「お腹が空いた」を英語でいくつ言えますか?
「hungry」はよく知られていますが、「腹ペコ」や「小腹が空いた」など、お腹が空いている度合いにより表現が異なるのは英語でも同様です。
後ほど詳しく解説しますが、下記がネイティブがよく使う、スラングも含めた「お腹空いた」のフレーズ一覧です。
- I’m hungry.:一般的な「お腹が空いています」という表現で、ネイティブも一番使う表現です。
- I’m starving.:我慢できないくらい「腹ペコ」という場合に使います。
- I’m famished.:死にそうなくらい「腹ペコ」という「starving」と同様に誇張する言い方です。
- My stomach is growling.:「お腹がグーグー鳴る」という表現です。
- I could eat a horse.:直訳では「牛一頭食べれるぐらい」と、お腹が空いたのスラングで、しかも最上級の表現と言っていいでしょう。
- My stomach is empty.:直訳は「お腹が空っぽ」となり、かなりお腹が空いている時に使う表現です。
- I’ve got the munchies.:小腹が空いた(少しお腹が空いた)のスラング表現です。
- I want to eat something!:一般的な、「何か食べたい!」という意思表示の表現ですね。
など。
英会話表現を豊かにする、またリスニングにも役立たせるために「hungry」以外の表現も覚えましょう!
目次
英会話で頻繁に使う!「お腹空いた」の基本英語
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「お腹が空く」は英語で「hungry」です。
「hungry」の発音と発音記号は下記となります。
「(私は)お腹が空いた。」は「I’m hungry.」です。
因みに、「hungry」は形容詞なので、比較級は「hungier」、最上級は「hungriest」となり、スペルに注意して下さい。
「be動詞+hungry」以外にも「get hungry」や「feel hungry」などの表現もあります。
【例文】
- I’m getting hungry./お腹がすいてきた。
- I feel hungry./空腹を感じます。
「hungry」を「very」や「a little」など程度を表す副詞と一緒に使うことで空腹の度合いを幅広く伝えることができます。
【例】
- a little (bit) hungry(少しお腹が空いている)
- so hungry(すごく腹が空いている)
- very hungry(とてもお腹が空いている)
- extremely hungry(極めてお腹が空いている)
また、相手がお腹が空いているか確認することもありますね。
【例文】
- Are you hungry?(お腹空いていますか?)
- Do you want to eat something?(何か食べたいですか?)
など。
尚、「空腹」は英語で「hunger」です。「hunger」は「飢え」「飢餓」という意味もあります。
「hungry」以外もある!様々な「お腹空いた」の英語やスラング表現
「お腹空いた」は「hungry」以外にも色々な表現があります。日常会話で使える「お腹空いた」の様々な英語表現をみてみましょう。
英語の「I’m starving.」で「お腹空いた」を表現
「I’m starving.」は、「(私は)腹ペコです。」となります。
「starving(発音:スターヴィング)」は「お腹がペコペコ」である状態を表す単語です。
動詞の「starve(スターヴ)」は「餓死する」や「飢える」などの意味があり、「hungry」よりもさらにお腹が空いて我慢できないくらいの状態を表します。
ニュアンス的に、「very hungry(とてもお腹が空いている)」です。
実際には飢餓状態ではなく、腹ペコのときに大げさにいう表現として使います。
さらにお腹が空いている時には「I’m starving to death.(お腹空いて死にそう)」という表現もあります。「death(デス/死)」を使っている、カジュアルな口語表現なので、使う場面は選ぶ必要があります。
「Let’s go eat something! I’m starving to death.(何か食べに行こうよ!お腹空いて死にそう!」などの例文で使えます。
因みに、「eat something」を「grab something(何か食べる)」というスラングで言うネイティブも多いです。
英語の「I’m famished.」で「お腹空いた」を表現
「I’m famished. 」は、「(私は)腹ペコです。」と訳します。
「famish(発音:ファミッシュ)」は「飢えている」という意味です。これも、「starving」と同じように腹ペコの状態を大げさに伝える表現です。ニュアンスも「starving」とほぼ同じです。
英語の「My stomach is growling.」で「お腹空いた」を表現
