英語でも「驚いた、びっくりした」というのはセットで使うような、欠かせない日常会話の表現です。
自分の感情を相手に伝えるのは英語ではとても大事なことです。他の感情表現についても、『「感情」表現の英語|今すぐ使える84個のフレーズ一覧』の記事で紹介していますので参考にしてみて下さい。
顔の表情、声のトーンなども加えて、本当に驚いたことをネイティブのように英語で言ってみましょう!
目次
「驚く」と「びっくり」の英語と使い分け
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基本的に「受け身(受動態)」の形で表現するのが一般的です。受動態の文法的な使い方は、『英語の「受動態」を簡単にマスターする!5つの基本事項』の記事で詳しく説明しています。
- surprised:ネイティブが良く使う表現です ※「私は驚きました」は、受け身で「I am surprised」となります。「~で驚く」は通常「I am surprised by~」となります。
- astonished:「surprised」よりもフォーマルで文語的です。
その他にも下記のような表現があります。
- amazed:とてもびっくりしている感じです ※また、感心している時にも使います。
- shocked:日本語でもある「ショック」です ※愕然(がくぜん)とした時の表現です。
「make+~を+動詞の受け身」でも表現できる!
例えば、「I am surprised by it」を「It makes(made) me surprised」という表現にもなります。「It makes him shocked」になったり、また「the news made her surprised(彼女はニュースに驚いた)」は「She was(is) surprised by the news」となります。この「make」の使い方はネイティブも常に日常会話の中で活用しています。
「驚く」に関する表現|英語の動詞一覧(過去形、例文)
「驚く」に関連する英語の動詞の一覧です。
- Surprise:驚く
- 意味: 突然の出来事や予期せぬ出来事によって驚きや不意を突かれる感情を表す。
- 過去形: Surprised
- 例文: The unexpected news surprised me.
- 和訳: 予想外のニュースに私は驚きました。
- Amaze:驚かせる
- 意味: 非常に驚きや感嘆を引き起こす。異常な才能や素晴らしいものに感動する感情を表す
- 過去形: Amazed
- 例文: Her talent for singing amazed everyone.
- 和訳: 彼女の歌唱の才能にはみんなが驚きました。
- Astound:びっくり仰天させる
- 意味: 非常に驚きや驚嘆を引き起こし、びっくり仰天させる。通常、出来事や状況が予測不可能であることを強調する。
- 過去形: Astounded
- 例文: The magician’s trick astounded the audience.
- 和訳: 魔法使いのトリックに観客は驚きました。
- Stun:びっくり仰天させる
- 意味: 非常に驚きやショックを引き起こす。通常、物理的または感情的なショックによって引き起こされる。
- 過去形: Stunned
- 例文: The unexpected announcement stunned the crowd.
- 和訳: 予想外の発表で群衆は驚きました。
- Startle:驚かせる
- 意味: 突然の刺激や予期せぬ事態によって驚きや恐れを感じさせる。
- 過去形: Startled
- 例文: The loud noise startled the children.
- 和訳: 大きな音に子供たちは驚きました。
「驚く」に関する表現|英語の形容詞一覧
「驚く」に関連する英語の形容詞の一覧です。
- Amazing(驚くべき)
- Astonishing(驚くほどの)
- Surprising(驚くような)
- Astounding(仰天するような)
- Staggering(驚くほどの)
- Startling(驚くべき)
- Stupendous(素晴らしい)
- Mind-blowing(驚くような)
- Jaw-dropping(あごが外れるほどの)
- Breathtaking(息を呑むような)
これらの形容詞は、驚きや感動を表現する際に使われます。
「驚く」や「びっくり」と同じ英語表現やフレーズ
「I am surprised」などの英文をハッキリ言わなくてもびっくりしたことを表現する英語があります。
ちょっと大げさぐらいがちょうどいいですよ。
- No way!:嘘つくな、そんなこと絶対ない! ※「絶対嫌だ!」という時にも使う表現です。
- What a surprise!:驚いた! ※良い意味での驚きの時に軽く使えるフレーズです。
- Oh my goodness!:そんな・・・ ※「Oh my god」と同じような感じで使えます。
- You must be joking:冗談だろ! ※「You must be kidding」も同様です。直訳は、「あなたは冗談を言っているに違いない」となります。
- you almost gave me a heart attack:心臓が止まるかと思ったよ ※「heart attack」は心臓発作の英語で、大変な驚きを表現する時に使えます。
- I can’t believe it:信じられない!
「驚く」の英語|ネイティブが使うスラング表現
会話の中で驚いた時などにネイティブが使うスラング表現は以下です。
- freak out
「びっくりする」「驚く」「取り乱す」という意味です。パニックに陥った状態を表わしています。アメリカの若者がよく使うスラング。
例文:Don’t freak out, but I have something important to tell you.
和訳:取り乱さないでね、でも大事なことがあるんだ。
- Blow my mind
驚きや感動で頭がふわりとなるほど強い印象を与える表現。
英文: That movie totally blew my mind!
和訳: その映画は完全に驚かせてくれた!
- Knock my socks off
強い感動や驚きで靴下まで飛ばされるほどの印象を与える表現。
英文: Her performance really knocked my socks off.
和訳: 彼女の演技は本当に驚くほどだった。
- Blew me away
強烈な印象や感動で自分を吹き飛ばすような効果を与える表現。
英文: The concert completely blew me away.
和訳: そのコンサートは完全に私を驚かせました。
これらは非常にカジュアルで日常的に使われる表現で、「驚く」という感情を力強く表現します。
まとめ:英語で「驚く」や「びっくり」は棒読みしないように!
日本人はどうしても感情表現が苦手な方が少なくありません。
それも日本人の文化の1つでいい時もありますが、海外では「本当に驚いている?」と疑われることもあります。
よって、オーバーアクションでしっかりと相手に伝えましょう!ネイティブの友達や同僚、洋画の俳優の言い方を真似することから始めてもいいかもしれません。最初は恥ずかしいかもしれませんが、少しづつでもいいので慣れていきましょう!英語を話す自分がが更に楽しく、そしてたくましくなりますよ。
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