日本の「県」は英語ではどう言うのでしょうか?
海外の友人や仕事の関係者に会社や自身の住所など教える場合にも必要になります。
『英語の住所表記|名刺や郵便物で使える8つの書き方』の記事で、住所の書き方については詳しく説明していますが、今回はその中の「県」に絞っています。
日本語の「県」は、アメリカの「State」やイギリスの「County」に相当します。
目次
英語の「県」|読み方(カタカナ)と発音
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「県」を英語では、「prefecture」(プリフェクチャー)と書きます。
「prefecture」の発音と発音記号は次の通りです。
県の英語表記の略語・短縮形は?
「熊本県」と書く場合には「Kumamoto Pref.」と短縮形の「Pref.」を用いる場合も多いです。なお、発音は短縮形でも「プリフェクチャー」と言います。
「県」以外はどんな英語になるの?
「東京都」や「大阪府」、また「北海道」は「prefecture」を使うのでしょうか?
「県」以外の都道府県は下記の4つですが、その表記を確認して下さい。
- 北海道:Hokkaido ※しかし、「Hokkaido island」として島であることを表現する場合はこのように言います。
- 東京都:Tokyo metropolis ※しかし、住所を書く場合などは「Tokyo」のみ。「Metropolis」は「首都」という英単語です。
- 京都府:Kyoto prefecture ※他県と同様に「prefecture」を使います。
- 大阪府:Osaka prefecture ※京都府と同様になります。
「県」の英語|住所の英語表記や書き方
県の住所の英語表記や書き方は「prefecture」を省略するケースが多いです。
英語で住所を書く際の基本は、日本語とは逆で、小さい住所から大きい住所という書く順番の法則になります。郵便番号は、住所の最後である都道府県名と国名の間に書きます。
基本の順番:「マンション名・部屋番号 → 丁目・番地・号 → 市区町村 → 都道府県 → 郵便番号 + 国名」 |
英語表記の住所例
日本語から英語に住所を変換すると次のような順番になります。以下の流れで変換すると覚えやすいです。
・日本語表記:〒231-0017 神奈川県横浜市中区本町6丁目50−10
↓(国名を頭に追加)
・日本/〒231-0017/神奈川県/横浜市/中区/本町/6丁目50−10
↓(あとは「/」の区切りで順番を逆にするだけ)
・英語表記1:6-50-10 Honcho, Naka-ku, Yokohama-shi, Kanagawa 231-0017, JAPAN
・英語表記2:6-50-10 Honcho, Naka-ku, Yokohama-shi, Kanagawa pref 231-0017, JAPAN
「県」に関連する英語
「県庁所在地」など、「県」に関係する英会話でも使う表現があります。
- 県庁所在地:prefectural capital
- 県庁:prefectural office
- 県議員:a member of a prefectural assembly
- 県知事:prefectural governor
基本は、「prefecture」の形容詞である「prefectural(県の)」を使った英語になります。
まとめ:日本の地理や文化などに必要不可欠な英語の「県」
「県」という一言ですが、会話でも欠かせないものです。
「県」の英語を知ること、またその他の関連する「県」の表現をマスターすることで、外国人に日本のことや自分自身のことを紹介する時に更に会話が弾むことでしょう。
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