「電気」を英語で言えますか?
「家電」や「電気代」など、身近にある「電気」ですが、英語で言おうとするとすぐに出てこない言葉が多いのではないでしょうか?
また、電気に関係した表現で間違えやすい単語に「electrical」、「electric」、「electronic」という代表的な単語があります。
「電気」は英語でなんて言う?
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「電気」や「電力」は英語で「electricity」です。
電気の英語|「electricity」の読み方(カタカナ)・発音
「electricity」の読み方、発音は下記となります。
間違えやすい!3つの「電気」に関連する英語
冒頭でもお伝えしていますが、「電気の」という意味の形容詞は主に3種類(electrical, electric, electronic)あります。
しかし、実は「electric」と「electrical」の区別はネイティブでも混乱するくらい「この違い!」というのが英会話の中ではないくらいです。間違えるネイティブも多くいます。
ここでは基本を押さえますが、余り神経質になって使い分けなければ!というふうにはならなくても大丈夫です。
英語の「Electrical」とは?
「electrical」は「電気に関する」「電気を扱う」「電気を用いた」という意味があり、「電気」に関すること全般に使う表現です。
「electrical」の表現は下記となります。
英語の「Electric」とは?
「electric」は「電気の」「電動で動く」「電気を帯びた」という意味です。
一般的な電気で動く物(家電など)に使う表現が多いです。
「electric」の発音は以下となります。
下記が英語での表現例です。
- 「電流」:electric current ※「current(カレント)」は「流れ」という意味があります。
- 「電気毛布」:electric blanket ※「blanket(ブランケット)」が「毛布」となります。
- 「エレキギター」:electric guitar
- 「電動自動車」:electric car ※「car」のところを「automobile(オートモビル)」や「vehicle(ビエコー)」という単語に代えて表現もできます。
- 「電動カミソリ」:electric razor ※「razor(レイザー)」はただの「カミソリ」を表現するときに使う単語です。
- 「電動歯ブラシ」:electric toothbrush ※「toothbrush(トゥ-スブラッシュ)」は「歯ブラシ」の意味です。
電化製品は英語で「electric appliance(s)(エレクトリック・アプライアンシーズ)」ですが、「electrical appliance(s)(エレクトリカル・アプライアンシーズ)」とも表現します。通常は複数形で表現します。「appliance」は「用具」や「器具」を表わす英語です。
電力会社は「(electric) power company」または、単純に「electric company」というケースも多いです。しかし、「electrical company」と表現することもあります。
また、電気技師は「electrician(イレクトリシャン)」になります。
英語の「Electronic」とは?
「electronic」は「電子の」「電子工学の」「電子音楽の」という意味があり、電気で情報を処理しているものに使う表現です。
「electronic」の発音は以下となります。
例えば、「E-mail」の「E」はこの「electronic」の略で、「electronic mail」を日本語に直訳すると「電子郵便」となります。
他にも下記のような英単語があります。
- 「電子工学」:electronics
- 「電子情報」:electronic information
- 「電子決済」:electronic payment ※「payment(ペイメント)」は「払う(pay)」の名詞です。
- 「電子版」:electronic edition ※「edition(エディション)」は「書籍の判」を表現するものです。「限定版」は「limited edition(リミテッド・エディション)」などと日本語の表現としても使われていますね。
- 「電子辞書」:electronic dictionary ※「dictionary(ディクショナリー)」は「辞書」です。
「電気」の英語を実践で使おう!おすすめオンライン英会話5選
「電気」に関する英語表現を覚えるだけでなく、日常シーンでよく使う英語と一緒にすらすら話せるとかっこいいですよね。
「英語を話す力」を身につけるためには、オンライン英会話で実際の会話の数をこなすことが大切です。
よって、ここでは無料で試せるオンライン英会話を厳選して5つご紹介します。
- レアジョブ
- Native Camp(ネイティブキャンプ)
- クラウティ
- kimini英会話
- hanaso
それぞれ順番に見ていきましょう。
レアジョブ
レアジョブは、講師数6,000名を超える日本最大級のオンライン英会話です。
1レッスンあたりの費用は脅威の約170円〜、毎日1回以上レッスンを受けることができます。
レアジョブで用意されているカリキュラムは幅広く、日常英会話をはじめとして、海外旅行英語、ビジネス英語、その他シーンに合わせた英語など、自分の学びたいカリキュラムを自由に選択できます。
