相手の話に相槌をしながら、カジュアルな「へー、そうなんだ」やビジネスなどで使う「そうだんですね」という英語は何が適切なのでしょうか?
『「なるほど」の英語|10個のカジュアルや丁寧なフレーズと略語など』の記事にもあるように、「なるほど」という気付きの表現と同じのも使えます。
初めて知った「そうなんだ」や、話を聞いてつじつまが合った際の「やっぱりそうなんですね」など様々なパターンがあります。
また、SNSやメールなどで略して書くこともあります。
カジュアルな「そうなんだ」の英語表現
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頭に「Oh, ~」を付けることで、カジュアルな「へー、そうなんだ」や「ふーん、そうなんだ」というニュアンスになります。
友達同士の会話などでよく使う表現などを先ずは見てみましょう。
Oh, I see.
「see」は「見る」という動詞だけではなく、「分かる」という意味もあります。
直訳すると、「へー、そうなんだ、分かった」というニュアンスになります。
また、「Oh, I see. That’s too bad.(ふーん、そうなんだ。それは残念)」など、後ろに文を足すことも多いです。
Oh, I got it.
これは「Oh, I see.」よりもカジュアルな言い方で、「I get it.」や「I got you.」なども同様です。
「Oh, I got it. Thank you for telling me.(へー、そうなんだ。教えてくれてありがとう)」や「Now I got it.(そうなんだ、今ようやく分かったよ)」などの言い方もできます。
発音の仕方や他の意味については、『主語が違う2つの「I got it.」と「You got it.」の違い』の記事をご確認ください。
Oh, really?
クエスチョンマークがあるのですが、語尾を上げずに発音すると落ち着いて聞いているイメージになります。
直訳は、「えー、本当(マジ)?」となります。
「Oh, really? I didn’t know that.(ふーん、そうなの?知らなかったよ)」など。
更にカジュアルなスラングの「そうなんだ」の英語表現
ここでご紹介するのは更に砕けて、仲のいい友達などに使えます。
上述の表現に飽きて、他にも別の言い方をして英会話力をアップしたいという方は参考にして下さい。
Uh Huh
相槌をしながら、セットで「Uh Huh(アハー)」を言う事で、「へー、そうなんだ」や「うん、分かる分かる」というニュアンスになります。
何か質問をされて、「そうだよ」と答える問いにも使える表現です、
Oh, yeah?
直訳すると、「へー、そう?」となります。
語尾を上げて発音するのがポイントです。
他の表現と重ねて、「Oh, yeah? I got it.(へー、そうなんだ。分かったよ)」などもできます。
I hear you.
「そうなんだ、分かるよ」や「なるほど」という場合に使う表現です。
直訳は、「あなたを聞いている=あなたの言っていることが分かる」となります。「I see.」の更にカジュアル版のイメージです。
「I hear you, but you shouldn’t do it.(そうなんだ。でもそれをやっちゃダメだよ)」など。
Is that so?
「へー、そうんだ」と興味がない時や驚いた時(Oh, really?と同様)にも使う表現です。
「Is that so? That’s funny.(えー、そうなの?それは面白い)」など。
No kidding!
びっくりして驚いた時に使う「そうなんだ!」です。
直訳をすると「冗談はやめて!」となります。「No joking!」でも同様です。
また、「You must be kidding.(冗談を言っているに違いない)」などの表現も使えます。
「No kidding! I can’t believe it.(そうなんだ。信じられない)」など。
Cool!
「そうなんだ、いいね(いいじゃない)」という場合につかう表現です。
「cool」はここでは「かっこいい」という意味で使われて、相手に「それいいじゃん」という同意的な表現をします。
「Cool! I like it.(そうなんだ。それいいね)」など。
SNSやメールで使える略語の「OIC」
チャットなど友達同士のやり取りで、長文を書かずに略すのが通常で、「そうなんだ」の英語も同じです。
その場合に使えるが「OIC」で「Oh, I see.」の略語です。
また、単純に「そうなんだ」という「Really?」と一単語だけでも表現できます。参考にして下さい。
フォーマルな「そうなんですね」の英語表現
ここまでは、ビジネスの会話、またはメールなどでも失礼なく使える表現をご紹介します。
I understand.
『「了解しました」の英語|会話やメールでも使える厳選27個』でも解説してますが、「分かりました・了解しました」という場合に使う表現です。
「そうなんですね。分かりました」と、上司やビジネスの場面で使えます。
「I understand, but I was surprised.(そうなんですね。でも驚きました)」など。
It’s understood that ~.
「I understand.」を更にフォーマルにすると「It’s understood.」となります。
また、ビジネスメールなどで、何についてそうなんですねと理解したのか相手に伝える場合もあります。
「It’s understood that you must be very busy.(そうなんですね。とても大変ですね/忙しいですね)」など。
That makes sense.
それまで何か違和感があっあり、スッキリしなかったけど、「やっぱりそうなんですね」とつじつまが合った場合に使う表現です。
「make sense」は「理にかなっている」などで使う熟語です。
「That makes sense. I thought so.(やっぱりそうなんですね。そう思ってました)」など。
まとめ:そうなんですね、そうなんだは英会話の潤滑油
いかがでしたでしょうか?
相手に話させてばかりでは会話が成り立ちません。会話のキャッチボールにも「そうなんだ」、「そうなんですね」などの相槌があるととてもスムーズです。
あなたが驚いている、分かっているなどの意思表示をすることで会話も弾みますね。ここでの表現を是非活用してみて下さい。