「therefore」の正しい使い方とその類疑義(thus, so, hence, accordingly)との違いを知っていますか?
また、日本人には不得意な「th」と「f」、「r」という発音もあるので発声する時に注意が必要です。
目次
「therefore」の発音と読み方
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先ずは「therefore」の正しい発音の仕方を確認しましょう。
「therefore」の発音と発音記号は下記となります。
日本人が不得意な「th」、「f」、「r」の発音については詳しくは下記のサイトをそれぞれ確認してネイティブのような発音をマスターしましょう!
「therefore」の意味と正しい使い方
「therefore」は「故に~」、「だから~」、「それで(なので)」、という副詞となります。
接続詞と副詞が重なった「接続副詞」と呼ばれていますが、厳密には「副詞」です。
よって、文と文をつなげることが出来る接続詞ではないので、基本的に文頭という形となります。
しかし、文語では「;」を使って表現することができます。
また「therefore」はのちに紹介する「so」と比較するとフォーマルな言い方となります。
「therefore」の例文を見てみましょう!
- 例文1.I made a mistake; therefore, I apologized.(ミスをしたので謝りました)※I think; therefore I am.(我思う, ゆえに我あり)という格言でも使われています。しかし、「I think, therefore I am.」と記載される場合もあります。
- 例文2.He was my friend. Therefore, I persuaded him.(彼は私の友達なので、彼を説得しました)
- 例文3.It is just now dropped from the tree and therefore fresh.(今木から落ちたばかりだから新鮮です)
例文1の場合は「;」の場合は、小文字から「therefore」を書きます。
例文2の場合は前の文がピリオドで終わっているので、大文字から始まります。文頭でも使えるケースです。
しかし、どちらも「Therefore(therefore)」の後ろは、カンマ(コンマ)を付けるのでその点は忘れないようにしましょう!
例文3の場合は文中でandなどの接続詞でつながっているのでその場合はカンマは不要です。
「therefore」の類義語とその違いや使い方など
上述していますが、thereforeは少しフォーマルな言い方の1つです。
カジュアルでネイティブが口語でよく使う表現なども含めていくつがご紹介します。
類義語その1.「so」
「so(ソー)」は日常英会話でよくつかう「therefore」の類義語です。会話で一番使われている表現です。
とてもカジュアルでもあり口語でも文語でも使えます。
- 例文1.He made it, so we could start the meeing on time.(彼が間に合ったので、時間通りに会議を始めることが出来ました)
- 例文2.She lied to me. So I can’t believe her.(彼女は私に嘘をついたので信用できません)
「so」は接続詞のため、例文1のように「therefore」とは違い、文をつなげることができます。
また、これは「thefore」と同じで、例文2のように文頭でも使うことができます。
類義語その2.「that’s why」
「that’s why」は「so」と比較しても更にカジュアルでスラング的な使いかとなります。
「why」があるので分かりやすいですが、「理由」を強調する時に口語としてよく使われます。
- 例文1.I cleaned my room. That’s why I could play the video game.(部屋をきれいにしたから、テレビゲームをすることができました)
- 例文2.That’s why.(だから、そうなんです)
例文2は一言で「That’s why.」と終わっていますが、話し手が理由などを直接述べた際に、相槌を打つ感じで「That’s why.」と言います。
類義語その3.「thus」
「that’s why」は「so」と比較しても更にカジュアルでスラング的な使いかとなります。
「why」があるので分かりやすいですが、「理由」を強調する時に口語としてよく使われます。
- 例文1.I cleaned my room. That’s why I could play the video game.(部屋をきれいにしたから、テレビゲームをすることができました)
- 例文2.That’s why.(だから、そうなんです)
例文2は一言で「That’s why.」と終わっていますが、話し手が理由などを直接述べた際に、相槌を打つ感じで「That’s why.」と言います。
類義語その4.「hence」と「thus」
「hence」と「thus」は「thefore」より更にフォーマルな因果関係を表現する時に使います。
公的文書、契約書など形式的にしっかりとした書類等にかんしてはこのどちらかを使うといいでしょう。
- 例文1.Hense, the agreement has been reached. (それ故に、合意を得ることができました)
- 例文2.The marketinig succeeded and thus achieved our taraget.(マーケティングが成功したから目標を達成することができました)
日常会話など口語としてはあまり使うことがないので、使い分けに留意しておきましょう。
類義語その5.「accordingly」と「consequently」
「accordingly(アコーディングリー)」と「consequently(コンシクエントリー」も「therefore」のフォーマルバージョンと思って下さい。
しかし、「consequently」の方が「その当然の結果~」という意味が強調されています。
- 例文1.He followed the manual. Accrodingly others did the same. (彼がマニュアルに従ったので、他の人たちも同じことをしました) ※「accordingly」は「したがって~」という意味が含まれます。
- 例文2.He did not study at all and consequently he could not pass the exam. (彼は全く勉強しなかったので、その試験に落ちました)
まとめ:「therefore」以外の表現も押さえることで英語力をUP!
ここでは「therefore」を主として解説しましたが、他の「so」、「thus」など英語としては欠かせない表現です。
先ずはカジュアルかフォーマルか、口語か文語かぐらいの違いで使い分ける程度で構いません。
表現が偏らないようにして、それぞれをしっかりと使い分けましょう!
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