「My stomach is growling. 」は、「(私の)お腹がなっている。」です。
「growling(発音:グローリング)」は「うなっている」や「ごろごろなる」という意味です。日本語の「お腹がなっている」をそのまま英語にしている表現です。お腹がなってしまうほど、お腹が空いている状態を表しています。
お腹の「グー」という音も「growl(グロール)」でOKですが、「grrr…」と書く場合もあります。
「I heard your stomach growling. Are you hungry?(お腹が鳴ったけど、お腹空いていますか?)」など。
英語の「I could eat a horse.」で「お腹空いた」を表現(スラング)
「I could eat a horse. 」は、「could」を使った仮定法の文で直訳すると「馬だって食べられるだろう」となります。「馬のような大きなものを食べられるほどお腹が空いている」つまり、「腹ぺこ」な状態を表しています。
また、「hungry」とあわせて「I’m so hungry that I could eat a horse.(お腹が空きすぎて、馬一頭ぐらい食べれる)」と言ってもOKです。
「horse(馬)」を「cow(牛)」や「elephant(象)」に変えて使う場合もあります。どれも大きくて、とても食べられる量ではない物を表しています。
英語の「My stomach is empty.」で「お腹空いた」を表現
「My stomach is empty. 」を直訳すると、「私のお腹(胃)は空っぽ」となります。
つまり、「お腹が空いた」という意味です。「empty(発音:エンプティー)」は「空っぽ」という意味なので、軽くお腹が空いた場合ではなく、かなり空いている時に使う表現です。
尚、「empty stomach」は「空きっ腹」という意味です。
英語の「I’ve got the munchies.」で「お腹空いた」を表現(スラング)
「I’ve got the munchies. 」は、「(私は)小腹が空いた」となります。「I got the munchies.」でも同様です。
「a little (bit) hungry」的なニュアンスです。
「munchies(発音:マンチーズ)」はアメリカのスラングでスナックなど軽食のことです。ポテトチップスや、ピザなどジャンキーな食べ物を「軽くつまみたい」というニュアンスです。
これに「the」が付いて、「the manchies」となると「空腹感」となります。
英語の「I want to eat something!」で「お腹空いた」を表現
「I want to eat something! 」を直訳すると、「(私は)何か食べたい!」となります。
日常の会話でよく使う表現です。シンプルな表現ですが、お腹が空いて何か食べ物を食べたい気持ちをストレートに伝えることができます。
「I’m so hungry that I want to eat something.(お腹が空いたので、何か食べたい)」という言い方もできます。
「お腹空いた」の関連英語
「お腹空いた」の関連表現を確認しましょう。
- 「空腹中枢」:hunger center ※「満腹中枢」は「satiety center」です。「satiety(サティエティー)」は「満腹」や「飽き飽きしている」の英語です。
- 「満腹」:full(フル) ※「(私は)満腹です。」は「I’m full.」です。
- 「空腹を満たす」:sate one’s hunger ※「sate(セイト)」は「満腹にさせる」や「十分に満足させる」という意味です。「one’s」には「my」などの所有格が入ります。また「satisfy one’s stomach」という表現もあり、「satisfy(サティスファイ)」は「~を満足させる」という英語です。
- 「空腹のまま寝る」:go to bed hungry
- 「飢餓で苦しむ」:suffer from hunger ※「suffer(サファー)」は「苦しむ」、「hunger(ハンガー)」は「飢え」です。
- 「お腹」:stomach(ストマック)
- 「食事」:meal(ミール)
- 「軽食」:light meal ※「light(ライト)」は、ここでは「軽い」となります。
- 「スナック」:snack ※ポテトチップスなどお菓子やサンドイッチなどの軽食もスナックです。
- 「ファストフード」:fast food
ポイント:「お腹空いた」の英語は単純な表現からスタート!
ここでご紹介したフレーズは、どれも日常会話で聞く表現なので全部覚えられればベストです。
「たくさんは覚えられない!」という場合は「very」など「hungry」とあわせて使える程度の副詞をまずは使い分けからチャレンジしてみてください。
それと特に「starving」は日常会話でとても良く出てくる表現なので、「hungry」と一緒に覚えておきましょう。リスニング強化にもなります。
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