日本でも海外でも、レストランのメニューで欠かせないのが「サラダ」ですよね。
「サラダ」は英語でもそのまま「salad」ですが、発音が「サラダ」では通じません。
また、「サラダ油」、「サラダバー」など英語では何と言うのでしょうか?
それと「サラダを作る」や「サラダにドレッシングをかける」という英語フレーズも押さえておいたほうがベターです。
もちろん、ドレッシングの種類も知っておくとレストランの注文の時でも役立ちますね。この機会に、『海外のレストランで役立つ!よく使う英語フレーズと関連英語』で注文する時などの表現に触れておくのもいいかもしれません。
目次
「サラダ」の正しい発音・意味・複数形
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「サラダ」は英語で「salad」です。
「salad」の読み方、発音、発音記号は下記となります。
日本語の「サラダ」は英語の「salad」から来ている表現ですが、そのまま発音しても通じないので要注意です。
最初の「a」の発音記号は「æ」で「ア」と「エ」の間の音を発音します。「d」は「ダ」ではなく破裂音で「ドゥ」の音ですが、ほとんど発音しないので注意しましょう。
サラダの英語|「salad」の複数形は?
複数形は、「salads」となりますが、何かの料理名にサラダが入っている場合は、それ自体は「salad」という単数形のままです。
可算名詞と不可算名詞については、『英語の名詞|可算名詞と不可算名詞の2つを押さえるだけ!』の記事をご確認ください。「salad」以外にも色々なパターンがあります。
また、「salad(サラダ)」は元々、「(火を通して)調理されていない野菜をミックスしたもの」というのが本来の意味でしたが、今は様々なサラダの種類がありますね。
それらの英語表現は後ほどご紹介します。
間違ったら恥ずかしい!?「サラダを作る」の英語表現
「サラダを料理する」という意味で「サラダをつくる」という場合、動詞は「make」が使え「make a salad」でOKです。
「料理する」といえば「cook」という単語もありますが、「cook」は「火を通して調理する」というニュアンスが含まれるため基本的にサラダには使いません。
尚、サラダの場合「調理する」というほどの課程がないので「準備する」という意味の「prepare」を使って「prepare a salad」や、「混ぜる」という意味の「mix」を使って「mix a salad」という表現もよく使います。
メニューでも見る!サラダ料理の英語名
ここでは「シーザーサラダ」や「ポテトサラダ」など様々なサラダの英語名をご紹介します。
- 「盛り合わせサラダ」:mixed salad
- 「生野菜のサラダ」:fresh vegetable salad
- 「海藻サラダ」:seaweed salad
- 「ポテトサラダ」:potato salad
- 「タマゴサラダ」:egg salad
- 「ハムサラダ」:ham salad
- 「シーザーサラダ」:Caesar salad ※「Caesar」は「シーザーサラダ」をつくったイタリア人シェフの名前からとったと言われています。そのため、最初の文字は大文字にします。
- 「コールスロー」:coleslaw ※オランダ語で「キャベツのサラダ」という意味の「Koolsalade」が語源だといわれています。
- 「豚しゃぶ(冷しゃぶ)サラダ」:cooled parboiled pork salad ※「しゃぶしゃぶ」は日本独特の料理なので英語もそのまま「Shabu-Shabu」となっている場合も多く。「Cold pork Shabu-Shabu salad」などでもOKです。
- 「サラダうどん」:Udon salad ※「Udon noodle with salad」でもいいです。日本独独の料理なので、外国人などに紹介する時に役立てて下さい。
サラダの具材とドレッシングの英語表現
先ずは、「レタス」などサラダの具材やドレッシングの英語表現を見てみましょう。
4-1.サラダの具材の英語
- 「レタス」:lettuce
- 「トマト」:tomato
- 「キュウリ」:cucumber
- 「人参」:carrot
- 「コーン」:corn
- 「ヤングコーン」:young corn
- 「ブロッコリー」:broccoli ※欧米ではサラダに生のブロッコリーを入れて食べることが多いです。レタスやトマトもよく入ります。
サラダにかけるドレッシングやソースの英語
「ドレッシング」は英語で不可算名詞の「dressing」です。
「ドレッシングをサラダにかける」は「垂らす・注ぐ」という意味の「pour(ポアー)」を使って「pour(some)dressing(on the salad)」です。
「pour」はドレッシング以外でも液体系の調味料、コーヒーを注ぐなどの場面でも使えます。
サラダにかける様々なドレッシングやソースの表現は下記となります。
- 「イタリアンドレッシング」:Italian dressing
- 「フレンチドレッシング」:French dressing
- 「ブルーチーズドレッシング」:blue cheese dressing ※アメリカでよく使われるドレッシングで、生クリームやブルーチーズ、ミックスチーズなどをベースにしたドレッシングです。
- 「サウザンドアイランドドレッシング」:thousand island dressing ※マヨネーズやケチャップをベースにした酸味と甘みがあるドレッシングです。
- 「ランチドレッシング」:ranch dressing ※サワークリーム、ヨーグルト、マヨネーズなどをベースにしたドレッシングです。
- 「ビネグレットソース」:Vinaigrette ※「Vinaigrette」は「酢(vinegar)という意味のフランス語です。オリーブオイル、レモン汁、酢、こしょうなどを混ぜたドレッシングです。
- 「オリーブオイル」:olive oil
- 「マヨネーズ」:mayonnaise
レストランなどで、「ドレッシングを下さい」という場合は下記の例文が使えます。
- 英語:Could I have some dressing for the salad?
- 日本語:ドレッシングをいただけますか?
尚、ホストファミリーやお友達の家などでは、少しカジュアルな「Can I ~」の表現を使ってもOKです。
「サラダ」の関連英語
その他の「サラダ」の関連表現を確認しましょう。
- 「サラダ油」:vegetable oil ※「sunflower oil」や「corn oil」などが一般的です。「salad oil」では通じない場合があります。
- 「サラダバー」:「all-you-can-eat salad(サラダの食べ放題)」 ※「salad bar」という表現でも通じます。
- 「サラダ用の皿」:salad plate
- 「サラダボウル」:salad bowl
- 「サラダ付き」:comes with salad ※ランチなどメニューにサラダがついてくるという意味です。「サラダは付きますか?」は「Does it come with salad?」でOKです。
- 「アメリカは人種のサラダボウルです」:America is a salad bowl. ※以前はアメリカは、様々な文化が溶けあう国という意味で「人種のるつぼ(melting pot)」といわれていましたが、最近では様々な文化が集まってそれぞれの文化を生かしあっているという意味でこの表現が使われています。
まとめ:知っているだけでも役立つ「サラダ」の英語
「サラダ」は海外旅行へ行くとレストランなどでとてもよく使う表現です。
単語を知っていても、正しい発音ができなくて通じないということが多いので、先ずは発音のポイントを押さえておきましょう。
記事の中で紹介したドレッシングの種類は、欧米を中心に定番のものばかりなので覚えておくと便利です。
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