会社も外資系、取引先が海外となると、英語でのやり取りが頻繁に行われますが、その中で違和感を感じていませんか?
英語を勉強して、英会話学校にも行ったけど、「聞き取れない」という現象・・・
外資系、海外のお客様と言っても、全てがアメリカやイギリスではないですよね?
ヨーロッパ、また特に地理的にも日本はアジアとのやり取りが多いところが少なくありません。
そんな時に悩ませるのが「英語の訛り」です。
これは私も20年ほど前に体験したことですが、英語をマスターしたと自信満々で会議に出席した時に落ち込んだのを覚えています。
相手が発している英語が全然理解できない・・・
TOEICでの現在5ヶ国(アメリカ、カナダ、イギリス、オーストラリア、ニュージーランド)の英語の訛りをリスニングでも採用していますが、実際のビジネス社会ではそれだけでは対応できません。
メールなど文章でのやり取りは問題ないのですが、テレカンや対面での打ち合わせなど聞き取れないと何も始まりません。
目次
代表的な英語訛りをマスターすることが基本中の基本
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先ほど述べた通り、TOEICが採用しているアメリカ英語、カナダ英語、イギリス英語、オーストラリア英語、ニュージーランド英語のアクセントを押さえることが第一優先です。
これらの訛りをマスターすることはTOEICの点数UPにもつながるので一石二鳥です。
もちろん、それぞれ5つのアクセントをマスターする方がいいのですが、大まかに言って2つに分けて大丈夫です。
- アメリカ英語 → カナダ英語
- イギリス英語 → オーストラリア英語、ニュージーランド英語
日付の書き方、スペル、発音の仕方などの違いを先ずは押さえることからスタートです。
詳しくは『英語の方言・訛り|発音と2種類以上の違いや特徴・例文や動画など』の記事でも解説が下記の動画で単語の使い方の違いをイラスト付きで説明してあるので、是非参考にしてみましょう!
<アメリカ英語とイギリス英語の単語の使い方の違い>
また、アメリカ英語、イギリス英語は、ニュースサイトや映画・海外ドラマで常に耳にすることができ、比較的簡単に耳を鳴らすことができます。
先ずは、この2つの英語訛りをマスターすることが先決です。
という、私は今でも正直イギリス英語は多少苦手です。
聞けないことはありませんが、アメリカ英語に比べると多少集中してしまいます。イギリス英語を話すことは不得意です。
得手不得手はどうしても出てくるかと思いますが、特にビジネスの世界で言語を選り好みすることはできません。
しかし!
特に我々日本人は常にアメリカやヨーロッパ諸国のみとビジネスをしているわけではありません。
またこれは観光客で日本を訪れる国もそれに限りません。
地理的な理由もありアジア諸国とのビジネスは不可避です。
そこで多くの英語習得者を悩ませるのが、アジアで話される英語です。
インド英語とシングリッシュを習得したら怖いものなし!
アジアと言っても多くの国がありますが、私の英語を話す・聞くという経験上、一番手を焼いたのが「インド英語」と「シンガポール英語(シングリッシュ)」でした。
いくら英語をマスターしたと思っても、この2つの英語には本当に悩まされました。
当時、ビジネスの打ち合わせで会議に出席しても、最初のころは半分以上理解できなかったのです。
もう、20年以上前の話になりますが、今ほどプライバシーや情報漏洩がうるさくなかったので、毎回会議にはボイスレコーダーを持参して、打合せの後に何度も聞き直した経験があります。
何が一番厄介だったのか?
それは独特なアクセントです。もちろん、日本人が話す英語も単調で聞き取りにくいとよく言われますが、それ以上かもしれません。
はっきり言います!インド英語とシンガポール英語(シングリッシュ)を押さえたら無敵です。
他のアジア諸国の英語訛りは簡単に聞こえてきますので心配無用です。
では、どのようにその2つの英語のアクセントをマスターするのか?
それには違いを知って慣れるしかありません。
ようするに、基礎と適切な動画などを利用してリスニングすることを習慣化してください。
あなたが、インド英語やシングリッシュを話す必要はありません。リスニング出来ればいいのです。
しかし、先ずはアメリカ英語、イギリス英語ですよ。その後にこの2つに触れるようにして下さい。
インド英語の訛りをマスター!
インド英語の特徴は次のような感じです。
- Rの発音:Rをそのまま発音します。例えば、「Water」は「ウォータール」などと発音します。
- Tの発音:独特であり、Tの発音は音がこもる感じがして、聞き取りにくく、私も何度も聞き返したことがあります。
- THの発音:独特なTの発音など。
など。
下記の動画で詳しく解説しいるのがありましたので、先ずは基本を知りましょう!
基本を知ったからと言ってそれだけで聞けるようになりません。
インド英語を実際に聞いてリスニング練習をする必要があります。
先ず初級者として下記の動画を見付けたので、是非トライしてみましょう!上述しているインド英語の特徴をリスニングできるはずです。
シングリッシュ(シンガポール英語)の訛りをマスター!
インド英語同様に独特のアクセント(訛り)があるのがシンガポール英語、つまりシングリッシュです。
シングリッシュの特徴を表現した動画がありましたので、是非確認して下さい。
マレーシア英語もそうですが、付加疑問文が全て「isn’t it?」となったり、語尾に「la」を付けたりと独特な言い方がありますが、その前に気を付けないといけないのが、表現が難しいですが、パン、パン、パンという、通常の英語の波ではない、途切れ途切れの流れの英語です。
基本的に英語をマスターした人たち、またネイティブは英語の波、つまりリズムに乗って英語を聞いていますので、最初はとても聞き取りにくいです。
シングリッシュのリスニング練習も欠かせません。是非、次の動画でレッスンしてましょう!
ここで紹介した2つのアジア英語で私はとても苦労しました。
当時はこのような動画などなく、実践で身に付けるしかありませんでした。シンガポールに滞在したこともあり、緊張の毎日でしたね。
慣れるまで多少の時間がかかるかもしれませんが、これも積み重ねです。
英語をマスターした人でも苦労する人が多い訛りなので、自信を無くさずに慣れることだけに集中して下さい!ここでの記事や紹介した動画などが役に立てれば幸いです。