英会話でも頻繁に使われる「no longer」ですが、正しく使えていますか?
どのような場面で使えるのか、どのように使うのかをシッカリと知ることで気軽に使えるようになります。
「It’s no longer used.」や「He no longer works with us.」など会話には欠かせない英語です。
また「no longer than ~」という熟語もあります。
目次
「no longer」の意味
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「no longer」の意味は「もはや~ない」となります。
過去はそうだったけど、今はそうではないという感じになります。
例えば下記のような使われ方です。
- 日本語:今はもう使われていません。
- 英語:It is no longer used.
でも動詞の前・後ろに置く?などハッキリわからない方も多いのではないでしょうか?
次からその疑問もクリアーにします。
「no longer」の使い方と例文
さてここでは「no longer」を置く位置や使い方など例文を使いながらマスターして頂きます。
「no longer」を置く位置は?
使う英文が「be動詞」の場合と「一般動詞」の場合では「no longer」を置く場所が変わります。
動詞については、『英語の動詞一覧|2種類ある動詞の基本と使い方・活用方法』の記事も参考にしてみて下さい。
「be動詞の場合」
「be動詞」が英文にある場合は、be動詞の後ろに「no longer」を置きます。
下記がその例文です。
- It is no longer necessary.(それはもう必要ではありません) ※「It is no longer needed.」と同様です。
- It is no longer available.(それはもうありません) ※すでに売り切れかなにかでそこにすでに無いときに使います。
- He is no longer with us.(彼は退職・退社しました/ここではもう働いていません) ※対象者に英語で問い合わせがあった場合などに使います。「He is no longer employed.」という言い方もあります。employedは受動態で「雇われている」という意味になります。
「一般動詞」の場合
「一般動詞」が英文にある場合は、一般動詞の前に「no longer」を置きます。
下記が例文になります。
- I no longer need it.(私はもうそれは必要ではありません)
- He no longer works with us.(彼はもう私たちと一緒に働いていません/退職しました) ※「He is no longer with us.」と同じですね。
- He can no longer play soccer.(彼はもうサッカーができません) ※助動詞(can)などがあっても一般動詞の前に置きますが、「You no longer have to do it.(それはもうやる必要はありません)」のように助動詞の前にくるパターンもあります。
その他のよく使う「no longer」を使った例文
今までご紹介した例文以外でもよく聞く形容詞との組み合わせをご紹介します。
目を通して確認しておきましょう!
- There is no longer a need to do that.(それをする必要がもうありません) ※「There will be no longer a need to do so.」など助動詞が来てもbe動詞の後ろに置きます。
- It is no longer valid.(それはもう有効ではありません) ※クーポンが期限切れなどの時にも使える表現です。
- It is no loger effective.(それはもう効果がありません) ※マーケティング手法が古かったりした場合などにも使えます。
「no longer than」の熟語の意味と使い方は?
ここまでは「no longer」を副詞のように使う方法をご紹介してきましたが、「no longer than」という熟語も使います。
ここでしっかり覚えて英会話の幅を広げましょう!
「no longer than~」は「長くても~」と訳します。
下記の例文を見るとわかりやすいです。
- 英語:I waited for no longer than 10 minuites.
- 日本語:長くても10分ぐらい待ちました。 ※10分ぐらいなので気にしないで下さい、というニュアンスが含まれています。
時間だけではなく、長さでも使える表現ですので覚えておきましょう!
「no longer」の言い換え(書き換え)
「no longer」を他の言い方に言い換えて表現することも多くあります。
「not(否定) any longer」となります。
基本的にany longerは文末に置くのが一般的です。
下記がその例文です。
- He does not work here any longer.(彼はもうここでは働いていません)
- It is not needed any longer.(それはもう必要ではありません)
まとめ:「no longer」と「not any longer」は同時に覚えておきましょう!
両方の表現を知っておけば基本大丈夫です。
あとは「no longer」は動詞により置く位置が異なるので、その点は一番注意しましょう。場所を間違えるだけで言いたいことが通なくなる場合があります。
ここでご紹介した例文で先ずは慣らして、色々な表現を作って実践で試してみましょう!
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