学校の英語の成績、またTOEICの点数がなかなか伸びないですか?
スピーキングが伸びない、中級からそれ以上伸びない、などなど色々な悩みがあるはずです。
何年も英会話スクールに通っている人でも話せない人は少なくありません。
信じられないかも知れませんが、実は私の生徒さんで、留学をしている人もいるくらいです。留学しても英語力が伸びなくて悩んでいるんです・・・
でも、その一方で、シッカリと英語力を伸ばしている人もいるのも事実です。
この差は何なのでしょうか?
過去に私が英語を指導している中で、同じ勉強法なのに伸びる人と伸びない人がいたのも事実です。
そこには、正しい勉強法とは別にある理由があるのを見つけました。
「なーんだ、そんなことか!」という単純な理由ですが、実はそれも英語力をつけるのに欠かせないということも判明しました。
目次
英語を勉強しているのに伸びない理由
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せっかく英語を勉強しているのに、なかなか英語が上手にならない・・・
でも、何とかして英語力を伸ばしたい・・・
イライラしてストレスが溜まりますよね。
しかし、ただ不満だけを吐き出せばそれだけで解決というわけではありません。
少し、深呼吸をして落ち着いて冷静に、自分自身が下記のどれかに当てはまっているのか確認して下さい。
- 英語に苦手意識がある
- 毎日継続して勉強ができない
- 英語を勉強するモチベーションがない
- 間違った方法をやっていのかもと不安
1つでも当てはまっているのであれば、実はそれが英語が伸びない原因になっている可能性が高いです。
- 英語が嫌だな・・・
- 昨日は3時間勉強したけど、今日は0時間・・・
- 点数を上げるためだけの英語の勉強になっている・・・
- 単語帳を見るのは欠かさないけど、これで本当にいいのかな?
などなど。
頭がいいとか、センスがあるとか、全く関係がないところで英語力が上がる可能性をつぶしているのです。
一旦すべてをフラットにして、またそれぞれの対策を知ることで英語は確実に伸びていくので安心して下さい。
そして、英語の勉強の途中で「ブレイクスルー」を体験する瞬間が来ます。
英語を勉強して伸びない人のブレイクスルーとは?
英語が急に伸びた人に必ずと言ってある経験が、「ブレイクスルー」という現象です。
英語で、「breakthrough」と書きますが、日本語では「突破口」という意味になります。
「break(破る)」と「through(~を貫いて)」という言葉が重なって出来ているので何となくイメージやすいですね。
英語の伸びは直接的な右肩上がりじゃない!
英語の上達は、直線的な右肩上がりには決してなりません。
これは覚えておいて下さい。
例えば、昨日英語のリスニングの調子が良かったけど、今日は何故かあまり聞こえない、など。でも、それは上達の過程なのでいい傾向です。
それに不安がることはありません。この事実を知っていないと、「あー、やっぱり英語が伸びない」と180度違う解釈をしてしまいます。
挫折をした人でこの勘違いをした方も多いのです。もったいないですね。
英語は伸びると停滞の繰り返しで上達する
英語力は「伸びる→停滞→伸びる」の繰り返しをしながら、ドンドン階段を上るように上達していきます。
この停滞後の「伸びる」の間に小さいブレイクスルー(普通の階段の高さ)があります。
しかし、どこかの時点でいきなり階段の高さが一気に上がる、本当のブレイクスルーを体験する瞬間があります。
それが、発音になるのか、文法なのか、スピーキングなのか、リスニングなのか実はあまり分かりません。人それぞれのようです。
私は「発音」で英語力が伸びた
私の場合、初めて体験した本当のブレイクスルーは「発音」でした。もちろん、事実として発音に力を入れておいた時でした。
発音に苦労していたころ、「fork(フォーク)」と発音したつもりが相手にはスラングの「fu〇k」に聞こえたみたいで大笑いをされました。
それがある日突然、「ネイティブのように上手くなったね」と言われたのです。不思議でした・・・
そのブレイクスルーを体験したら、あとは英語が楽しくなり、リスニングもスピーキングも急速に伸びていった感覚です。
一つのブレイクスルーを皮切りに、他の苦手な分野でも大きなブレイクスルーを経験しました。
先ほどの恥ずかしい思いをした経験後に英語の勉強を止めていたらどうなっていただろうと考えると少し怖くなります。こうやって英語を指導する立場にもなっていなかった可能性があるからです。
だからこそ英語の勉強をしている全ての方に、このブレイクスルーを体験したら本当に自信がつくということを感じてほしいと思っています。
今が挫折する時ではなく、伸びない理由をシッカリ解決する方にエネルギーを使ってほしいです。
次からは具体的に何をしたらいいのかを解説しますが、とても簡単に今日から始めることができるので是非トライしてみましょう!