また、講師数6,000名の中には、本場のネイティブ講師も在籍しているため、より本場に近い英語を学びたい方にもぴったりです。
「オンライン英会話を受講したいけど、どのサービスを選んで良いのか分からない」という方は、第一候補としてレアジョブを検討してみてはいかがでしょうか。今なら2回の無料体験レッスンを受講することも可能です。
Native Camp(ネイティブキャンプ)
Native Camp(ネイティブキャンプ)は、業界初のレッスン受け放題システムを採用しているオンライン英会話です。ネイティブキャンプにログインするだけで、24時間365日、いつでも好きな時間にレッスンを受けることができます。
また、一般的なオンライン英会話は「1回のレッスン時間は25分〜」と制限を設けられていることも多いですが、ネイティブキャンプは5分だけレッスンを受けることも可能。
朝の通勤前にレッスンを受けるも良し、寝る前に少しだけ英語を勉強するのも良し。
さらに、自習用のコンテンツとして「読み放題」「聞き放題」機能も搭載されており、リーディングやリスニングの強化も自由に行うことが可能です。
これだけ充実したコンテンツが用意されているオンライン英会話は他に存在しないため、低価格でボリューム感のあるレッスンを受けたい方はネイティブキャンプを受講してみましょう。今なら1週間の無料体験レッスンを受けられます。
クラウティ
クラウティは、家族でシェアできることで有名なオンライン英会話です。
1つのアカウントで、最大6名までアカウントを共有できます。6名で利用したとしても、かかる費用は1アカウントのみの月額4,950円〜。
レッスン回数は1日2回〜4回を選択できるので、「今日はママが英語を勉強する日」「明日は子どもに英語を勉強させる日」という形で、シェアしながら家族全員で英語を学べるのがクラウティのメリットです。
通常のオンライン英会話は「Zoom」や「Skype」といった外部アプリを使ってレッスンを行いますが、設定をしたことがない人にとっては難易度が高いもの。
その点、クラウティは独自のレッスンシステムを採用しているので、クラウティにログインするだけでレッスンを行うことができます。
圧倒的に低価格で、家族全員で英語を楽しく学びたい方は、一度クラウティの無料体験レッスンを受講してみてはいかがでしょうか。
kimini英会話
kimini英会話は、子どもから大人まで細かにレベルが設定されたカリキュラムで学べるオンライン英会話です。
教育業界で70年以上の実績を誇る学研が運営しており、高校・大学など200以上の教育機関で導入されているレベルの高いカリキュラムが用意されています。
「レベルが高くてついていけないかも」と不安に感じている方も、受講をスタートしたタイミングで、スピーキング力を確かめられるテストを受けられます。
こちらのテストの結果に合わせてカリキュラムを提案してくれるため、自分のレベル以上に難しいカリキュラムでレッスンが進むことはありません。
さらに、月額料金も1,100円(税込)〜と、業界最安値クラスです。
子どもから大人まで、品質が担保されたカリキュラムで英語を学びたい方は、kimini英会話を選んでみてはいかがでしょうか。
hanaso
hanasoは、英語の復習に特化したオンライン英会話です。
- レッスンで学び口になじませる
- 復習システムにより効率よく定着させる
- 音声教材で会話での使い方を練習する
上記3つのステップでレッスンが進むので、日常的に使っている英語を効率よく覚えられるのがhanasoのメリットです。
レッスン教材も豊富に用意されており、日常英会話をはじめとして、おもてなし英会話、特定のシーンに特化したトピックトーク、自由に英語を話すフリートークなどがあります。
「一度覚えた英語を忘れてしまった」「学習の二度手間を減らしたい」と考えている方は、hanasoを選んでみてはいかがでしょうか。
英会話で使える!「電気」に関連する英語表現やフレーズ
日常生活の中で「電気」は欠かせません。
ここではすぐにでも役立つ表現をピックアップして紹介します。
先ず、毎日のように行う動作の1つの中に「電気をつける/消す」というのがありますね。
しかし、英語では、「電気」という表現を使わず「ライトをつける/消す」という表現をします。
それぞれの英文です。
- 電気をつける:turn on the light ※「turn on(ターン・オン)」は「(スイッチを)つける」という英語表現です。
- 電気を消す:turn off the light ※「turn off(ターン・オフ)」は「(スイッチを)消す」という表現です。
「turn on」や「turn off」は「電気」に限らず、様々な場面で使えます。
下記がその例文です。ここでは「turn on」を使っていますが。「turn off」も使えます。
- 「テレビをつけ」:turn on the TV
- 「ラジオをつける」:turn on the radio
- 「(栓をひねって)水を出す」:turn on the water
- 「コンピューターの電源を入れる」:turn on the computer
- 「エアコンをつける」:turn on the air conditioner
※「turn」の頭文字を大文字にして「Turn on~」とすると「~をつけて!」という命令形になります。「Turn off~」も同様です。
「電気」に欠かせない「コンセント」は英語で?
