「自由の女神」は正しい英語でなんて言うか知ってますか?
アメリカのニューヨークにある「自由の女神」ですが、英語での表現を知らない方が多いようです。
また、せっかく「自由の女神」の英語を調べるのであれば、その他の情報も同時に吸収すると一石二鳥です。
目次
「自由の女神」の英語|正しい発音・読み方(カタカナ)・スペル
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実は自由の女神には正式名称と略したバージョンがあるのをご存知ですか?
先ずは、一般的に知られている「自由の女神」から見てみましょう。
「自由の女神」の英語:一般会話での言い方
英語の「自由の女神」ですが、一般的に「the Statue of Liberty」と表現します。
カタカタでの読み方は「スタチュー・オブ・リバティー」となります。
「the Statue of Liberty」の直訳での意味は?
直訳では「自由の像」となります。
- 「Statue」(スタチュー):「像」や「彫像」で、発音記号は「stˈætʃuː」になります。
- 「Liberty」(リバティー):「自由」で、発音記号は「líbɚṭi」です。「自由」の英語は、他に「freedom」がありますが、「Liberty」との違いなどは、『2つの「自由」の英語|違いと今すぐ役立つ厳選フレーズ集!』で解説しています。
「自由の女神」の英語は「the」をつける?
「the Statue of Liberty」という表記でも分かるように、「Statue」の「S」と「Liberty」の「L」は必ず大文字にします。
辞書などで「the」がなく、「Statue of Liberty」と説明しているのもありますが、会話や表記などで使う時は、必ず「the」を付けます。
下記がその例文となります。
- 日本語:自由の女神を見に行きました。
- 英語:I went to see the Statue of Liberty.
「自由の女神」の英語|正式名称での言い方
実は、「the Statue of Liberty」が正式な名称ではありません。
正式な自由の女神の英語は、「Liberty Enlightening the World(世界を照らす自由)」となります。
「enlighten(エンライトン)」は「照らす」という動詞です。
長いフレーズなので、「the Statue of Liberty」としています。知っておくだけでもかっこいいですね。
押さえておきたい!「自由の女神」の歴史と基礎情報
「自由の女神」の英語の表現だけをマスターするだけじゃなく、その他の知識も是非覚えましょう。
「自由の女神」の由来を英語で説明
アメリカ合衆国の「自由の女神」は、フランスから贈呈されたものですが、アメリカの自由と民主主義を支持・支援するフランス人の募金によるものです。
アメリカ合衆国の独立100周年を記念と同時にアメリカとフランスの友好を目的としたものであり、1886年に完成しています。その後、アメリカの「自由」と「民主主義」の象徴として広く世界に知れ渡っています。
また、1984年、世界遺産(文化遺産)に登録されました。
これらを全て英語で説明するのは、特に初心者であれば難しいので、概要を簡単に英語で説明します。
「自由」と民主主義のシンボル、世界文化遺産に登録されたという2つのポイントを英語で説明します。
(英語例文)
“Liberty Enlightening the World” or “the Statue of Liberty” has been a universal symbol of freedom and democracy and was registered as a World Cultural Heritage in 1984.(自由の女神は自由と民主主義の世界的シンボルであり、1984年に世界文化遺産に登録されました。)
上記のように簡単に説明する癖を付けるといいです。
また、日本にも多くの世界遺産があります。
外国人に英語で説明する際には、『「世界遺産」の英語|発音と会話に使える4つの基本フレーズ』の記事を参考にして下さい。
「自由の女神」のその他の基礎知識
知っておきたい!「自由の女神」の基礎情報は下記となります。
- 住所:リバティ島(Liberty Island, New York, NY 10004)
- 高さ:46.05メートル(151.1フィート) ※台座の部分を含めると、約93メートルになります。
- 重さ:225トン
フランスのパリで仮組み完成された後に、200以上に分解され、約2年の歳月を経て海上より運搬されました。
左手に持っているものは、独立宣言書です。アメリカ合衆国の独立記念日の「1776年7月4日」とローマ数字で刻印されています。
また、独立記念日は英語で「Independence Day」、または「the Fourth of July」です。
独立宣言書は「Declaration of Independence」という英語になります。
また、女神の足元には「引きちぎられた鎖」と「足かせ」があり、それらを踏みつけていて、冠には7つの突起がありますが、これは7つの大陸と7つ海を指してます。弾圧などから解き放たれ、自由が広まるようにという願いや意味が込められています。
会話で使える!「自由の女神」を使った英語例文フレーズ
単純に「自由の女神」を英語で言えるだけでは実際の英会話でどう使えばいいかわからないですよね?
そんな時のために使えるフレーズをいくつかピックアップしました。
「自由の女神」を使った質問の英語例文
先ずはニューヨークに着いてから使える旅行での質問フレーズを見てみましょう。
- 英語その1:Please tell me where the Statue of Liberty is.
- 日本語:自由の女神はどこですか?
- ポイント:「Where is the Statue of Liberty?」というより丁寧です。
- 英語その2:I’d like to know how to get to the Statue of Liberty.
- 日本語:自由の女神にはどうやっていけますか?
- ポイント:これも疑問形の「How do I get to the Statue of Liberty?」を使わずに丁寧な質問にしています。「get to ~」は「~に着く」です。
下記は、外国人の友達などに使える質問フレーズです。
- 英語その3:Have you ever seen the Statue of Liberty?
- 日本語:あなたは今まで自由の女神を見たことがありますか?
- ポイント:現在完了形で今までに(経験として)に見たことがることを聞いています。
- 英語その4:How was the Statue of Liberty?
- 日本語:自由の女神はどうでした?
- ポイント:自由の女神を見に行った友人などに質問する場合に使えます。
「自由の女神」を使った相手に伝える英語例文
相手に自分の経験や気持ちを伝える時に使えるフレーズです。
- 英語その1:I want to see the Statue of Liberty.
- 日本語:自由の女神を見たい!
- ポイント:丁寧に言う場合は、「I’d like to see ~.」でOKです。
- 英語その2:I have seen the Statue of Liberty.
- 日本語:私は(今までに)自由の女神を見たことがあります。
- ポイント:現在完了形で今までに見たことがると経験を言っています。
- 英語その3:I went to see the Statue of Liberty last month.
- 日本語:先月、私は自由の女神を見に行きました。
- ポイント:過去形を使って、先月、見に行った事実を言っています。
まとめ:「自由の女神」の英語だけの習得だけでは終わらない!
他の英語でも同様ですが、その英語の背景や歴史なども同時に身に付けることで、英会話や旅行などにも役立ちますね。
たった一つの英語を調べることから、視野が広がります。
今回は「自由の女神」の英語を紹介しましたが、先ずは正しい発音と表現を身に付けることが最優先ですが、その知識にも注目することで、英語学習が更に楽しくなってきます。
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