英語力が伸びない人への解決策・勉強法
独学で、意識、また間違った方法を正すことは実は簡単です。
それだけで、「伸びる→停滞→伸びる」のステップを実現させて、そして本当のブレイクスルーを体験できるようになります。
それぞれの伸びない理由を解決する方法を見ていきましょう。
その1.苦手意識を克服する方法
すでに中学時代に英語を嫌いになった方が、もう一度やり直そうとすると、まずこの「苦手意識」が来るのではないでしょうか?
日本の義務教育で教えられた「英語の犠牲者」です。
本来、日本語以外の言語を覚えるというのは英語に限らず、楽しいものです。
勉強という言葉をこの記事でも使っていますが、「勉強=楽しむ」というのが本来の英語の勉強です。
だからまず、「英語に触れる楽しさ」を感じるようにしていきます。
好きな音楽、ドラマや映画、またはスマホのゲームなどを英語に設定するなど、寝る前でもいいですし、先ずは「机に向かった勉強というのは忘れる」ことが大切です。
リラックして英語に触れて楽しくするには、先ずは音楽がいいかもしれません。Youtubeなどで無料で見れるので、『英語リスニングにおすすめの歌(洋楽)|初級・中級者向け厳選12曲』の記事を参考にしてみて下さい。
その2.継続して勉強が出来るようになる方法
「英語力を伸ばすのにコツはありますか?」とよく聞かれますが、その一つとして必ず答えているのが「継続」という言葉です。
それは一週間に1回の継続ということではなく、「毎日の継続」のことです。
やはりこれに勝るものはありません。
でも、「えー、毎日は無理!」という声が聞こえてきそうです・・・
それは、あなたが「英語の勉強は何時間もする必要がある」という間違ったイメージがあるためです。
毎日の継続のコツは、1日5~10分から始めることです。寝る前、通勤・通学中などのスキマ時間で十分なので毎日英語に触れる習慣を付けるのが大切です。
ちょっと話は変わりますが、私は体系維持のために腕立て伏せと腹筋を毎日しているのですが、トレーニング関連の書籍などを見ると3セットと書いているのが多いのですが、私は2セットで止めています。
これは英語の勉強で継続する大切さを知っているので、自分が毎日継続できる回数をするようにしています。要するに少し余裕を持てるのが2セットということです。
ここでは、あなたが出来る英語の勉強がどれくらいの時間なのかの設定が大切になります。
今日12時間勉強したけど、明日は何もしなかったでは何の意味もありません。例えば、10分という短い時間でも毎日触れる方が一番英語力が伸びていきます。
だからこそ、今ここで英語の勉強にどれくらい毎日割けることができるかを設定しましょう。そしてそれを守るようにしてください。
私の筋トレと同じように一度試してから設定しても構いません。
その3.モチベーションの設定と維持
何故、あなたは英語の勉強をしたいと思っているのですか?
- TOEICや受験などで英語の点数を上げたい
- 転職に有利で給料も高いから
- 海外旅行で外国人と英語で会話したいから
- 将来、海外で暮らしたいから
などなど、人それぞれ自分の目的はあるかと思います。
英語が上手くなった時のイメージをすることは本当に大切です。
「上手くなったら〇〇をする!」と部屋の壁に紙を貼っている生徒さんもいます。
モチベーションの設定ですね。これは、上述の毎日継続するコツの一つでもあります。
実際、英語力がついてマイナスになることはありません。プラスしかないのですが、どれくらいイメージして強く思っているかにより上達スピードも異なるので、常に思うようにしてください。
私の場合は、「英語を習得して海外で仕事をしているイメージ」を片時も忘れなかったですね。それがモチベーションになっていました。
その4.正しい英語の勉強法を実践する
冒頭でもお伝えしていますが、留学しても英語力が伸びない方は結構多いです。
英語の環境なのになぜなのでしょうか?
それは、言語習得の一番根底にある、基礎中の基礎の「聞く力が備わっていない」からです。
日本語もそうですが、言葉を覚えるときは、文字化されていない純粋な言語を聞き取ることから始まります。
英語の勉強を継続するにも、苦手意識を克服するにも、モチベーションを維持する際にも先ずは「リスニング力」をマスターするイメージが必要です。
マイスキ英語で最も読まれている、『英語の勉強法で確実に上達する人としない人9つの違い』でも解説している通り、先ずはリスニングに集中して勉強をするとブレイクスルーを体験しやすくなります。
まとめ:今英語が伸びないのは普通の現象だから心配しないこと!
何度も言いますが、英語はストレートに右肩上がりにはなりません。
伸びる間の停滞期間に継続して、モチベーションを保てて、正しい方法を出来ているのかが一番大切です。
もどかしい期間は英語をマスターした誰でも体験していることなので、あなた一人ではありません。
だからこそ、毎日無理のない時間で英語に触れるという習慣がコツとなります。是非、今日から実践してみましょう!
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