- 東京都:Tokyo metropolis ※しかし、住所を書く場合などは「Tokyo」のみ。「Metropolis」は「首都」という英単語です。
- 京都府:Kyoto prefecture ※他県と同様に「prefecture」を使います。
- 大阪府:Osaka prefecture ※京都府と同様になります。
冒頭でお伝えした住所の書き方の記事内にもあるように、「prefecture」を省略するケースが多いです。
3.「県」に関連する英語
「県庁所在地」など、「県」に関係する英会話でも使う表現があります。
- 県庁所在地:prefectural capital
- 県庁:prefectural office
- 県議員:a member of a prefectural assembly
- 県知事:prefectural governor
基本は、「prefecture」の形容詞である「prefectural(県の)」を使った英語になります。
まとめ:日本の地理や文化などに必要不可欠な英語の「県」
「県」という一言ですが、会話でも欠かせないものです。
「県」の英語を知ること、またその他の関連する「県」の表現をマスターすることで、外国人に日本のことや自分自身のことを紹介する時に更に会話が弾むことでしょう。
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