
「洗濯」を英語で正しく言えますか?
「洗濯」のような家事に関する表現は、
「洗濯する」や「洗濯物かご」や「洗濯バサミ」、「(洗濯)洗剤」など日々の生活でとても良く使う表現です。
しかし。学校ではあまり習わないので、知らない表現も多いですよね。
目次:
1.「洗濯」の基本英語と発音
1-1.「洗濯する」の英語
1-2.「洗濯機」の英語
2.「洗濯」の「laundry」を使った基本的な英語フレーズ
2-1.「洗濯物を洗濯機に入れる」の英語
2-2.「洗濯物をすすぐ」の英語
2-3.「洗濯物を脱水する」の英語
2-4.「洗濯物を干す」の英語
2-5.「洗濯物を取り込む」の英語
2-6.「洗濯物をたたむ」の英語
3.「洗濯」に関連する英語表現
1.「洗濯」の基本英語と発音
一般的に「洗濯」は英語で「laundry」です。
「laundry」の発音は下記となります。
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※カタカナでは「ランドリー」と書きますが、実際の発音は「ローンジュリー」という音になります。
「洗濯すること」の意味の他に、「洗濯物」、「洗濯屋」、「クリーニング店」、「洗濯室」等の意味もあります。
「洗濯物」の意味で使う場合は、数えられない名詞(不可算名詞)です。
また、「washing(ウォッシング)」も「洗濯」と言う意味です。
アメリカ英語では「laundry」が一般的です。「washing」はイギリス英語で使われる表現で、オーストラリアやニュージーランドでもこちらを使います。
1-1.「洗濯する」の英語
「洗濯する」は「do the laundry」です。
「washing」を使う場合は、「do the washing」です。
「洗濯する」と言う意味の動詞「wash」を使って、「wash dirty clothes」でも意味は伝わりますが、「do the laundry」や「do the washing」のほうが自然な表現です。
1-2.「洗濯機」の英語
「洗濯機」は「washing machine」です。
一般的には「laundry」は使わないので注意して下さい。
単純に「washer」でも通じますが、「washing machine」が広く使われています。
2.「洗濯」の「laundry」を使った基本的な英語フレーズ
「laundry」を使った「洗濯」に関する表現を見てみましょう。
2-1.「洗濯物を洗濯機に入れる」の英語
「洗濯機に洗濯物を入れる」は「put the laundry in the washing machine」です。
「put(プット)」は洗濯に関する様々な表現で使えます。
「乾燥機にかける」は「put in the dryer」です。
「箪笥(タンス)にしまう」も「put」を使って「put in the chest(プット・イン・ザ・チェスト)」です。
2-2.「洗濯物をすすぐ」の英語
「洗濯物をすすぐ」は「rinse the laundry」です。
「rinse(リンス)」は「すすぐ」や「ゆすぐ」という意味で、「口をすすぐ」という意味でも使えます。
2-3.「洗濯物を脱水する」の英語
「洗濯物を脱水する」は「spin the laundry」です。
「spin」は、「急回転させる」という意味です。洗濯機で急速回転させて脱水するため、「spin」を使っています。
2-4.「洗濯物を干す」の英語
「洗濯物を外に干す」は「dry out the laundry」です。
同じ意味の表現で「hang the laundry out」もあります。「hang out(ハング・アウト)」は「干す」です。また、「take the laundry out」でもOKです。
「洗濯物を陰干しする」は「hang the laundry in the shade(シェイド/陰)」で、「洗濯物を部屋干しする」は「hang the laundry in the house」です。
2-5.「洗濯物を取り込む」の英語
「洗濯物を取り込む」は「take the laundry in」です。「get the laundry in」でもOKです。
「干す」時は「out」で、取り込む時は「in」を使います。
2-6.「洗濯物をたたむ」の英語
「洗濯物をたたむ」は「fold the laundry」です。
「fold」は「折る」「折りたたむ」という意味なので、そのままでわかりやすい表現です。
3.「洗濯」に関連する英語表現
「洗濯物かご」や「洗濯バサミ」など、「洗濯」の関連表現を見てみましょう。
- 「洗濯できる」:be washable, stand washing
- 「洗濯物袋」:laundry bag
- 「洗濯物かご」:laundry basket ※「basket(バスケット)」は「かご」です。
- 「洗濯ネット」:laundry net
- 「洗濯バサミ」:clothespin(クローズスピン) ※「laundry pin(ランドリー・ピン)」でもOKです。「pin」は「画鋲」など他にも意味がありますが、「洗濯バサミ」であることが明確な場面では「pin」だけで言う場合もあります。
- 「物干し竿」:laundry pole
- 「ハンガー」:hanger
- 「洗濯物干し用ロープ」:laundry rope
- 「洗濯室」:laundry room
- 「洗濯槽」:laundry sink ※「sink(シンク)」は、台所のシンクなどと同じ単語です。
- 「乾燥機」:dryer
- 「クリーニング代」:laundry charge ※「charge(チャージ)」は「料金」という単語です。
- 「柔軟剤」:softener(ソフトナー) ※アメリカなどでは乾燥機にシート状の「柔軟剤」や「仕上げ剤」を入れます。「シート状の柔軟剤」は「dryer sheet」です。「柔軟剤を入れる」は動詞の「add」を使います。
- 「漂白剤」: bleach(ブリーチ) ※「~を漂白剤に浸ける」は「soak(ソーク) ~in bleach」です。
- 「洗濯洗剤」:laundry detergent ※「detergent(ディタージェント)」のみでも「洗剤」で通じます。 液体の洗剤は「laundry liquid(ランドリー・リクイッド)」、粉の洗剤は「laundry powder(ランドリー・パウダー)」です。
- 「シミ抜き用洗剤」:laundry stain remover ※「シミ」は「stain(ステイン)」です。「remove(リムーヴ)」は「取り除く・動かす」という単語です。
- 「洗濯物乾燥」:laundry drying
- 「洗濯のり」:laundry starch ※「starch(スターチ)」は「でんぷん」という意味で、トウモロコシのでんぷんを取り出したコンスターチは「cornstarch」です。洗濯用ののりという意味もあります。
- 「コインランドリー」:Laundromat(ランドロマット) ※地域によって、言い方が違います。イギリスでは「launderette(ローンドレット)」です。「coin-operated laundry」と言う表現もありますが、あまり一般的ではありません。
- 「手洗い」:hand wash(ハンド・ウォッシュ) ※「揉み洗い」も「hand wash」でOKです。「手洗いできる」は「hand washable」です。
- 「しわを伸ばす」:smooth out(スムース・アウト)
- 「アイロンする」:iron
- 「湿っている」:damp(ダンプ) ※形容詞です。
- 「乾かす」:dry
- 「色落ちする」:fade(フェイド)
- 「(セーターなどが)縮む」:shrink(シュリンク)
- 「(首周りなどが)伸びる」get stretched out ※「strech(ストレッチ)」は「伸ばす」です。
まとめ:「洗濯」の英語はめちゃくちゃ役立つ表現ばかり!
「洗濯」の英語は簡単な単語を使った表現も多いので、一度学べば生活の中でどんどん使うことができます。
特に、「洗濯」などの家事や、毎日の生活に関わる表現は、会話で使える機会もとても多いので、少し時間をかけて覚えましょう。
このような、ちょっとした日常の英語をいくつか覚えるだけで、グン!と英会話の幅が広がります。