「紹介」に関する英語を知りたいと思いませんか?
友達同士や、ビジネスシーンなど様々な場所で、人を誰かに紹介するという機会がありますよね。友達の友達を紹介されたり、会社の上司を取引先に紹介したり・・・。
また、口語だけではなくメールで紹介する場合もあります。
勿論、自分自身を第三者に紹介する「自己紹介」もありますね。
それと、人だけではなく、情報などを共有したりする場合にも使います。
『「日本文化」を英語で紹介|正確に伝えるための8つの基本』の記事のように、日本のお寿司や折り紙、歌舞伎など日本文化もその一例です。
最後には、どれくらい「紹介」の英語を理解したのかを試せる、「まとめクイズ」を用意していますので、是非チャレンジしてみましょう!
よってここでは、そんな時に使えるとても便利な英語のフレーズや、紹介状など「紹介」に関する英語をまとめてご紹介します。
目次
「紹介」や「紹介する」は英語でなんていう?
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英会話で良く使う、名詞の「紹介」と動詞の「紹介する」の英語の発音などは下記となります。
「紹介」の英語(名詞・動詞)|読み方・発音・発音記号
紹介する「intoroduce」の過去形・過去分詞
過去形と過去分詞は「introduced」です。
例文:I was introduced to the team by our manager.
和訳:「私はマネージャーにチームに紹介されました。」
「refer」と「introduce」の違い
また、ビジネスのシーンなどで紹介者がその場にいないメールなどの場合は「refer」(リファー)で過去形と過去分詞は「referred」という動詞を使います。スペルに気を付けましょう。「r」が2つになります。
名詞は「reference」となります。
また、「introduce」は紹介者がその場にいる場合の紹介に使うのが一般的です。
「紹介」の関連英語表現やフレーズ
「紹介」に関連する英語表現を確認しましょう。「introduction」を使った表現や、そこから派生している表現が多いので、覚えやすいでしょう。
押さえておきたい!「紹介」の関連英語
先ずは、自己紹介の英語です。英会話では欠かせないものです。
自己紹介は、英語で「self-introduction」と表現します。自己紹介に関する表現は『英語で自己紹介|恥をかかない!厳選9つのポイント』で紹介していますので、是非参考にしてみて下さい。
その他の表現は下記となります。
- (誰かに)日本文化を紹介する:introduce Japanese culture (to someone)
- 紹介者: an introducer
- 紹介状: a letter of introduction ※an introduction letterも同様です。
- 紹介状(病院):a medical referral letter ※a letter of referenceも同様です
- 紹介状が必要な病院:referral-based hospital
【豆知識】アメリカの病院と紹介状について
アメリカでは日本のように、具合が悪いからといって、病院に直接行っても見てもらうことができません。※海外旅行等の場合は別です。
かかりつけのホームドクターがいて、ホームドクターのアポイントメントをとって見てもらうところからはじめなければなりません。
病院に行って並べば見てもらえるというシステムではなく、完全にドクターと会う時間を予約するシステムです。
ホームドクターに診てもらって、必要があれば専門病院への紹介状を書いてもらいます。救急以外は、専門病院へ直接いっても診てもらえません。
ホームドクターがいない場合は探さなければなりませんが、ホームドクターは単に病気を診断する人ではなく、個人に寄り添ったコンサルタントのような存在です。
そのため、担当患者でいっぱいのホームドクターは新規の患者を受け付けていないですし、受け付けているドクターもその場しのぎのために行っても診てもらえません。
このような、ホームドクターによる医療をPrimary care(プライマリーケア)といいます。
国が違えば、医療のシステムが違うので留学や旅行で海外へ行く場合は、事前にその国の医療システムを簡単に確認しておくことがおすすめです。
≪ホームドクターに紹介状を書いてもらう場合の頼み方≫
- 英語:Could you write a letter of reference for the hospital?
- 日本語:病院への紹介状を書いていただけますでしょうか? ※紹介状はa reference letterでもOKです。
英会話で使える!「紹介」の英語フレーズ
友達や、仕事関連の人を誰かに「紹介」する場合、アイデアなど情報の紹介、また紹介された時の便利なフレーズをご紹介します。
誰かに「紹介」する時の基本の英語フレーズ
下記が基本フレーズとなります。
- Let me introduce you to ~.(~さんをあなたに紹介させてください。)
- Let me introduce ~.(~さんを紹介させてください。)
2つのフレーズはすごく似ている表現ですが、上は「あなたを誰かに紹介する」という言い方で、下は「~さんを(あなたに)紹介する」という表現です。
この2つのフレーズは、様々な場面で使えます。
introduceのかわりに、「present」を使うと、「Let me present my friend(私の友達を紹介させて下さい)」となると少し形式ばった表現になります。プレゼンテーションなど公式の場で使うことが多い表現です。
I’d like to~やI want toを使った表現も一般的です。
- I’d like to introduce you to ~.(~さんを紹介しましょう。)
- I want to introduce you to ~.(~さんを紹介します。)
※「want」を使った表現のほうが、少しカジュアルな言い方です。
「みんなに紹介しましょう」という時は「all around」を使います。
- 英語:Let me introduce you all around.
