友達などに「もしよければ使ってね」や丁寧に「もしよろしければ教えて下さい」など使う時がありますね。
また、場面によっては「差し支えなければ」や「問題なければ」、「興味があれば」などにも置き換えることともできます。
よっつて、その場合によりそれぞれの英語の表現を使い分けることができるようになるとネイティブらしくなります。
一見、複雑そうに見えますが一度覚えると、相手に何かを勧める時、誘う時、依頼する(お願いする)時などの英会話で大変役立つ表現となります。
カジュアルな「もしよければ」の英語と例文
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友達や同僚などには「もしよかったら」など気軽に尋ねる時がありますね。
それぞれのニュアンスが違うのでその点も把握しておきましょう。
基本的に「if(もし)」がある次のような英語のフレーズがよく使われます。言いたい英文の後ろに付けるのが通常です。
- If you like(または、If you’d like) ※「~したかったら(~が好き)」というニュアンスです。 また、「If you want」を使えます。丁寧な言い方にすると「If I’d like to」や「If you want to」と「to」まで付けます。「to」の後にくる動詞を省略しています。
- If you can ※「もしできるのであれば」の時に使います。
- If it’s OK with you ※「それに問題がなければ」という意味です。「If you are OK with it」でも同じような意味です。
- If you are interested ※「興味があったら」という場合に使えます。「If you like」と同じようなニュアンスです。
- If you have time ※「もし時間があったら」というパターンです。
など。
上記全て日本語に訳す時に「もしよければ(よかったら)」と表現できますが、ニュアンスが異なるのでその点は注意が必要です。
また、これ以外にも「よかったら~しませんか?」などの表現もあるのでその表現も覚えておくとカジュアルな英会話に役立ちます。
例文を見てみましょう。
- もしよければ電話下さい(よかったら電話ちょうだい):Give me a call if you have time. ※シチュエーションでは、「if you can」などになりますね。
- もしよければ一緒に行きましょう(よかったら一緒に行かない?):Why don’t we go together? ※何かに誘う時に使う表現の
- 「Why don’t we ~?」(~しましょう)」という「Let’s ~.」よりも「もしよかったら~しませんか?」という意味があります。
- もしよければ教えてください(よかったら教えて):Please tell me if it’s OK with you.
- もしよければ使ってください(よかったら使って):You can use this if you’d like. ※相手が使いたい意思がありそうな場面ですね。そうでなければ、下記の「Feel free to ~.」や「Please ~.(~してください)」でも構いません。
- もしよければ食べてください:Feel free to eat. ※勧める時に使う「もしよかったら自由に~していいよ」や「よろしければどうぞ」という英語です。この「Feel free to ~.」という英文も覚えておきましょう!
メールなどビジネス英語の「もしよければ」の英語
「もしよろしければ~してください」などビジネスメールなどに書く場合が先ほどの例文などよりも丁寧な言い方がベターです。
下記のような表現が基本的によく使われます。
- If it’s not too much bother ※直訳で「迷惑過ぎるのでなければ」となります。また、「if it’s not too much trouble」でも構いません。「迷惑」の表現については『2つの「迷惑をかける」の英語と発音|ビジネスメールでも使える10例文』の記事を参考にしてみて下さい。
- If it’s convenient for you:「都合がよろしければ」という訳になります。
- Woud it be possible to ~?:「もし可能であれば」というニュアンスです。
- If you don’t mind:「もし問題なければ」という意味です。直訳では「もし気にならないのであれば」となります。
- Would you ~?:依頼する時の「(もしよろしければ)~して頂けますでしょうか?」という場合に使う表現です。他にも「Could you ~?」や「I would appreciate if you ~.」というのがあります。『「依頼」の英語|メールでも使える!3つの言い方を習得』を参考にしてみましょう。
例文を少し見てみましょう。
- もしよければ写真を撮って頂けますか?:Please take a picture of us if you don’t mind? ※海外旅行などで使えますね。
- もしよければ友達になって頂けますか?:Would you please be my friend? ※「Please be my friend if you don’t mind.」でもいいですね。
- もしよろしければ情報を共有ください:Would it be possible to share the information with us? ※情報を共有することが可能であるのかを聞いています。
- もしよろしければメールをご返信ください(返信をお待ちしております):I’m looking forward to hearing from you. ※これはそのまま英文を塊として覚えておけばOKえす。
カジュアルのところでも紹介した「Give me a call if you can.」をフォーマルにすると「Please call me if it’s not too much bother.」や「Would you please call me?」などに置き換えることができます。
基本的に英会話ではどちらもOKなのですが、より丁寧に表現した場合がいいと思う場合(初めて会った人など)は、この章でご紹介した表現を参考にそのまま使ってみて下さい。
使い分けができるようになるとよりネイティブのような表現に近づきますので、ドンドン活用してみましょう!
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