「是非よろしくお願いします」や「機会があれば是非」などビジネスメールなどでも欠かせない、この「是非」。
英語ではどう表現するのか分かりますか?
他にも次のような時も使いますね。
- 是非見て下さい・聞いて下さい ※おススメ
- 今後とも是非お願いします ※お願い事
- 是非どうぞ! ※承諾
- 是非行きたい! ※自分の要望
など。
目次
相手におススメする際の「是非」の英語と例文
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日常会話でもビジネスでの会話やメールでも使える表現で、「是非~してください」という場合がありますね。
相手に何かの行動をお勧めする場合です。「是非あそこのレストランに行ってみて下さい」など。
それぞれの言い方とそのニュアンスの違いなども確認してみましょう!
「should」と「had better」
「should」というのがありますが、これも相手に「是非~してください」という場合に使える助動詞です。
また、同じように「had better」というのもあります。どちらも「~すべき」というニュアンスですが、その度合いがことなります。
- You should watch the movie.(是非その映画を見て下さい・その映画を見るべきです)
- You’d better listen to this music.(是非この音楽を聴いてみて下さい) ※「You’d」は「You had」の短縮形です。
「had better」の方が、「should」よあり強制的な表現になります。それをしないと損をするよ、などの意味が含まれます。
『すべき・した方がいいの英語|10以上の例文やビジネスでの丁寧な表現』でも詳しく解説しています。
また、「had better」より更に強い「是非(絶対~すべき)」という場合は、「You must 動詞の原形(または、have to)」という強いおススメになります。
これも「have to」より「must」が更に強制力が強くなります。
これらは日常会話でよく使われる表現ですが、ビジネスなど少しフォーマルで表現する場合は「suggest(サジェスト)」や「recommend(レコメンド)」がいいでしょう。
- I suggest that you go to the meeting.(その打ち合わせに是非行ってみて下さい) ※「提案する」というニュアンスです。
- I recommend that you try the food.(是非その食べ物をトライしてみて下さい) ※「おすすめする」という意味です。
『3つの「提案」の英語|使い方の違いや関連表現・フレーズ一覧』の記事も参考にしてみて下さい。
「Please do + 動詞の原形」
さらに丁寧で、そして強調して「是非!」という表現があります。
通常の文であれば、「Please 動詞の原形」で、「Please come.(来てください)」や「Please take this.(これを持っていって下さい)」などありますが、それを更に強く主張する表現だと思って下さい。
- Please do come to Japan!(是非、日本に来てください!)
- Please do try this.(是非これを試してください)
動詞が2つ重なると違和感があるかもしれませんが、ネイティブはよく使う表現です。
例えば、「本当に勉強したって!」と強く主張する時は、「I did study!」などと言います。是非この表現も覚えておきましょう!(Please do remember this way of expression.)
お願い事をする際の「是非」の英語と例文
ビジネスでも、そして日常的にも「是非よろしくお願いします」という場合は多いですよね。
『英語で「よろしくお願いします」|6つの場面で使い分ける!』の記事でも解説している通り、この「よろしくお願いします」は日本語独特の表現で、英語では色々なシチュエーションでの言い換えが必要です。詳しくは記事を確認してみて下さい。
ここでは、相手が何かを提案してくれて、「是非宜しくお願いします」という表現を見てみましょう。
- I will take this report up to our boss.(この報告書書を上司に提出します)
- I really appreciate it.(直訳:感謝申し上げます) ※「appreciate(アプリーシエイト)」は「Thank you」の丁寧な言い方です。
このように、「ありがとうございます・感謝します」という表現で、是非宜しくお願いしますを意味することができます。
また、ビジネスメールの最後などに「今後とも是非宜しくお願いします」という場面がありますね。
カジュアルな場合は「Stay in touch!(直訳:こんごも連絡を取り合おう!」、フォーマルには「Thank you very much for your cooperation.(直訳:あなたのご協力に感謝いたします)」などの表現でOKです。
ここでも感謝の気持ちを表現することで「是非~」を意味します。
承諾・許可する際の「是非」の英語と例文
相手が「~をしていいですか?」などと相手が尋ねてきた時に「いいよ、是非!」という場面もあります。
それぞれの表現を見てみましょう。
「Go ahead.」
これは一番カジュアルでよく使われる「是非、どうぞ!」という英語です。
お先にどうぞ、とう意味もある表現です。
- May I borrow your tablet?(あなたのタブレット借りてもいいですか?
- Go ahead.(是非、どうぞ)
「Absolutely!」
「Go ahead」よりも更に「是非」というニュアンスが強い表現です。
「absolutely(アブソルートリー)」は、『「絶対」の英語|絶対に~する・しないなど使える例文11個』の記事でもあるように、「絶対に」という副詞ですが、この一言のみで「是非どうぞ」という意味を持ちます。
普通に「OK」というより、更に強い言い方になりますね。
また、「Go ahead」を続けて言うこともあります。その場合は、「Absolutely! Go ahead.」となります。
「Please do (so).」
こちらの表現も使いますが、少しフォーマルな表現になります。友達同士ではあまり使わないです。
直訳すると「どうぞ、(是非)それをしてください」となります。
- Can I come to your office?(あなたの会社に行っていいですか?)
- Please do.(是非、どうぞ)
「By all means.」
ビジネスで欠かせない丁寧な言い方になります。
- May I talk to you for a minute?(少しお話宜しいでしょうか?
- By all means.(是非、どうぞ)
「I do it by all means.(絶対にそれをします)」というように、「絶対に」という場合にも使う表現なので覚えておきましょう。
自分の要望を伝える際の「是非」の英語と例文
「~をしませんか?」と相手が聞いてきた時、「是非!(~したい)」という場合の「是非」は、「I’d love to.」という表現を使います。
「to」の後ろは相手が質問してきた時の動詞がそのまま入るの場合がおおいので、それを省略した形と思って下さい。
- Do you want to come with me for shopping?(私と一緒に買い物に行きませんか?
- I’d love to. ※「I would love to.」を短縮した言い方です。
「I’d like to.」という言い方もありますが、それより「是非!」というのを強調しています。日本語であえて言うなら、「是非!是非!」というニュアンスでしょうか。
「If I have a chance, I’d love to.(機会があれば是非!)」などの表現もできます。
また、スラング的に「是非!」という場合は様々な表現があります。
例えば、「I’m in.(是非、参加させてもらうよ」」や「Sounds perfect!(完璧だね、是非!)」など。
相手に自分の強い意志が表現できれば基本的にOKです。
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