- 日本語:あなたをみなさんに紹介させてください。
情報や文化、商品などを「紹介」する際の英語フレーズ
アイディアやコンセプト、文化、商品などを紹介する表現もあります。
- I’d like to introduce the idea of~.~のアイディア(考え方)をご紹介しましょう。
- Let me introduce you to the concept of ~.~のコンセプトをご紹介させてください。
- I will introcuce our product now.(今、私たちの商品を紹介します)
日本文化の「折り紙」を紹介します、などの場合は「Let me introduce Japanese paper folding.」などでOKです。
カジュアルな「紹介」英語フレーズ
ここまで、会社、仕事、目上の人等に使える表現を主にご紹介しました。
友達同士の紹介の場合はintroduce(紹介)という言葉を省いて、もう少し気軽なフレーズを使います。
- I want you to meet Tom.トムに会ってほしいんだ!(紹介したい) ※同じ表現をI’d likeからはじめてもOKです。その場合丁寧な表現になります。
- Have you met Mr.Tanaka? 田中さんに会ったことあります? ※紹介する人の前に、田中さんを連れて行ってこのフレーズを言えば「紹介」のフレーズになります。「紹介します」といわなくても単純に「こちらが○○さんです。」でもOKです。This is Michael. (こちらがマイケルです。)
「紹介された」場合の英語フレーズ
紹介されたら、お互いにあいさつしますよね。その時のフレーズは、初対面のあいさつと同じです。
- Nice to meet you.(はじめまして。)
- It’s glad to meet you.(お会いできてうれしいです。)
紹介してもらったら、笑顔で相手の顔をみて握手するのが一般的です。
また、握手は右手で、しっかりと握ることで、「会えてうれしい」という気持ちが伝わります。
それと「~にあなた(あなたの会社)を紹介されました」と伝える場合の例文は下記となります。
- I was introduced to you by ~.(~にあなたを紹介されました) ※その場に紹介者がいなくてもカジュアルに使えます。「~ introduced me
to you.」と同様です。 - We were referred to your company by ~.(~に御社を紹介されました) ※ビジネスのシーン、メールなどで使う表現です。「~ referred us to your company.」と同様です。
「紹介」の英語|ビジネスシーンで使う単語と例文
「紹介」をビジネスシーンで表現する場合、以下のような単語や表現が使われます。
- Introduce:紹介する
- 意味: 他の人に新しい人物を紹介する行為を指します。
- 補足: 一般的には、名前や役職、または簡単な背景情報などを伝えて新しい人物を紹介する行為を指します。ビジネスや社交の場でよく使われます。
- 英文: “I would like to introduce Mr. Smith, our new project manager.”
- 和訳: 「私は新しいプロジェクトマネージャー、スミス氏を紹介したいと思います。」
- Present:紹介する
- 意味: 注意を向けさせる形で物事を示すことや、他の人に紹介する行為を指します。
- 補足: プレゼンテーションや公式な場での紹介に使用されることがあります。製品、サービス、アイデアなどを紹介する際に使います。
- 英文: “Allow me to present our latest product innovations.”
- 和訳: 「最新の製品イノベーションをご紹介させていただきます。」
- Bring in:持ち込む、参加させる
- 意味: 物や人を場所に運んで持ち込む、または新しい要素を導入することを指します。
- 補足: ビジネスの会議やプロジェクトに新しいメンバーを参加させる際などに使用されます。
- 英文: “I’d like to bring in our marketing specialist to discuss the upcoming campaign.”
- 和訳: 「今後のキャンペーンについて議論するために、弊社のマーケティングスペシャリストを紹介させていただきます。」
- Present to:紹介する
- 意味: 特定の対象や人物に物事を示すために紹介する行為を指します。
- 補足: 例えば、新しいリーダーをチームに紹介する場合などに使います。
- 英文: “I’d like to present Mary to you; she will be heading the new project team.”
- 和訳: 「メアリーをご紹介させていただきます。彼女が新しいプロジェクトチームを率いることになります。」
これらの表現は、ビジネスシーンで他の人物や新しいアイデア、プロジェクトなどを紹介する際に使われます。選択肢は文脈によって異なりますので、具体的な状況に応じて適切な表現を選ぶことが重要です。
まとめクイズ:「紹介」は色々な場面で使える英語
「紹介」の英語はintroductionで知っている人も多いともいます。
そこから、一歩踏み込んで、病院の紹介状の表現と、人や何かを紹介する時の表現を覚えましょう。
友達同士の紹介、仕事でパートナーの紹介など様々な場面で使える表現です。紹介のフレーズは、それぞれの状況にあった表現を選びましょう。
それでは、最後に次の問題を解いてみましょう!
【問題】
- カジュアルな「トムに会ってほしいんだ!」の英語フレーズは?
- 「田中さんに、あなたを紹介させてください」の英語フレーズは?
- 紹介状(病院)の英語は?
- 「Let me introduce my friend.」の「introduce」を他に代えた時の動詞は?(フォーマルな言い方)
- 「introduce」の名詞は?
いかがでしたか?
今すぐ読んだ「紹介」に関する英語でも、多少はてこずりますよね。答えを確認して、徐々にでいいのしっかりマスターしましょう!
【解答】
- I want you to meet Tom.
- Let me introduce you to Mr.Tanaka.
- 「a medical referral letter」、「a letter of reference」
- present:Let me present my friend.
- introduction
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