電化製品(electric appliance)には「コンセント」が通常ついていますね。
実は、この「コンセント」は和製英語でそのまま英語にしても伝わりません。
また、アメリカ英語では「outlet」(アウトレット)、イギリス英語では「socket」(ソケット)と言い方が異なりるので注意が必要です。
「コンセント」に関する英語は【「コンセント」の英語|和製英語を克服する2つの正しい英語】で詳しく解説していますので時間のある時にでも参考にしてみて下さい。
「家電」の英語は何て言うの?
「家電」は英語で「home electronics」です。「電化製品」は「electric appliance(s)」でしたね。
同じ意味で使われますのでどちらでも通じます。
また、「home appliance(s)」という場合もあり、キッチンで使う家電は、この「appliance」を使って「kitchen appliance(s)」とも表現します。
因みに、「電気屋」や「家電用品店」は英語で「home electric appliance store」となります。
個々の主要な家電の英語を確認してみましょう!
- 「電源スイッチ」:power switch(パワー・スイッチ) ※電気の代わりに「power」を使うことが多々あります。
- 「リモコン」:remote controller(リモート・コントローラー) ※「remote」は「離れている」という形容詞です。
- 「電子レンジ」:microwave(マイクロウェイヴ) ※「レンジ」というのは和製英語なので注意です。
- 「オーブントースター」:oven toaster ※「toast」は「(パンなど)を焼く」という時に使う英単語です。
- 「オーブン」:oven ※「stove(ストーブ)」も同様です。日本語で使う「ストーブ」は和製英語です。英語では「heater(ヒーター)」と言います。
- 「食器洗い機」:dishwasher(ディッシュウォッシャー)
- 「冷蔵庫」:refrigerator(リフリジェレイター) ※長い単語のため、「fridge(フリッジ)」を使うことが多いです。
- 「炊飯器」:rice cooker(ライス・クッカー)
- 「コーヒーメーカー」:coffee maker(コーヒー・メーカー)
- 「洗濯機」:washing machine(ウォッシング・マシーン)
- 「乾燥機」:dryer(ドライヤー)
- 「掃除機」:vacuum cleaner(ヴァキューム・クリーナー) ※「vacuum」のみでも通じます。
- 「空気清浄機」:air purifier(エアー・ピュリファイアー) ※「purifier」は「purify(ピュリファイ)」という「清浄する」「浄化する」とい単語から派生しています。「water purifier(浄水器)」でも使えます。
- 「加湿器」:humidifier(ヒュミュディファイアー) ※「humid(ヒューミッド)」は「湿気がある」という形容詞です。
- 「湯沸かしポット」:kettle
- 「ドライヤー」:hair dryer
- 「テレビ」:TV ※「television(テレヴィジョン)」の略ですね。
- 「パソコン」:computer ※「デスクトップ型のパソコン」は「desktop computer」で、「ノートパソコン」は「laptop computer」です。「laptop(ラップトップ)」の「lap」は「膝上」の足の部分で、「脚に置いて使うことができるパソコン」という意味です。
- 「プリンター」:printer
- 「DVDプレーヤー」:DVD player
- 「ミシン」:sewing machine(ソーイング・マシーン) ※「sew(ソー)」は「編む」という動詞です。
- 「懐中電灯」:flashlight(フラッシュライト)
その他の「電気」に関連する英語一覧
まだまだ電気に関する英語は沢山ありますが、「電気代」など、日常生活で良く聞くものを集めてみました。
- 「太陽エネルギー」:solar energy(ソーラー・エナジー) ※「solar」は「太陽の」という英語です。
- 「発電所」:power plant(パワー・プラント) ※ここでも「power」が電気を連想させる表現として使われています。「plant」は「植物」と意味と「工場」というのでよく使われます。
- 「電動工具」:power tool(パワートゥール)」 ※「tool」は工具という意味で、日本語でも「ツール」として使われていますね。
- 「延長コード」:extension cord(エクステンション・コード) ※「extension」は「張っている(伸びている)もの」を指します。
- 「ACアダプター」:AC adapter
- 「USBケーブル」:USB cable
- 「乾電池」:battery
- 「充電池」:recharger(リチャージャー) ※「チャージを繰り返しするもの」という意味があります。
- 「電球」:light bulb ※「bulb(バルブ)」だけでも通じます。
- 「電線」:electric wire
- 「電気代」:electricity bill ※「bill(ビル)」は「請求書」という意味です。「electric bill」でも同様です。「水道代」は「water bill」、「ガス代」は「gas bill」です。
まとめ:「電気」の英語は日常生活で切っても切り離せない!
「電気」に関する表現は、生活で使う身近な表現です。
「電気をつける」、「電気を消す」の表現や、身近な家電のいい方などは覚えておくと、実践でもとても良く使える表現です。
単語は、ひとずつ別々に覚えるより、今回の「電気」などカテゴリーごとにまとめて覚えると、似た表現も出てきて覚えやすいですよ。
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